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パンツ、家出をする
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「――山道? 地元育ちの自然児をなめんなよ」
利平は山道を軽い足取り上っていった。
前方に、大漁旗柄のトランクスがひらひらと飛んでいる。
「3枚しかねえトランクスを失うわけにはいかねえんだ! どこまでも追いかけてやるぜ!」
その時、ふと彼のトランクス以外のパンツも空に現れた。
1枚、2枚、3枚……パンツはどんどん仲間を増やしていく。
「んのっ! ア・レ・は! 真っ白柔らか女子パンツじゃないですかけしからんっ! ……あんな空飛ぶ猥褻物は、俺が確保してくれやがるぜ!」
俄然やる気が出てきた。
乙女の秘め布にはまこと不思議な力が宿っているようである。
先へ進めば進むほどに、パンツはますます増えていった。
気が付けば、空だけではなく、まわりの木立にも羽を休めとまるパンツの姿がちらほら……。
「な! なんなんだ! アッチからも、コッチからも、パンツがヒラヒラ飛んで来やがる」
ゴクリと息を飲んで、利平は立ち止まった。
頬をこぼれる汗をそっと手の甲で拭う。
「ここはどこだ? 九夜山だ! 間違いねえ……だが俺よ。現実から目を背けるんじゃねえ。目の前に広がるあの光景はなんだ? ヒラリフワリと舞うパンツ達。ここはアレじゃねえのか? 30歳までDTだった奴だけが辿りつくという、妖精の国……『ドリーム・パンツ・ランド』! 略してDPL!」
するとどうだろう。
どこからともなく聞こえてくるではないか。いや、聞こえてくるような気がするではないか。
魅惑の妖精達が舞う夢の国の歓声が。
D・P・L・! D・P・L・!
「聞こえて来るぜ、歓声が。沸き上がるぜ、純な欲望が。大漁旗トランクスよ、導いてくれたんだな。このDPLへ!」
※そんなものはありません。
「あはは、待って~パンツちゃ~ん」
幻想に飲み込まれた利平はしまりのない笑顔で、ひらひら舞うパンツを追いかけ始めた。
けれども、現実とは過酷である。こっちが友達だと思っていても、向こうもそうだとは限らないのだ。
「人間だ! 人間が来たぞ! であえであえ!」
「……んなっ!?」
空を飛んでいたパンツは黒い一塊となり、利平目がけて落ちてきた。
あっという間に彼を飲み込んだパンツは、ぎゅうぎゅうと綿100%の身体で締め付ける。
トドメに戸惑う彼の顔面を、すっぽりとパンツが覆った。
「包み殺しにしてくれるわっ!」
「ぎゃあっ! 男もんのブリーフじゃねえか! 嬉しくない嬉しくないっ!」
「不快さに悶え苦しむがいい!」
「ん、んなろォ……!!」
カッと目を見開いた利平は、その拳をぎゅっと握りしめ、解き放つ……!
ろっこん『にぎりっぺ』によって圧縮された空気が解放され、爆発的な突風が巻き起こった。
その風圧でパンツたちは彼の身体から引きはがされ、ぺちぺちと地面に散らばっていった。
「ちくしょう。夢は夢でも悪夢は勘弁だぜ……ったく」
散らばったパンツは大抵が男ものであったが、その中に一枚、素敵なピンクのレースのパンツがあった。
「こ、これは……」
と辺りを確認して「戦利品に一枚ぐらいいいよな」そう言って、お守り代わりに懐に忍ばせた。
それから気を良くして先に進む。
しかしなんというか、良いことは続くものである。
なんと目の前に、パンツで縛られた渚と璃亜が転がっていたのである。
「こんなところに好きにして下さいとばかりの女の子が……!」
しかも2人とも、女もののパンツを顔面から被らされている。
「そ、そこのあなた。お願いします助けて下さい~」と涙目の渚。
「このパンツをどうにか……。あ、あんまり見ないでください……」と恥ずかしがる璃亜。
利平はゴクリと2度目の息を飲んだ。
1人は被されたパンツの隙間からでもわかるとんでもない美少女。しかも巨乳。
もう1人は小柄で華奢、けれどその幸薄い感じが男心をくすぐる女の子。
――しかも2人ともノーパンなんだよな……。
思春期の男子にとって、これほど幸福な場面はないだろう。
すると心の中の悪魔が話しかけてきた。
――なぁ利平。なにを迷ってんだ。さっさとそのスカートをめくっちまえよ。こんなチャンスもうねえぞ?
