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【終業式】始めようと思ったときが始まり
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【一年の汚れを駆逐せよ〔部室編〕(2)】
生徒会室では、
八神 修
がほかの役員達とともに二学期最後の整理整頓を行っていた。
「全校生徒を代表する俺達生徒会役員の部屋がちらかっていては、ほかの生徒に示しがつかないからな」
会長としての諸々の仕事で掃除に顔を出せない武道に代わり、修はてきぱきと効率的な後片づけの方法を指示をしつつ、自身も積極的に動いていた。
進捗はすこぶる順調で、あとはもうPCの電源を落し、鍵をかけて部屋を出るだけという段階にまで到達していた。
と、そのとき、ガラリと生徒会室の扉が開いて、生徒会長の
志波 武道
が部屋にやってきた。
「いやー、遅くなってゴメンNE☆――て、おおっ! 凄く綺麗になってるネ!」
武道は部屋に入るなり、キチッと片づけられた生徒会室をきょろきょろ見まわし感嘆の声をあげた。
「会長、お疲れ様です。掃除は滞りなく終わりました。あ、それから、校長の挨拶では吉田先生の意識を引いて頂いてありがとうございます」
修は武道に今朝の礼を言いつつ、PCの電源をOFFにする。
「ん? ああ、いやいや。あれは修くんのフォローあってのものだから。やっぱり挨拶はあれぐらいの短さでビシッとまとめるのがいいNE!」
グッジョブのサインを送ってくる武道に、修も穏やかに微笑む。
「会長は部屋に何か忘れものですか?」
「うん。ちょっとした小物を置きっぱなしにしてたのを思い出して。いや、修くんが綺麗にしといてくれて助かったよ。あとは午後の生徒会主催のクリスマスパーティを全力で楽しまないとだね!」
「ええ、そうですね」
修は武道の言葉に頷きつつ、二人で部屋を退出し、鍵をかける。
「それではまた」
「うん、じゃあね☆」
修は武道と別れ、次は新聞部への部室へ向かう。
修が新聞部の部室の扉を開くと、すでに
後木 真央
、
椿 美咲紀
、
常闇 月
の三人が大方の片づけを終えていたところだった。
「みんな遅くなってすまないな」
随分と綺麗になった部室を見渡しながら、修は部長として部員達に労いの言葉をかける。
「……っ!? あ、しゅ、シューくんっ。お、お疲れ様なのですっ!」
美咲紀は何か手に持っていたものをさっと後ろに隠しつつ、元気に挨拶した。
「ああ、お疲れ様、美咲紀」
修は(美咲紀のやつ、何か隠したな……)と思いつつ、気づかないふりをすることにした。
「修ちゃん、お疲れ様なのだ。真央ちゃん頑張っていらない紙を大量に処分したのだ! ついでに通信簿も処分してなかったことにしたかったけど、そこはグッと堪えたのだ!」
「……真央(ホロリ。うん、偉かったな。けど、次はもうちょっと頑張って勉強しような」
その言葉で一瞬にして真央の成績の惨状を理解した修がホロリと涙ぐみつつ、もう少し頑張りましょうと励ます。
話を聞いている限りでは、三学期は相当に頑張らないと真央の進級が危険で危ないかんじだった。
「八神さん。床や机、資料棚等は一通り拭いておきました。あと何か汚れが目につく場所があれば言ってください」
「いや、バッチリ綺麗になってるよ。丁寧に拭いてくれてありがとうな、常闇」
「いえ。私はまだ新参者ですし、当然のことをしただけですから」
修の感謝の言葉に、ふるふると頭を振る月。
と、それに、
(むむむ……。なんだか置いてけぼりにされてる気がするのです……)
特に理由のない疎外感を感じた美咲紀は――。
「あ、そ、そうだったのです! これを飾ろうとして忘れていました!」
と、大きな声で、『あるもの』を取り出した。
それはなんと正月飾りにつかうような小さな鏡餅のオブジェだった。
「……って、おいおい。美咲紀、いくらなんでもそれは気が早過ぎないか?」
修が苦笑しながら言った。
「季節感は大事ですからね! 来年も色々と楽しいことを取材して、新聞でお伝えできるといいですねぇ」
美咲紀が一年を振り返るように言うと、自然とそこにいた全員が一年の思い出を振り返り、笑顔になる。
「よし、今年の仕事もこれで終わりだ。みんな本当によくやってくれたな。それじゃあお茶にしよう」
修が部長のサプライズとしてお菓子を取り出すと、わぁっと場の空気が盛り上がった。
かくして、新聞部の清掃も無事に終了し、いよいよ今日のイベントも残すところあと一つ――クリスマスパーティーのみとなる。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
50人
参加キャラクター数
26人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年02月23日
参加申し込みの期限
2016年03月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年03月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
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