地下１階　蜘蛛の巣｜シーサイド九龍

（コンクリート剥き出しの殺風景な部屋。間接照明で薄暗い。
スチール机にデスクトップパソコン。椅子に座ってキーを打っていた男が振り返る）

……なんだあんた、お客サンか。
ご覧のとおり此処は廃墟の雑居ビル。付近の住民からはシーサイド九龍って渾名されてる。昔そんな名前のスラムの複合団地があったんだってな。
ホームレスやガキがよく潜り込んで困ってる。勝手に間借りしてる身でうるさく言えねえが……
なんでも昔殺人事件があったとか。自殺騒ぎはザラ。飛び降りる瞬間を見ちまったヤツはゴシュ―ショーサマ。

地下一階五階建てだが、一部異空間に繋がってるって都市伝説が囁かれるよーなカオスな場所。
興味本位で潜りこむのは構わねーが、迷子になったり行き倒れても面倒見ねーぞ。
自己責任ってヤツだ。
ま、明るいお天道様の下でやったら手が後ろに回るよーな事をしたい連中にゃいいんじゃねえか。

俺？
……ワケあって横浜から逃げてきた。今は情報屋やってる。欲しいネタありゃ言いな、料金は応相談だ。

名義上はコミュの管理人て事になってるが、特に何をするでもねえし、トピ立てはお好きにどうぞ。
タイトルの最初に「〇階」って階数を入れるとわかりやすいかもな。

……んじゃ、もう一眠りすっか（雑誌を顔に被せてソファーに寝転がる）

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斉田珠喪

144: Re: 地下１階　蜘蛛の巣 2013-09-18 / 17:21:17: ＞忍
『見たままの感想を言われたわ…』
『ふぅん…「姿は目で見て、言葉は耳で聞き、心は肌で感じろ」ね』
『それじゃ、貴方にとって私はどんな風に感じるのかしら？』
『機械で声を変えているけれども、ね』

＞情報屋さん
『…そうね。私は私を認めているわ。この他人と触れ合う事が怖いと言う自分を、ね。けれども普段は抑圧されている物…今はそれを表に出しているだけだわ』
『これで私からリーク出来る寝子高の内部情報やセブンに関する情報は全て。とは言って情報屋さんの希望があれば可能な範囲で情報の提供をするわ』
『もし他に何も無ければ…解っているわよね？（手で円を作りながら）』
『最初に言ったけれども、これは「情報取引」。情報屋さんが寝子高の内部情報やセブンの情報を知りたいと言ったから私は情報を提供した』
『もちろん、それに対する代価は必要なのは…情報屋さん自身が一番良く知っているはずよ』
『…まぁ、今日は一階の部屋の一つを間借りする事になるから情報屋さんの匙加減に任せるわ。取引は』
『…あ、閃光手榴弾ぐらいなら持っていて損は無いかも知れないわね。殺傷能力は余り無いし目くらましにも出来るし』

＞皐月
（落ちてくる皐月を見ながら）
『…ずいぶんと大胆な登場ね…』（声は機械声の様な物であり）
『こんにちは。私の事は…「ハクメン」か「リサ」と呼んでちょうだい』
『こんな所でだけれども…宜しく頼むわね』
『…何を言っているのかしら？貴女は…』

＞景貴
『…個人的に因縁があるだけ、と言った所ね。その事件を追うのは』
『それは表で知り合った他の人も同じだと思う。それぐらい危険な事』
『…貴方も気をつけてね。もうこの島では「何が起こるか解らない」のだから』

＞ヴォールク
『…鎖で雁字搦めにしているのは自分自身…言い得て妙ね。吹っ切れられるかどうかは解らない』
『私はまだ自分自身と過去と言う名の鎖に縛られて暗黒の中を沈んでいる様な物だから…この姿ではね』
『…少なくとも、私の中での表の貴方は良い人。そうでなきゃ説教なんてしてくれないし気軽に接してくれないから』
『例え、本当の中身がどんな者であろうと、ね』

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