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寝子島少年科学団の、バック・トゥ・ザ・クリスマス
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【パーティタイム!】
曖浜 瑠樹
の
お願い
が、風の原公園へと、奇跡を呼び込みました。
「わぁぁ……!」
ゆるキャラ、着ぐるみ。どういう仕組みか、ぴこぴこ動くぬいぐるみ。ニャンコもワンコも、ウサギもカメも、ゾウもカバもライオンも……瑠樹の大好きな可愛いキャラクターたちが、これでもかとたくさん!
「お願い、叶ったよぉ、おじいちゃんたち!」
ぱあっ! と輝く笑顔に、
「お、おう、うむ。そりゃあ良かったのう……?」
「なんじゃこれ、ワシらのマシンが、本当にお願いを叶えちまったのかの? ワシらの才能、開花しちゃった?」
機械はあくまで『夢を見せてくれる』予定でして、想定外の挙動にぱちくりと目をしばたかせた、寝子島少年科学団。アインシュタインさんとコペルニクスさんは揃って首を傾げたものの、エジソンさんはふんすっと鼻から息を吐いて、
「誰かが気を利かせて、あのサンマやらマンボウやら寄こしてくれたんじゃろ。まっ何でもいいわい、見てみい、瑠樹くんのあの顔を!」
言うとおりに、瑠樹は着ぐるみたちに囲まれて、ぱたぱたと軽やかステップ。にこにこ、にっこり! ついでに彼のろっこんまでも発動して、ほんわかほわ~ん。興味を惹かれて公園へと集まってきた人々を、これでもかと和ませまくっております。
「へへ~、楽しいねぇ。あっ、狐さんだぁ!」
こーん! もっふもふの毛並みは、
呉井 陽太
に
楢木 春彦
が再会を望んだ、あの狐たちであるようです。放課後にちょうど公園へと足を運んだ彼らは、
「うわぁ……狐さんたち! 会いたかったよぅ……あっ、お菓子まで持ってきてくれたのん?」
「おーっ、俺のヨメじゃねぇか! 相変わらずカワイイなーこのこのーっ」
もふもふもふもふ! 狐たちのくわえた小さなカゴには、ころころとした金平糖がぎっしり詰まっていて、口に入れるとさっぱりした甘みが広がって、ほっこり。
瑠樹の穏やかな笑みが、公園内へとどんどん、いくつもの笑顔を生み出していきます。
多喜 美律
はサンマさんとマンボウくん、それに瑠樹とも一緒になって、くるくるくるるん! 踊ります。
「もう、最っ高ー! 遅れてクリスマスプレゼントをもらっちゃった気分、おじいちゃんたちありがと~♪」
ベンチに腰かけて、ゆったり。立ち寄った公園にて、そんな光景を眺めていた
綾辻 綾花
と
早川 珪
のもとへやってきたのは、サンタの恰好をしたカメラマン。ちょっぴりレトロなインスタントカメラを構えて、
「おふたりさん、笑って笑って! はい、チーズ!」
ぱしゃ! じじじじ……と出てきた写真フィルムの中には、並んだふたつの照れ笑い。
「……珪先生、これ、私が持っていてもいいですか……!? その、記念に……!」
「うん、構わないよ。何だか照れくさいけどね」
サンタ姿のカメラマンはあちらこちらを回っては、ぱしゃり、ぱしゃぱしゃ。じじじじ、とその場で現像された写真フィルムを配っていきます。
瑠樹も、少年科学団のおじいさんたちや、メイドロボットのエマ=メイお姉さん、それにサンマさんやマンボウくん、たくさんのゆるキャラたちに囲まれて……ぱしゃり! そんな楽しい楽しい写真を受け取って、大喜び!