――や、やっぱりそう思うか?
――いけません!
――こ、今度は誰だっ!?
――私は心の中の天使です。そんな破廉恥な真似はやめるのです。
――天使コラ! いい子ちゃんぶってんじゃねーぞ!
――いいですか。ここは彼女たちを助け、長期的に良好な関係を築くのです。そうして仲良くなれば、いずれ身も心もあなたのものに……。
利平と悪魔は顔を見合わせた。
――な、なんて冴えてる天使なんだ!
2人を助けようと、利平が決めたその時、茂みの中から、下心が飛び出してきた。
股間を必死で押さえながら、苦悶の表情である。
「がはっ。ひ、ひと玉やられた……」
その後から、円と月詠も飛び出してきた。
2人の目に下心と、その前方に立ち、縛られた女の子に何かしようとしている利平が映った。
大きな誤解が生まれるには絶妙のタイミングであった。……まぁ誤解でもないのか。
「また変態……。骨削の言ったとおり、ロクでもないのがたくさんいるようだな、桜庭」
「変態は全員まとめてぶっ飛ばす……!」
「は? ま、待て! お、俺はなんにもしちゃ……う、に、逃げろぉ!!」
「……なんて無惨な……」
解理は、地面に転がった渚と璃亜を見て、そう呟いた。
騒ぎを聞きつけてきてみれば、あられもない姿の乙女が2人。
ううむ、むごい……と解理と美弥子、タルトは唸った。
「とにかく助けてあげよう」
「そうだね」
美弥子も頷き、彼女たちを拘束するパンツの剥がしにかかる。
「……あれ? そう言えば、八神氏は?」
「あー、あっちにいるよ」
タルトが指差す方に、修は立っていた。木の下でそっぽを向いている。
「何をしてるんだ、彼は?」
「この子たちを直視するのは男子としてまずいとかなんとか……」
「へぇ。八神君って紳士なんだねー」
感心する美弥子に、解理は「どうだかねー」と肩をすくめた。
「そういうのに限って、意外とむっつりなんだよね」
「あははっ、修くん、むっつり~」
くすくすとタルトは笑った。
「……あ。そうだ、ちょっと待って」
「ん?」
タルトは持ってきた画材道具を取り出した。
「このまま下着のないままってのも可哀想だから……」
パレットに絵の具を絞り始めた彼女に、身動きのとれない渚と璃亜は戸惑った。
「あの、何を?」
渚が尋ねると、タルトは笑顔でこう返した。
「ボディペインティングでパンツを描いてあげる♪」
「え、ええっ!?」
「失礼するね」
そう言って、渚のスカートをぺろりとめくった。
「……あっ!?」
筆でペタペタと股間に色を乗せていく。
細かい筆先の動きが、こそばゆく、渚は妙な吐息を漏らしながら身をよじらせた。
――人に全部見られながら、パンツを描かれて……。変な声も出しちゃって……。うう……。
恥ずかしさで、渚は焼けたやかんより真っ赤になった。
「はい、できた」
渚の股に立派な白いパンツが描かれた。
「それじゃ次はキミの番だね」
「あ、あの……」
断る間もなく、タルトは璃亜のスカートをめくり上げた。
璃亜の真っ白な肌が赤く高揚する。
――は、恥ずかしい……。あっ筆が……。そ、そんなとこ、だ、ダメ……っ!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
梅村象山
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
コメディ
SF・ファンタジー
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年01月29日
参加申し込みの期限
2014年02月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年02月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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