……ん。
人波が肌に合わない奴らの居場所って所か。
吹けば散る溜まり場。生徒会に目をつけられるような事はご法度な。
後は好きにすればいい。寝ぼけて風邪だけはひくなよ。
では僕は後者の方だろうな。(と自嘲気味に目を逸らし)
(皇さんの言葉を無言で聞いています。すごく何か言いたくて、もやもやしてる)
……。
(皇さんの手が伸びた時、一瞬身構えます。その手で頭をくしゃりと撫でられると、大人しく撫でられてはいますが、声は不機嫌さを増したように)
……そうやって、冗談を言うのが気にくわないよ。
(独り言のように呟く)
……その笑顔にどれだけの想いを隠して……。
(そして再び皇さんに質問します。顔は伏せたまま)
君は自分が大嫌いだって……言うけれど……。
何故君は自分を嫌う……?