「わぁ、嬉しいねぇ♪ おじいちゃんたちも、エマ=メイお姉さんも……みんなみんな、ありがとうなぁ!」
遅れてやってきた、クリスマスの奇跡。叶わなかったはずのお願い、季節外れのクリスマスプレゼントが届けられたのは、公園だけではありません。
「えっ、飲みに……?」
同僚たちのお誘いに、
深倉 理紗子
は目をぱちくり。
「深倉先生も一緒に、どう? 患者さん来ないし、みんな退院しちゃったし。今日くらいは、良いんじゃないかな」
なんて言われて、少しだけ考え込んで。
「……そうね。今日くらいは……」
いつも頑張っている彼女のこと。一日くらいはリラックスして楽しんでも、バチは当たらないというものです。
北原 みゆき
、
龍目 豪
の目の前に広がるのは、きらきら。ぴかぴか! 色とりどりに瞬く、寝子島の夜景です。
「……綺麗」
「ああ……すげえ光景だな」
九夜山の展望台から一望する島はどこか神々しくて、吸い込まれそうなほどに美しくて。ふたりはしばし、言葉も無く見入ります。
同じ夜景を、
月守 輝夜
と
青木 慎之介
は、観覧車の上から眺めています。
「わぁ、すごい……!」
「ビューティフル!」
ふと輝夜が見ると、慎之介の輝くような横顔。いつだって明るく楽しい彼と一緒にいるだけで……ぱ、とこちらを向いた彼を目が合って、微笑み返してくれるだけで。輝夜はなぜだか嬉しくて、胸があたたかくなってしまうのです。
「ああ。冷えると思ったら」
桐島 義弘
が見上げた鼻先へ、はらり。ひとひらの雪が舞い降りて、あっという間に溶けていきました。
宮祀 智瑜
は頬をぽうっと赤く染めながら、微笑みます。大好きな、彼へと。
「ホワイトクリスマスですね。義弘先生♪」
「そうだな。なぜ今、クリスマスなのかは分からないが……まぁ、悪くは無い」
儚げな雪片が降り落ちるのを指差して、
七夜 あおい
は浮かれがち。
「見て見て修くん、雪! 綺麗ね……!」
はしゃぐ彼女を眺めているだけで、
八神 修
もまた、心はどこまでも穏やか。安らいでいくのを感じます。
「ああ……綺麗だな。とても」
もちろん、修が見つめていたのは雪ではなく、彼女の横顔でしたけれど!
しばし、まどろんでいたようです。
校舎の屋上で目を覚ました
斉田 珠喪
は、肩にかけられている、薄手のタオルケットに気付きました。降ってきた雪に、誰かが気を利かせてくれたのでしょう。
……珠喪がこうして屋上にいる時、訪れる人影は稀なもの。一体、誰が?
答えはどこにもありません。けれど珠喪は、ただ……ふ、と微笑を浮かべたのみ。
おじさんに厚くお礼を言って、
鴻上 彰尋
は古本屋を後にします。
そろそろ帰って、夕飯の支度をしなければ……そう思いながらも、意識は自然と、カバンの中へ。
おじさんは、あの台本を譲ってくれました。他に、誰も見る客はいないからと。演技を志すような若者が持っているほうが、本来の持ち主も喜ぶだろうから、と。
(……なんて偶然だろう。まるで……)
彰尋は、今さらながらにふと、クリスマスにポストへ入れた、あのお願いのことを思い出しました。
「君はその鋼のボディを、気に入っているかい?」
冷たい手を取り、滑らかな感触に触れて。
サキリ・デイジーカッター
が尋ねると、ぱかぱかと明滅する、エメラルドグリーンの瞳。
サキリは、羨ましく思っていたのです。彼女の身体を。機械の身体を。自分もそうであったなら、どれほど良かっただろうと。
けれどエマ=メイは、
「そうですね、おじいさんたちや皆さんのお役に立てますから、けっこーお気に入りかも☆ でももちろん、サキリさんのようなあたたかいお身体だって、とっても素敵だと思います……」
「エマ=メイお姉さん、サキリお兄さんも、一緒に踊ろうなぁ!」
「あらっ、瑠樹さん☆ ええ、踊りましょう。さあ、サキリさんもご一緒に♪」
にこにこふんわり、瑠樹がふたりの手を取って、たん、たたん! 賑やかな音楽に乗って、ダンスへ誘います。
その手のやわらかさを、あたたかさを。鋼の身体であったとしたら、感じることができたでしょうか?
