Once upon a timeの店の中。
入る際はノックを忘れずに。
開いているかは真辺次第の運次第。
けれども鍵をかけ忘れてる時もあるとかないとか……?
※ご来店はお気軽にどうぞ。
けれども人が居ないからと言って店内を荒らすのはご法度ですよ。
…意外。けど、優しいって言葉は確かに人によって感じ方違うからそういうこともあるか。じゃあ初めていただきっ、ってことで。
や、ううん、こっちこそごめ…(はっとして自分の口を両手で押さえ)…謝罪合戦は、無しだよね。
(やっちゃった、とぎこちない笑み浮かべ)
おひさま…。(照れたのか伏せる視線、顔はほんのり赤み差し)
うれしい、な。あたしは、小さかった頃おひさまになりたいと思ってたことがあるから。
あたし、生まれは冬とっても寒い所なの。だから、自分がおひさまになりたいって思ったことがあって。
え、えぇっ!?ま、丸くは…!
(駄目でしょ、と言い掛けるも埃を指で拭いとって叱るような真似も憚られてとりあえずは苦笑し)
分かったよ。雑巾とバケツの用意はしてあるんだよね。さっきバケツが何とかって言ってたし。
(目を相手に向けたままクッキーを齧り、口内に広がる風味に知らず和んだような表情になり)
(きょとんとした後心なしかあわてて)
やあ、気を悪くなんてそんなー
むしろ嬉しいのだけれどねぇ……
ぬー……なんて言えばいいのかなぁ
俺そんな風に例えられた事なかったしねぇ…
何だろう、優しいとか言われると反射的にこう、びっくりすると言うかー
ぬーん……やあ、びっくりするのよねぇ……びっくり(体育座りのままごろんと転がって)
……ごめんねぇ(首を傾げた立花さんに困ったように苦笑して)
ぬー…お花さんでもいいのだけれどー
荒らされるとも思ってないのだけれどー
……立花さんって暖かいお日様みたいだよねぇ(へにゃり
ふむふむ。じゃあ、本の虫干しもしたいねぇ
やあ、おそうじー俺四角い部屋丸く掃いちゃうしねぇ……ご指導よろしくお願い致しますー(ぺこり
綺麗なだけじゃないとか、綺麗とは限らないとか、そんな言葉も何処かにはあるのかもしれないよ。
(言葉を選ぶ様にゆっくりと呟き)
ただ、あたしの目と耳と心はそう思っただけなの。嘘を吐きたくなかっただけなんだけど、ちょっとでも気を悪くしたならごめんね?
(眉を下げて顔色を窺う様に首を傾げて)
よ、妖精…?(流石に自分のイメージする妖精像と合致せずに一旦目を白黒)
…ありが、とう。波紋って言っても、荒らしたりはしないから。うん。
うんと…模様替えとか、本の虫干しとか考えてる?
模様替えはしなくても、置いてあるものを一旦避けてお掃除するとか。
(目をパチパチさせてからきょとんと首を傾げ)
そうかねぇ……そんな綺麗なものならいいのだけれどー…
それなら立花さんは水面を渡る妖精さんだねぇ
歩く爪先が水面に小さな波紋を呼んで、そこから広がるように風景を小さく震わせるのよー
だってほら、その変化が此処に新しい風を呼んだのだろうしねぇ(へにゃり
ありがとうだねぇ
やあ、それならお茶飲んだら掃除始めようかー
ぬー……でも結構綺麗だしねぇ、軽い雑巾がけとー本棚や小物の埃払ってー…
他には何があるかなぁ……(紅茶飲みながら首を傾げ
…いいね、すごく。
(ふふ、と笑い声立て)
信幸くんの笑い方、あたし好きだよ。
此処は元々流れてる時間がゆっくりみたいな感じがするけど、信幸くんの周りから滲んでる空気はその時間に優しい色を付けてる。
水彩絵の具みたい。そのくせきっと透明な、ね。
(あわわ)ま、まだ大丈夫だよっ。それに、勿体無いよ、折角こんなに心躍る場所に来たのに。
模様替えとか何か運ぶなら2人の方が楽だろうし、お片付けだってあたしが手伝いたいんだもん。
(へにゃりと笑いながら)
そうだねぇ。俺が居る時は今みたいに鍵を開けておこうと思ってるしー
気がついた人がこっそり来られる場所、って感じだねぇ
ふふふー喜んでもらえれば何よりなのよー(お茶セット並べて)
ぬ?眠かったら寝てもいいのよー
そしたら、こーっそり静かにしてるから…実は俺もよくやっちゃうしねぇ
(こっそりとイタズラを打ち明けるように小さく笑って)
(戻ってきた相手がしょげていないのを見て間に合ったのだろうと判断し、浅く頷き)
それはすごいね…。お店にする、となると少し難しいだろうけど、気に入ってくれた人の憩いの場って所かな。
ふぇ?…わぁ、素敵っ。(ぱあっと表情輝かせ)
信幸くんナイスアイディア、だよ。あたし甘いものと紅茶大好きなの。
食べた後に眠くなっちゃわないといいけど。
(そうは言いつつ期待しているらしくそわそわ)
(バケツの水をきゅっと閉めて)
………ぎ、ギリギリセーフだったねぇ
(話を聞きながらひょっこりキッチンから顔を出し)
やあ、当たってよかったねぇ
そうなるのかなぁ?俺の好きにしていいって言っててねぇ
ぬ?あれやあ、さらに魅力的ー
にゅふふーそれなら立花さんにお手伝いお願いしちゃおうかなぁ
…でも、そのまえにー……ぬー…あったあったー
ぬん!よいしょっとー
(木製のプレートにクッキーと紅茶のポットとカップを持って)
腹が減っては戦は出来ぬー……とはちょーっと違うけれど
お茶でも一口どうかなぁ(へにゃり
うん、大正解。(嬉しくてたまらないとばかりに笑って)
…っていうと、今は信幸くんが此処の管理人さん?
