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\ オーバータイム!/
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妄想<ウソ>が現実<ホント>になるところ。それが、らっかみ!
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【にゃあ! にゃあ! ねこるふ!】
「いよいよセカンドシーズンだ。これからの1年もまた、色んなことが起こるだろうよ……だからよ、オッサンとしちゃあ、若者の支援でもしてやりてぇわけよ」
「セカンド、何だって?」
気にすんな、と豪快に笑うのは
曖浜 鴻
。
ここは九夜山のふもと。ちょうど寝子島高校の裏手に当たるところへ、ぽっかりと開けた暗い穴を前に、
水守 流
は首を傾けます。
「で、この穴が何なんだ? ダンジョンの入り口とか?」
「おお、そのとおりだぜ若モンよ!」
昨年度には、そりゃあ色んなことがありました寝子島です。次なる一年もまた同じように、いえいえさらに激しく、様々なトラブルやハプニングがてんこもりで押し寄せてくることでしょう。
そんな状況を見据えて、鴻が奮闘する若者たちを後押しするためにという名目のもと、ぶちかましたウソがこちらです。
「『寝子島やその周辺には、お宝が眠るダンジョンがたくさんあるんだぜ!』ってな。罠やアトラクションを突破して、『お宝を見つけて掘り出して加工すりゃ、フツウを守るために有用な武器や道具、鍵になる』って寸法よ」
「へぇ! 面白そうじゃねぇか」
一気に漂い始めた冒険の匂いには、ゲーム好きな流もがっつりと食い付いたようです。
ダンジョン! トラップと強敵にあふれ、複雑怪奇な迷路を踏破した先で勇者を待ち受ける、ぴかぴかと輝く宝箱……嗚呼、ダンジョン! これほどにゲーマーの心くすぐる言葉があるでしょうか……!
「ってなわけで、今回はこの『九夜山ダンジョン』を攻略するぜ。『宝の地図はある』し、『探索の準備も整えた』。さあ……大冒険に出発だ!」
「おーっ!!」
ウソを重ねて、ばっちりインディアナ風でジョーンズ的なコスチュームやら道具やらを身に着けたふたりは、さっそく未知なるダンジョンへずずいと足を踏み込むのです。
長い廊下の両側に、おどろおどろしい奇怪な壁が延々と連なっています。歪な形状、見る者に不安を抱かせる色彩……そしてそこかしこに見られる、猫のような形のレリーフ。
「な、なんてこった……! ここはねこるふが封じられた古代都市、ニャニャイエだ!」
「ニャニャ、何だって?」
流が唐突に口走った言葉に、鴻は懐中電灯で猫レリーフを照らしながら尋ねます。
流は興奮気味に、
「古代の神ねこるふが夢を見ながら眠りにつく非ユークリッド幾何学的構造を持つ奇怪な建造物が立ち並ぶ巨大都市でそこにはねこるふの眷属である神話にゃんこが500体以上封じられているとされ……」
「何だ何だ。要するに、やべぇところなのか?」
「ああ、まずいぜこいつは……! 神話にゃんこを見るとNYAN値が直葬されて、もふらずにはいられなくなってしまうんだ」
緊迫感があるんだかないんだか良く分からない流のお話ですけれど、彼的には『やべぇよ!』なのだそうです。
まー実のところ、エイプリルフールにテンションの上がった流がうっかり朝方に発した、『古代都市ニャニャイエが浮上してきたぜ!』なんてウソと、鴻のアドベンチャーなウソが混ざり合った結果のようですけれど。
「ニャニャイエが完全に浮上しちまったら、誰もが神話にゃんこをもふることしか考えられなくなって、社会が危ない!」
「なるほどな。ということは……そこにはさぞかし、すげぇお宝が眠ってるんだろうな?」
ニヤリ! 鴻は返って冒険を求める男心を刺激されてしまったのか、今さら引き返すつもりもないようです。そして、ごくりと喉を鳴らした流もまた、尻尾を巻いて逃げる気は毛頭ありません。
「確か、神話にゃんこは煮干しやカリカリに目がないはずだ。そして『俺は煮干しとカリカリを手に持っている』。よし! こいつで神話にゃんこをねこるふもふもふ。ねこるふもふもふ」
「お、おい! そいつがその、神話にゃんこじゃねぇのか?」
「はっ!?」
鴻が指差したのは、流の腕の中。いつの間にもぐりこんだやら、気づくとそこにはふにゃおんとあくびをする神話にゃんこの姿が! かわいい! これはもう宇宙神話的かわいらしさ!
「ぬおおおお、俺のNYAN値がやばい!? にゃんぐるい むぎゅるうにゃふ ねこるふ にゃにゃいえ ふにゃふにゃごろろ ふにゃぐん!!」
「良く分からんが、こいつはやばそうだ!? おい、逃げるぜ!!」
のんびりなにゃんこを優しく地面に下ろして、鴻は一時的な猫ぐるい状態に陥ってしまった流の手を引き、一目散!
と言いつつ、向かった先が出口ではなく奥のほうだったりするのは、やっぱり冒険者魂の成せる業といったところでありましょうか。
「『実は俺、ベテラン冒険者なんだぜ』!! あらよっと」
鴻は流を抱えたまま、しゅばっと伸ばしたムチをびしりと柱に巻き付けて、途切れた通路をターザンよろしくロープアクション!
後ろではてててててっと追いすがる無数の神話にゃんこたちが、追いかけっこには飽きたのかごろりと寝ころんで毛づくろいを始めております。
「お宝は手に入れたし、とっとと脱出するぞ!」
「ねこるふもふもふ……お、おお!」
古代都市を神話にゃんこたちから逃げ回る中で、ちゃっかり回収したアイテムの数々をごっそりバックパックへ詰め込んで、ふたりは出口の光を目指します。
「『輝くトラネコペロロン』に『ニャニャイエ異本』、こっちは『ニャンのガラス』か! 大漁だなぁ、フツウを守るのにどう役立つのかはさっぱりわかんねぇけど……」
「ま、何だっていいさ。ダンジョンもお宝も、寝子島にはまだまだたくさんの冒険が眠ってるんだからな。そら、出口だ!」
満載の宝を背負って、ぴょーん! 嗅ぎ慣れた寝子島の空気の下へと飛び出したふたりを、コズミックレベルにかわいらしい神話にゃんこたちが、しっぽをふりふり見送っておりました。またきてね! と言わんばかりに。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
イエローシナリオ(50)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
109人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年06月09日
参加申し込みの期限
2017年06月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年06月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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