4月23日は「サン・ジョルディの日」なんだよ、みんな知ってた?
この日は「本の日」とも呼ばれているね。
と、言うわけで、我が古書喫茶「思ひ出」の本を、1人1冊無料でプレゼントする企画を開催するよ。
とはいえ、ここにある本は小生が東奔西走して集めた本ばかりだから、本に対する熱意を見せてくれないと困るのだよ。
さあ、吾が輩を説得して本を手に入れるのだ!
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◆ルール
ダイスゲームです。
発言時のサイコロの目の合計により、本の入手可否が決まります。
サイコロの色は関係ありません。
発言時に【交渉】あるいは【説得】の文字を入れてください。
[合計が3~9]
交渉難航。熱意が伝わらなかった…もう一度説得してみよう。
[合計が10~12]
交渉成功。熱意が伝わって、一冊の本を入手。
[ニャンゾロ]
交渉大成功。店主に気に入られた様子。一冊の本とドリンク1杯を入手。
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※らっかみタイムが4月の間だけ開催させていただきます。
RPの練習など、自由にお使いください。
「古書」としておりますが、漫画や雑誌、楽譜、ジャンル問わずなんでも置いてますので、探し求める本は好きに設定していただいて構いません。
わーい、てんちょーさんありがとーございます!!
(きらきら目を輝かせて本を受け取り)
早速お家で読むのです。
新しい模型が出来たらてんちょーさんにもお見せするのです!
あ、てんちょーさん、カプセルギア始めたら僕とバトルしましょうね。
それでは失礼しますですっ!
(背負っていたランドセルに本を詰め込み、お手手をぶんぶん振ってお店を後にする)
(ふふーん、と子どもっぽく笑ってみせて)そうだよ、店長さんは大人の中の大人だよ。
キミも大きくなったら、私のように珈琲を嗜むカッコいい大人になれるはずさ。
うん、手前は古いものも新しいものも好きだよ。
『子曰く、故きを温ねて新しきを知れば、以って師と為るべし』ってね。
ま、自分は誰かにものを教えるような人になる気はないんだけどね。
ふむ…そうだな。せっかくだから、やつがれもはじめてみようかな、カプセルギア。
っと、そういえば少年は『大帆船の歴史と構造 輪切り図鑑』をご所望だったね。
色々と話を聞かせてもらったからね、これは貴君のものだ。遠慮なく持って行きなさい。
(こくこく頷き)はい、最近流行りのあれなのです!
珈琲はおとなの飲み物だから、それを上手にいれられるてんちょーさんは大人の中の
大人なんですね、すごいのです(きらきらした目で見上げ)
カプセルギアは子どもだけじゃなく大人の人もやってるのですよ、てんちょーさんも
気になってるならはじめてみてくださいっ!
でもてんちょーさんはこういうお店のてんちょーさんだから、古いものが好きそうな
のに新しいものが好きなんですね。
(きょろきょろと古い本がひしめく店内を見渡した後、かくりと首を傾げ)
なんだか不思議なのです。
(【交渉】)
『子どもたちは眠っている』? へえ、初めて聞きました。
ありがとうございます。原文では読んだことないので、どんなふうになってるのか、楽しみです。
訳者によって、元は同じ本でも、ガラッと雰囲気が変わることってありますよね。
(スマホケースや、その画面をまじまじと見て)
ほぅ、これは……いいね!
キミがこれを作ったのかい?うんうん、素晴らしいよ。
カプセルギアって、最近流行りのあれだろう?
確かに、この模型と一緒にカプセルギアを並べたら、いっそうかっこよくなるだろうね。
僕も子どもの頃にああいうものがあったら、楽しかっただろうなぁ~。
ふむ、某が本以外に好きなものか。
珈琲を淹れること、と後はそうだな……新しいものは好きだよ。
それこそ、最近はカプセルギアが気になってるんだ。
【交渉】
むむむ、てんちょーさん手強いのです……。
でもお話するのは好きなので、大丈夫ですよっ(にこー
お船も飛行機もかっこいいから好きなのです。
新しいのも凄いですけど、昔のは昔ので素敵な形をしているのですよ。
(二本の角と蝙蝠の羽がはえた悪魔っぽいデザインのケースに入ったスマホを
取り出して操作し、帆船や軍艦、戦闘機の完成模型の画像アルバムを呼び出し
て店長さんに見せ)
僕が作ったやつです!
最近は模型とカプセルギアを一緒に飾ったり、撮影するのにはまってるのです。
かっこいいものとかっこいいものを並べると、すごくかっこいいのです!(キラキラ目を輝かせ
てんちょーさんは本以外に好きなものはありますか?
おやおや、これはまた!
いらっしゃい、小さなお客さま。
ほう、キミは船に興味があるのかい?
うーむ、そんなにかわいく頼まれたら、吾輩困ってしまうなあ。
よーし、じゃあ持っておいき……
……と、言いたいところだけど、子ども相手でも妥協しないのが俺さ!
(ハッハッハーと、大人げなく笑い)
というわけで、もう少しオニーサンとお話しようか。
この本がキミのものになるかは、その後に決めさせていただくよ。
【交渉】
こんにちは!
てんちょーさん、僕この本が欲しいのです。
(『大帆船の歴史と構造 輪切り図鑑』という大型本を両手で掲げて見せ)
お船の模型を作るのにとても参考になりそうな本なのです。
大切にするので、譲っていただけませんか?
(上目遣いで見上げて小首を傾げ)
……本当にいいのかい?