「……まぁ、これも悪くは無い。かな?」
ごうんごうんごうん、揺れる機械を見上げた彼らは、ぱちん! とハイタッチ。
「やったなぁ、じいさんたち! やるじゃんっ」
「ふふんっ、これぞ我ら、寝子島少年科学団の実力よ! はっはっはっ」
機嫌良さそうな
野菜原 ユウ
とおじいさん三人組を、
鬼河内 萌
は、頬を緩ませながら見つめます。
萌のお願いは、正直、叶ったような叶わなかったような……ともかく、彼と一緒に過ごすことができるこのひと時は、それなりに素敵なものではありましたけれど。
「ねえ……ユウくん? ユウくんのお願いは、叶った?」
「ん、俺か? そうだなぁ……」
と……ちらりっ。ユウが一瞬、視線を寄せたのはなぜだか、リボンが揺れる萌の胸元。大変に慎ましやかな……。
「……えっ? 何? ユウくん、何で今、ボクの胸を見たの?」
「いやぁ。願いごとってのはやっぱさ、そう簡単には叶わないから尊い、ありがたみがあるモンなのかもなぁ……」
びびびっ! 萌の脳裏に、電撃的な閃きが走りました。そう……思い出したのです。
ユウと言えば、ブラジャー。ブラジャーと言えば彼。
どうやらおそらくは、ユウが、
巨乳好きであるらしい……?
ということを!
「ま、まさか……ユウくん? ポストに入れたお願いって、もしかして……ねえ、ユウくん!?」
「そりゃもうおっぱいがいっぱい……ってうわ、なっ何怒ってんだ? 心配すんなって、たとえ今は
前か後ろか分かんねー
くらいだとしても、そのうち鬼河内だってきっと…………、い、痛゛ーーーッ!? ま、待て!! あっ痛、分かった、分かったからやめて! 晩飯オゴるから! なっ!」
その後。遅まきながらにふたりで過ごすクリスマスディナーは……もちろんユウのお財布的に、ファーストフード店でしたけれど。さすがにいつかのディナークルーズにはちょっと及ばなくとも、
「もーっ。仕方ないんだから、ユウくんは♪」
それでも萌は案外、幸せな時間を過ごすことができたということです。
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あとがき
担当マスター:
墨谷幽
ファンレターはマスターページから!
墨谷幽です。『バック・トゥ・ザ・クリスマス』、のリアクションをお届けいたします~。
なぜ今、クリスマスか? と言いますと、ガイドのトップに飾らせていただいた素敵なイラストを、ぜひ使わせていただきたかった……! というのが一番の理由だったりします。前回の科学団シナリオでは、ちょっとタイミングが合わなかったもので……今回、ようやくお借りすることができました。嬉しい!
とっても雰囲気ある美しいイラストを、ありがとうございました!
今回は、おじいさんたちのはっちゃけは控えめに、皆さまそれぞれの遅まきながらのクリスマス模様をお届けいたしました~。彼らに喋らせるとですね、もう止まらなくなってしまうものでして。
『サンタ★ポスト』のお願いを出来るだけ拾わせていただきましたけれど、その叶った度合いも様々であったかと思います。中には想定外の形であったという方もいらっしゃるかもしれませんけれど、神魂がもたらした気まぐれな奇跡ということで、今この時を楽しんでいただけましたら幸いです。
それでは、今回もご参加をいただきまして、ありがとうございました!
また次の機会にもお目にかかれますことを、心よりお待ちしております~。
お疲れさまでした!
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定員
20人
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15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年05月18日
参加申し込みの期限
2016年05月25日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年05月25日 11時00分
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