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Snow Snow Sweet!
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「やったー! やったよー! 巨大ケーキにやっと辿り着いたんだよ! だよだよ!」
ぴょんぴょんと飛び跳ねながら喜んでいるのは
柚瀬 玲音
で、隣にいた
薄野 九月
とハイタッチをしている。その様子は微笑ましく、
恵御納 理沙
と
早坂 恩
は顔を見合わせて微笑んだ。
「ちょっと疲れたけど、これもケーキを食べる前の準備運動だと思えばなんてことないわね」
「明日の筋肉痛がちょっと心配ですけど、ケーキが目の前にあると、そんなことふきとんでしまいますネ!」
城山 水樹
がそう言えば、
結梨亜・カールシュテイン
が同意とばかりに頷く。水樹は筋肉痛よりもカロリーの方が気になったけれど、すぐに考えを切り替える。食べた分は運動して燃焼させればいいし、夕飯と翌日の食事を調整すればいいのだ。
「……ハラショー」
巨大ケーキを見て、そう呟くのは間違いなく今回の雪かきMVPの
ナタリア・シシロヴァ
だ。雪の白さに甘いもの、良い組み合わせだと彼女は思う。雪かきのお陰で、程よく身体は温まっている。あとは気が済むまでスイーツを堪能するだけだ。
他の面々が走って巨大ケーキに向かう中、ナタリアはゆっくりとケーキに向かって歩き出す。急がなくても、食べ切れないほどの量があるのだから。
真っ先に巨大ケーキめがけて走っていったのは玲音と九月だ。
さっそく巨大ケーキを……と向かった二人は巨大ケーキが巨大なお皿に載っていることに気が付く。そして、お皿の上に載っている雪が綿飴であることに気が付いて歓声を上げた。
「わ、わ、これってわたあめだよー! お皿の上のゆき、ぜんぶだよ、よ!」
「…………!! サンタさんありがとー! テオもありがとー!」
玲音はきゃあきゃあと綿飴を頬張り、九月はサンタ★ポストに入れた願いが叶ったと喜んで、巨大ケーキの前に綿飴をひょいっと手で掬って口に入れる。二度目は雪と一緒に口の中へと放り込んだ。
「ふわっとしていて甘くて美味しい……雪も冷たいけど美味しいし、幸せだなぁ……!」
「つめたいわたあめ、おいしー? ボクもやってみよー、みよー!」
玲音が九月の真似をして雪と一緒に綿飴を頬張る。そうして九月と同じ様なほわっとした笑みを浮かべるのだった。口をべたべたにしながら食べる玲音の口元をそっと拭ってやると、九月は近くにあったお皿とフォークを手に取って巨大ケーキへと手を伸ばす。それから、どこを食べようかと真剣に考える。
「えへへー、どこを食べようかなー食べようかなー!」
「ボクはね、ね! ここ、このゼリービーンズと甘そうなゼリーの付いてるとこがいいな、な!」
迷わずお皿にケーキとゼリービーンズ、そしてゼリーを載せていく玲音に対し、九月は少し迷いながらも愛用の帽子の飾りに似ている花の砂糖菓子がちょこんと飾られた苺のムースのケーキを取り分ける。口に入れれば苺のムースはふんわりと口の中で溶けて、九月の頬が幸せそうに緩んだ。
「美味しい……!」
「これもおいしー! ゼリービーンズいろんな味だよー、口の中でみっくすじゅーすだよ! よ! ゼリーはいちごとオレンジで、甘くておいしーんだ!」
少し食べたらまた違う味を探して、巨大ケーキの周りを歩く。玲音はブルーベリーパイを見つけて掘り返すようにお皿に載せながら食べていると、世界一不味いと言われているフィンランドのサルミアッキを見つけて目を輝かせた。
「サルミアッキだー!」
「サルミアッキ? ってなーに?」
九月の質問に玲音が答える。要約すると、フィンランド……北欧周辺の地域ではポピュラーに食されるお菓子、そしてそのフレーバーのことだという。有名なのは飴だが、チョコレートやお酒もあると聞いて九月が目を瞬かせた。
「でもー、食べなれてないとおいしくないかも、も。れーねはなれてるから、たべるよ! なれてればおいしーんだよー!」
「確かに、ちょっとすごい匂いがするね……」
くんくん、と嗅いでみれば形容しがたい匂いがする。九月は素直にサルミアッキを食べるのを諦めて、苺のショートケーキへと手を伸ばした。玲音は父親が北欧人の為かサルミアッキを食べ慣れているらしい。平気な顔でもぐもぐと食べている。
美味しいと感じるものは人それぞれ、美味しく食べれる人が食べればいいのだと納得して九月は苺を口へと放り込んだ。
「まさかカキ氷まであるなんて……」
そう、巨大ケーキを前にして呟いたのは
結梨亜・カールシュテイン
