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【ネコミケ】萌えろ!2日目の幻想バトルロイヤル!
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<2>
繰り返すが、テオのろっこんは雑である。
もれいび以外の ひと も閉鎖空間に放り込まれてしまう。
しかも自分の意志とは無関係に。
この状況を把握し兼ねる小学5年生、
津田 亮悟
はイライラしていた。
「ちっ。なんでこんなところにいるんだ? 俺、こんなところに来るつもりなかったのに。しかも出口がねぇ……どうしてだよ、畜生」
付近をフラフラと散策していたところをテオのろっこんに捕まってしまった不幸な津田。
出口は見えない力で封鎖され、帰ることすらままならない。
しかも彼の不幸はこれだけにとどまらない。
「て言うか、会場のあちこちにいるの何なんだよ? 化け物? なんでそんなのがここにいるんだよ……。その辺あるいてる変な格好の奴らとは違うのか? 畜生、全然分からねぇ……」
途方に暮れて彷徨う津田。
時折、妙な光線が飛び交い、奇妙な衣装の連中に追い回されたり、散々な目に遭い続ける。
「誰かに触られるのは嫌いなんだよ! あっち行け!」
津田は怒鳴り散らしながら、会場内を逃げ回ることしかできずにいた。
「おかしいな、確かアウトレットへ向かう途中だったはず……。俺、いつの間に寝子電スタジアムにいるんだろ?」
一方、もれいびの小学4年生、
双葉 由貴
は自分の頬をつねった。
「いてて! 夢じゃない? でも、どう見ても悪夢だ……!」
混乱する双葉。
だが、追い掛けられている津田を発見すると、助けに入るべくすぐに追跡を開始した。
「なんか追われてるじゃんか! 俺と同い年っぽいし、助けなきゃ!」
津田を助けるべく、キャラクター集団を止めようと必死に走る双葉。
そこへ黄金の鎧を着込んだオッサンが、双葉に向けて光線を発射!
「うわぁぁ!?」
ビリリッと体のしびれを覚えた双葉。
思わず吹っ飛ばされてしまう。
「いってー……! 何するんだ!」
双葉はオッサンを探すが、既にどこかへ行ってしまった模様。
「そうだ、はやくあの子を助けないとだ!」
困っている人を放っておけない性分の彼は、何としても逃げ回る少年を助けたかった。
「そうと決まったら変身だ!」
双葉は
さも当然の如く、右手を天高く掲げて呪文を唱えた!
「ブラフマ・ヴァルタ・アーリア・ヴァーチュ!」
呪文を唱えると、全身が青い光に包まれてシルエットだけの姿に。
魔法少女の変身シーンでは全裸になるのが必須条件である。
輝く風と氷が双葉を包み込んだかと思えば、青と緑を基調としたAラインのセーラーカラーワンピースとショートブーツに変化!
そして魔力源の宝石が付いたカチューシャを身に付けて決めポーズ!
「北風の魔女っ娘ユッキー、びゅるるんと参上♪」
笑顔でウインクすれば、非常にあざとい。
気が付けば数名のカメラ小僧にハァハァと荒い息を吐かれていた。
「ウィヒヒヒ! お嬢ちゃん……あっちの人気のないところで写真撮ろうよ……」
「うわぁぁ、キモイキモイ!」
怯えたユッキーが叫びながら掌をかざすと、何故か冷え冷えのブリキバケツが召喚され、カメラ小僧へ向けて飛んでいった。
中身のキンキンに冷えた氷水が彼らを襲う!
「ィヤアー!? 氷水被って社会貢献できるかー!」
「1万円! 1万円あげるから許してー!?」
あわや心臓麻痺! カメラ小僧たちの唇は紫に変わっている!
「よく分からないけど、今のうちに逃げる!」
ユッキーは逃げながら、先程の変身シーンを振り返っていた。
「な、なんだよこれ! なんでセーラー服!? なんで俺、こんな服着てるんだ!? もう泣きたい、恥ずかしさに死にたくなる……!」
顔をトマトのように赤く染め、半泣きのままダッシュするユッキー。
そうこうしているうちに、追い詰められていた津田の姿をようやく見つけ出したのだ。
「なんだよ、お前ら……! 寄るんじゃねぇ、触んな!」
迫り来るヒーローコスプレ連中に、ガンを飛ばして威嚇する津田。
「大体、ヒーローとかそういうの嫌いだ……。何が面白ぇのか、全然わかんねぇし。ちっ、見てたら余計ムカついて来た」
口は達者でも多勢に無勢。
迫り来る手数多に、津田は目をつぶって身を縮める。
「お前らなんか吹っ飛べェェェ!」
叫び声の後、突如、強烈なブリザードがヒーローたちを吹き飛ばした!
何が起きたか分からない津田。
視線の先に、セーラーカラーのワンピースを着た人物がいることに気が付いた。
「あいつ、どっかで見たことあるような気がするな……?」
訝しがる津田に対し、心配そうに駆け寄ってくるユッキー。
「大丈夫か!? お前が変な奴らに追われてたから、魔法で吹っ飛ばしたんだ」
「ちっ……」
津田は舌打ちをした。
もはや癖となった舌打ちに、ユッキーは顔をしかめる。
「なんだよ、助けてもらっておいてその態度は?」
「助けてくれとは言ってねぇよ。それに……」
津田はユッキーの頭からつま先まで、じっくりと観察した後に、ジト目で問い掛けた。
「……それ、趣味か?」
「そんなわけないだろっ!」
ユッキーは思わず怒鳴り付けた。
「うっせぇな、じゃあなんで女の格好してるんだよ、てめぇ?」
津田は双葉を嫌悪の視線で見詰めた。
ユッキーは耳まで真っ赤に染めて涙目で訴える。
「そんなの……、俺が知りたい! くそっ、こんな格好になったのも、勘違いされたのも、全部あのオッサンのせいだ!」
マジカルバケツを腹いせに蹴っ飛ばすユッキーであった。
「おいお前!」
怒り心頭のユッキーが津田に向かって声を荒げる。
「この奥に金ピカの鎧を着たオッサンがいるはずだ。そいつを倒せば元の世界へ戻れる! だから手伝え!」
ユッキーはズカズカと西側ブースの奥へ歩き出した。
「ほら、早く来いよ!」
何がなんだか分からないまま、津田はやむなくユッキーの後ろを付いてゆく事にした。
「ちっ……面倒くせぇな……」
嫌々ながら、人混みで気分が悪い津田は一刻も早く帰宅すべく、ユッキーに協力することを選んだ。
こうして、2人の決して好感触とは言えないエンカウントイベントが成し遂げられた。
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担当ゲームマスター
焼きスルメ
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シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
バトル
定員
1000人
参加キャラクター数
72人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年08月02日
参加申し込みの期限
2014年08月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年08月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
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