そうかなぁ…猫鳴館で暮らしてるからか何かのお手伝いとして働いてるの、好きなんだよね。
それにお片付け・お掃除ついでに色々見れるもん、って言ったらちょっとずるいかな?
(そうは言いつつ言い示された辺りに腰を下ろしながら、慌てて走って行く相手に眉を下げて)
あらら。…あたしもたまにやっちゃうなぁ…。
(天井をぼんやり見上げ、ぽつりと独り言)
此処はきっと、物語の中なんだよね。本の、中。そんな気がする。
(自分の名前が出たのでまじまじと相手の顔を見つめて目をパチパチ)
やあ、そういうおねーさんは猫鳴館のー…立花さん、だよねぇ…(くしゃりと笑って
ぬん!そうなのよー。俺もこの前ねーさんから此処の鍵貰ってねぇ
そうだねぇ。安心ー…というか、まだ良く知らない場所なのにほっこりするのよねぇ
ぬ?やあ、すっごく魅力的な提案だけれどせっかく来たのにお掃除じゃあ悪いのよー(へにゃり
そこに座ってゆっくりしてねぇ…って、にょー!!お水、バケツお水出しっぱなしだったなんたる……!
(バタバタキッチンへ入ってバケツに入れていたお水を止めに行き)
(自分でノックしておきながらふわぁ、と感嘆の声漏らし)
…ほ、本当に人居た…。信幸くん、だったんだね。
う、うん。お邪魔します…。
(恐る恐る中へと足踏み入れ、暫し辺りを見回していたものの内装にのどかな空気を感じ取って緊張を捨て去って微笑み)
良い所、だね。お掃除とかするなら手伝おうか?
(ノックの音に気付いて)
はいはーい、今開けますよー
ぬ?やあ、こっちこそ急に開けちゃってごめんねぇ
お客さん……かなぁ?よろしければ中へどうぞー
まだちょっと散らかってるんだけれどねぇ
(へにゃりと笑って、人が入れるよう大きくドアを開けながら)
こ、好奇心は猫をも……で、でも、やっぱり気になるんだよ…。
誰も居なかったら引き返せばいいんだよね、ご、ごめんなさいっ。
(ごめんくださいを言おうとして間違えながらノック2回)
テーブル出してー椅子出して―
雑巾持ってー……っはバケツ!
(そしてその後、バケツ持って雑巾忘れる)
ぬー…奥には小さいキッチンもあるんだねぇ
後はロフトとー高い天井とー壁が棚になっててー……
んしょっと、テーブルも引っ張り出しとこうかねぇ
水が出るから雑巾がけもかなぁ
ロフト拭いたらクッションとラグ運んでおいてー
梯子ー………やあ、思ったより高いねぇ此処(下を見下ろしながら
……っは!雑巾忘れたなんたる…!
(ハタキぱたぱた~
とりあえず埃は無いけれどハタキかけでもしようかねぇ
何処に何があるかも見ておかないとー……
「全部自由に使っていい。私も使うもんじゃないしな」
って言われても……むぅ。……やあ、そりゃ嬉しいけれどー……
やあ、鍵貰ったのはいいけれどー……ぬー…どうしようかねぇ
しかもねーさんも留守居と言いつつ、この店『貰った』とか言ってるしねぇ
……ねーさんの友人さんにも何回か会ったことあるけれどー
「宝箱はいっぱい持ってるしねー。けーちゃん好みの宝箱一つあげちゃおうか?」
とか言ってた気がー…ぬーん…このことだったのかねぇ……