\ オーバータイム!/
鈴宮 音々
木々の葉の間から温かな光が弱く差し込む。 心地よい静寂に満たされたその場所は、周辺の猫たちの集会場所になっているらしい。 猫好きな人なら、集う猫たちに誘われて、この場所を訪れることができるかもしれない――
花風 冴来
こんな山奥だもの。人が来ることは早々ないんじゃないかしら。 お守りだってあるし、怖いことはきっと起こらないわ。 (一緒にお昼寝とは言ったが、青薔薇の少女に眠る気はなく 彼女の眠りを守るつもりでいるらしい。 誰か来たら起こしてあげると、そう言って穏やかに微笑んだ。)
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