ふーむ、とはいえせっかくの本の日だし、何か……(どこからともなく取り出したノートPCのキーボードをデタラメな速さで叩き)
お、あったあった。ちょっと待っててね。
はい、お嬢さんにはこれかな。
(店内から一冊の本を手にしてやってきた)
お嬢さんは知っているかな?『子どもたちは眠っている』という本なんだけど。
これも『眠る子ら』なんだけどね、一部の訳がデタラメなんだ。
フランス語に明るくない人間が見よう見まねで訳したみたいでね。文法や解釈がめちゃくちゃなんだ。
おかげで本はほとんど売れずに倉庫行き……。
これは、知人から数冊譲り受けたうちの1冊なのだけど、
これはこれでなかなか面白い本なんだ。よかったらもらっておくれ。
落花社版の『眠る子ら』は店に来て珈琲の1杯でも頼んでくれれば、いつでも読んでいいからね。
そう、ですよね。
ネットオークションですごい金額が付いてるのは見たことあります。
家の…?(怖くて聞けない)
ごめんなさい、やっぱりやめます! こんな貴重なもの、いただけません!
思い入れはあります。
落花社版のじゃない、新訳版の『眠る子ら』は子供の頃に読んだことがあって、
本が好きになるきっかけになった一冊です。
落花社版の存在を知ったのは大学でそういう勉強を始めてからで、
原作の世界観を再現した装丁っていうのがどんな本なのか、興味があったんです。
ホント、それだけなんです。
値段をつけたのは誰か?うん、もちろん私だよ!!
いやいや、でもこれ良心的なお値段だよ。
小生、これを手に入れるために家の……おおっとこれ以上は言ってはいけない(わざとらしく)
お嬢さんはよく勉強しているね。
それだけこの本に思い入れがあるのかな?
……ふむ、あと一押しだね。
【交渉】
その値札つけたの、店長さんですよね?
どう考えても気軽に買える金額じゃないじゃないですか!
正直、もらっていいものなのかも考えちゃってます。
実物に会えただけでも奇跡みたいなものですから。
では、店長さんならご存知だと思いますけど、『眠る子ら』の基本情報をおさらいしましょうか。
作者はフランスの童話作家リーエ。
子どもたちの夢の世界を連作形式で描いた幻想文学です。
落花社では作品の世界観を再現した装丁で出版したものの、当時はリーエも無名でしたし、
値段も高かったので、ほとんど売れずに幻の本になってしまいました。
やあ、お嬢さん。来ると思っていたよ。
あ、あぁ。男に二言はないよ。
僕を納得させるだけの熱意をみせてくれたら、約束どおり差し上げよう。
本当なら気前よく「もってけドロボー」と言いたいところなのだけどね。
私の器では本1冊までが限度だ……。
まあ、お代を払ってくれるのであれば稀覯本でもなんでも、喜んでお渡しするんだけどね(にっこり)
こんにちは。ご無沙汰してます。
【交渉】
サン・ジョルディの日で、本を1冊いただける…?
本当ですか!? 絶対ですか!?
装丁が特殊すぎてほとんど出回らなかった幻の稀覯本、
リーエ『眠る子ら』の落花社版でももらえますか!?
す、すみません。ちょっとテンションがおかしくなっちゃいました。
……えっ?(ペーパーに目を見開き)
うわあ、すごいや! もらっていいの?
まさかこの作家さんだったとは・・・
ありがとうございます! 大事にします!
(カバンからファイルを出し大事にしまう)
ふむ、どうやら貴君の熱意は本物のようだね。
その言葉に感動した。
えーっとどこにしまったかな……(店奥の棚をガサゴソしながら)
お、あったあった。
これは君に差し上げよう。
(美少年が2人描かれた1枚の紙を差し出す)
本を寄贈してくれた人が、一緒に持ってきたものなんだが、
……ペーパーというのかな?
店に置いてはおけないし、なくなるのも困るから、大事にしてくれそうな誰かに譲りたかったんだ。
よかったら、今日という日の手土産として持って帰ってくれないか。
ふうーん……(店主さんの言葉にニヤニヤしながら)
そうですよね、同性愛はよくあるシチュエーションですよね♪
・・あの、やっぱり僕この本をいただくのはやめようと思います。
だって、僕が持ち帰っちゃったらこの本は他の人に読んでもらえなくなっちゃう。
こうして店主さんとお話するきっかけもなくなっちゃうし。
それより自分の好きな本が誰かに手に取ってもらえるのを見て、「それ面白いよね!」って声をかけられたら楽しいなって思うしw
ありがとうございました。ここでじっくり読ませてもらいます☆
(席に座り本を開く)
ま、まぁ本だからね。
ぜひにと紹介されたら、どんなものでも読むよ。
同性愛は本の世界ではそう珍しいことでもないし、私はその手のことに偏見もないからね。
いやいや、それにしても貴君の熱意は素晴らしいな。
(熱意にやや気圧されながら)
(目を輝かせて)
店主さんも読んだんですね!
とある筋の人も気になるな~♪
興味深い? ますます読むのが楽しみになりました!
店主さんはどんなカップリングが……じゃなくて、僕の熱意だったっけw
うん、この作品キャラが可愛いのもかっこいいのも萌えるけど、やっぱり内面の葛藤ですよね!
攻めは好きなのに口では裏腹のことを言ってしまって、そんな自分に自己嫌悪しつつ、滾る思いを抑えきれない……王道だよね!
受けは天然さんだけど、攻めの態度にだんだん心揺らいでく自分に気づいていく……ここをいかに焦らず描いていくかで作品が生きるんですよね!
(以下延々と語り続けそうになる)
おや、お嬢さんお目が高い。
その本はとある筋の人から譲り受けたものだよ。
「とてもいいものだから」と、ね。
…………いやぁ、なかなか興味深いものだったよ。
(うんうん、と頷き)
しかし、ファンが多いのも事実。
もう一声、貴女の熱意を見せてくれたまえ!