とある部室棟の一部に立てられた小さな一部屋。そこを拠点に、学生支援部の一日は始まる―――
※このトピックは通常の雑談用のトピックです
日常会話や生徒との交流の際などにお使いください。
コミュニティに所属してなくても書きこみは可能です。
>赫乃
(自分の匂いをかぐ赫乃を見て首を傾げながら)
『どうかしたのかしら?私に何か変な香りでも?』
>瑞鶴
『…残念だけど、その「本人」から依頼を受けて私は来たのよ』
『それにそんな事を言うのならば(ちらりと零葉の方を見て)あの子だって同じじゃないかしら』
『本人は気にしていない。けれども自分達に何かあった時に何とかして欲しい』
『それはその本人に取っては身勝手で貴女の言う「余計なお世話」と同じ事だわ。最も今回は一緒に来ているみたいだから本人も了承しているみたいだけど』
『それに…(そう言った後、仮面を手で覆いながら)…ごめんなさい。少し、言葉が過ぎたみたいだわ…。言いよどんだ事は気にしないで頂戴』
(…駄目ね。やっぱり、この姿は敵意と攻撃性が強くなってるわ…)
(…もしかしたら「負け組」と言う言葉に反応したのかも知れない…恐らく私が嫌う言葉の一つ…)
(今も、昔も、そうかも知れない…)
>揚羽、ねむる
『…何と言うか、この学校では既に仮面程度だったら普通な気がしてきたわ…それにカッコ良いって…』
>小淋
『えぇ、宜しくお願いするわ。部長さん』
(さて、その後の小淋の言葉を聞けば僅かに黙り込んだ後、ゆっくりと口を開いて)
『私の依頼、助けて欲しい人物の名前ね。名前は「斉田 珠喪」。普通科1年3組に所属しているわ』
『今、彼女の心はバラバラに砕け散っている。理由は今まで蓄積されてきた精神的な負荷と言った辺りね』
『彼女はいつも無理をする。「信用と信頼」。それに応えようと必死に自分の力を振るおうとする』
『どんな所でも、ね。一度、仲間と認識したのならば自分の力を使って欲しい。そう言う願望が強い』
『けれども、それは非常に脆い心だわ。いつも無理をして自分に大きな負荷をかけている。それを無理矢理抑え込んでいる』
『…そして、その「信用と信頼」が少しでも崩れたら…その心はバラバラに砕け散ってしまうほど繊細よ』
『今の彼女は暗い暗い闇の底でもがき苦しんでいる。砕け散った心のピースを探して光の無い暗闇をさ迷っている』
『そんな彼女を闇から引っ張り上げて助けてあげたい。それが、私からの「依頼」よ』
『…それと部長さん。彼女から何か受け取った物は無いかしら?その闇につながる様な何かの』