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【ネコミケ】萌えろ!2日目の幻想バトルロイヤル!
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【閉鎖空間:西の白虎】
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東西南北のブースに出現した四神獣っぽいナニカは、『自分自身こそが最強のキャラクターだ』ということを証明するため、好き勝手やりたい放題繰り広げていた。
更にテオの能力で会場内に取り残された参加者たちに光線を浴びせ、自分たちの駒のように扱っている節も見て取れた。
だが、全員が四神獣モドキの言いなりになる訳もなく、有志たちは四神獣討伐に向け、各々で行動を開始する。
ここは西のブース、白虎の領域。
既に光線を浴びた一般人たちは、モヒカン頭の荒くれ野郎に変貌を遂げていた。
「ヒャッハー! 身ぐるみ剥いでやるーッ!」
モヒカン頭は、光線を浴びていないコスプレイヤーの少女の衣装を無理矢理に剥ぎ取ろうとしている!
「白虎様の領域内では、鍛え抜かれた筋肉こそが至高なのだー!」
「きゃぁー! 誰か助けてー!」
彼女の悲痛な叫びが、虚しく周囲に響く。
「ケッケッケ! 誰も助けになんかこねーよ! しかし、お前……いい身体、してるじゃねーか……! ちょっとくらいオッパイ触ったって罰あたらねーよなぁ?」
モヒカン頭の下劣な顔が、はだけたコスプレイヤーの少女の顔に近付く。
「い、いや……! 来ないで……!」
「だからッ! 誰も助けにこねーよ!」
モヒカン頭が少女を押し倒そうとした、その時!
「貴様……、そこで何をしているのかしら?」
巨躯の影が、モヒカン頭の前に現れた。
モヒカン頭が振り返ると、そこには風になびくボロボロのローブを纏った、屈強なオカマが腕組みをして直立不動でそこにいた。
「な、なんだァ? テメーは? オカマは引っ込んでな!」
「下衆に名乗る名なんて持ち合わせていないわ。あと、アタシはオカマじゃないわよ」
無駄に渋いバリトンボイスでオカマは告げる。
モヒカン頭は邪魔されたことに腹を立て、転がっていたパイプ椅子を高々と掲げる。
「オカマの癖してスカしやがって。邪魔すんじゃねーよ、痛い目遭いてーのか!?」
モヒカン頭がオカマに殴り掛かろうと前に出る!
だが、オカマは避けようともしない。
無駄だと言わんばかりに、超然と仁王立ちのまま身動ぎ1つしないのだ。
「ハッ、ビビってんのか? 口ほどにもねぇな!」
モヒカン頭が馬鹿にすれば、オカマは呆れたとばかりに言葉を漏らす。
「……強い者ほど、相手の殺気を読み取り、不利と分かれば逃げていくものよ。君子危うきに近寄らず、って言葉を知らないの?」
「国語の教師か、てめーはよォッ!?」
しびれを切らしたモヒカン頭が、遂にオカマに飛び掛っていった!
だがその動きを、オカマは指先1つで食い止めてみせたではないか!
「貴様がお喋りしている間に、アタシの練気は完成しているわ」
戦いに際しては呼吸を整え気を練り上げるのが、オカマの戦闘スタイル。
それを見抜けなかったモヒカン頭は、所詮やられ役のモブキャラなのだ。
「女子に乱暴を働いた悪行、綺麗なものを汚した罪は万死に値するわ……」
「ひ、ひぎィ!? た、助けてくれ、俺はただ、この奥に居る白虎に言われてやってただけだ!」
やっと彼我の差を知ったモヒカン頭が命乞いをするが、オカマは構わず彼に歩み寄る。
「安心しなさい。アタシは優しいの」
オカマの両腕が、円を描くようにスローな動きを見せた。
「痛みを感じる前に、一撃で終焉(おわ)らせてあげるわ」
オカマが一歩踏み出すと、素早い貫手でモヒカン頭の眉間を突いた!
「尾鎌蛇拳王(おかまじぇけんのう)奥義……、『地潜(ジムグリ)』……!」
オカマが指先を離すと、突然、モヒカン頭の顔がボコボコと肥大化していく!
突きに篭められた気が、攻撃対象の全身を暴走しているのだ。
そしてそのまま、モヒカン頭の衣服が爆発四散!
テーレッテー!
「たわばッ!」
白目を剥いて気絶した全裸のモヒカン頭を看取ったオカマは、少女へ駆け寄る。
「怪我はないかしら?」
「は、はい……。助けていただき、ありがとうございました……」
少女は白い髪を揺らし、丁寧にお辞儀をした。
「私、
北条 冬華
といいます。よろしければ、お名前を……」
少女の問い掛けに、オカマは無駄に大物っぽい味方キャラ(超強い)口調で答えた。
「
尾鎌 蛇那伊
……」
尾鎌はそのまま、西の白虎を打倒すべく奥へ進んでいった。
「
どこかで、あったことあるような……?
いけない、それよりこの騒ぎを解決しなきゃ!」
北条は魔法少女のコスプレ姿になっていた。
以前、経験した不思議な空間で着ていた衣装
とそっくりだ。
「あの時と違って、闇落ちはしてないけど! 氷の魔法もそのまま使えるようですし、早く元の世界に帰れるように戦わないと!」
北条はもれいびではないが、何度か神魂事件に巻き込まれているおかげか、こういう事態への対処を弁えているようだ。
彼女は南の方角へ向かい出す。
「南の赤い相手はきっと火属性。氷の魔法がよく効くはずです!」
自信たっぷりに彼女は氷の大鎌を携えて進撃を開始するのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
焼きスルメ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
バトル
定員
1000人
参加キャラクター数
72人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年08月02日
参加申し込みの期限
2014年08月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年08月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
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