だ。確かに雪かきをする前に、雪にシロップをかけてカキ氷に! なんて言ったけれど、巨大ケーキにカキ氷が飾られているとは思いもしなかったのだろう。
言ったからにはやはり食べるべきだと、意を決して結梨亜はカキ氷へと手を伸ばす。綺麗なガラスの器に、小さめに盛られたかき氷を口に運ぶ。
「んー! ふわふわの氷にイチゴシロップが最高に合ってます!」
しゃくしゃくと食べながら、巨大ケーキの周囲にある雪が綿飴だと気が付くと、カキ氷のお皿に載せて甘さを堪能する。お約束通りカキ氷の冷たさにこめかみを押さえたりもしつつ、綺麗に片付いたカキ氷のお皿にケーキを盛ることにした。
「やっぱりケーキといえばショートケーキですよね!」
既に誰かが食べたあとがあったけれど、まだまだ苺も生クリームもたっぷりのショートケーキ部分を切り分けてお皿へ盛り付ける。
「それにしても、取り皿とフォークが置いてあるなんて親切ですネ! もしかしたらこれもテオさんが……?」
そう考えながら綺麗に盛り付けると、輝く苺と甘い匂いを漂わせる生クリームに意識が向かう。あぁ、この魅惑のスイーツには抗えない……とばかりにフォークで掬って口へと運んだ。
「んんん……っ! イチゴとクリームとスポンジの絶妙な組み合わせがたまりません! 甘酸っぱいイチゴと程よく甘くてとろりとした生クリームにこのふわふわのスポンジ、それにトッピングも色々……」
マカロンにプリン、そしてシュークリームにマシュマロ等々。
「もしかして、ここが天国……!?」
うっとりしながら巨大ケーキを見つめる結梨亜に、
「そうねぇ、天国みたいに素敵よね。ふふ、お口に沢山クリーム付いてるわよ?」
と、
早坂 恩
が声を掛けた。それから、ハンカチで口元のクリームを拭ってくれる。結梨亜は少し慌てて、それからちょっと恥ずかしそうに笑って口を開く。
「わわ、恩さんです! 美味しくって、つい夢中で食べちゃってました」
「私もさっき一口味見をって思って食べたら、あんまり美味しくって1ピースあっという間になくなっちゃったわ」
やっぱり最初は苺のショートケーキよね、なんてケーキ談義をしながら巨大ケーキの周囲を歩く。どちらからともなく、寝子祭の話になるのはやはり二人が寝子祭の実行委員を務めていたからだろうか。
「あのケーキ、とってもカラフルですネ! なんていうか、寝子祭を思い出します」
「そうねぇ、原色バリバリで……ちょっと身体に悪そうな気もしちゃうわねぇ。でも、わかるわ。サイケな感じね」
二人が見つめる先には、アメリカのケーキを思わせるカラフルなクリームに覆われた一画。
「レインボーね」
「レインボーですね」
虹を思わせる赤、 オレンジ、 黄色、 緑、 水色、 青、 紫のクリーム、そしてハートの砂糖菓子や銀色のアラザンが散りばめられている。どことなく寝子祭のアーチ看板を思わせるそれに手を伸ばしたのはどちらだっただろうか。
お皿に盛られたサイケな色合いのケーキは、なんとスポンジまでカラフル! 味の想像が出来ないけれど、ただひたすら甘いのだろうと予想して二人はケーキを口にする。
「んっ」
「あら」
一口食べて、顔を見合わせて。口をついて出た言葉は、美味しい! だった。予想に反し、そのカラフルなクリームは果物のフルーティな味がしたし、甘さも程よくてフォークを動かす手が止まらない。
「これはクセになるわねぇ……」
「見た目で判断してはいけない、ということですね! んー、美味しいです!」
そうねと恩が笑って、結梨亜も笑う。
「それにしても、これだけ大きなケーキならトンネルとかできそうよねぇ」
「砂場のお山みたいにです?」
「そうそう、ケーキの内側とか見てみたくない?」
「見てみたいですネ!」
出来るかどうかはわからないけれど、やってみなくちゃわからない。そして二人はケーキにトンネルを作るべく突撃していくのであった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
加持蜜子
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
定員
20人
参加キャラクター数
19人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年12月24日
参加申し込みの期限
2015年12月31日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年12月31日 11時00分
参加キャラクター一覧
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