こんな辺鄙な場所によく来たな。…ちびには言ってねぇよ?
ま、ものはついでだ。適当に腕試ししてってくれや(手ひら
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小屋の横に一面に広がる野原。
簡易的に作られた巻藁が置いてあったり、剣の修行が出来る。
手合わせも可能。
◆サイコロでどれだけ藁切りが上手くやれたか判定するのも可
12:完璧。切り口が綺麗
11~9:上出来。あと一歩及ばず
8~6:まぁまぁよく出来た
5:普通。斬れてはいた
4~3:斬れない。刃が浅く入った
2:絶不調。巻藁を壊した
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ほう。案外抜けてるところもあるんだな(はっは
騒がしいのは嫌いじゃあないがね。
目は良い方が色々と都合がいいしなぁ。
狩人の爺さんか。腕が立つ方だったんだろうか。
久しく会ってないんなら、一度顔見せに行ってもいいかもしれんな。
そうか。ここはいつでも解放してるから、気が向いたらまた来てくれ。
手合わせは次の機会にでも(手ひらりと振って彼を見送り
よく罠に引っ掛かってたもんで、落ち着いてるどころか騒がしいと思われてたな。
いやいや。こっちこそすまない。
試し斬りをしてたら、剣の方が主武器だと思われるのもわかるし謝らないでくれ。
そうだな、目は良い方だな。できればこのまま老眼にならずにいてぇなぁ。
弓はガキの頃からゴッツイ狩人のジジイに教わったんだが、もうかなり歳だからなぁ…。
たまには顔を見に行くかね。
(話を聞きながら、伸びをして)
ああ。空気もいいし、ここは落ち着くな。
おっと。そろそろ宿に戻らねぇと飯の時間に間に合わなくなるな。
稽古場使わせてくれてありがとな。お言葉に甘えてまた寄らせてもらう。
小さい頃から習ってた剣の腕も今度手合わせする時に見せてくれ。
じゃ、またな(軽く手を振って、来た道を歩いていく)
その言い草だとどちらかというとそう思われることが少なかったりするのかね?
(剣を受け取り)ほう、そうだったのか。そいつはすまない。
弓か…俺は遠距離武器にはてんで縁がなかったもんでなぁ。
グレッグは目も良さそうだ。
そういや弓はどこで習ったんだ?
ん、俺もそう思う。たまたま見つけた場所だったが、広さも問題ないしな。
良ければグレッグもまたここへ腕慣らしにでも来てくれ。
一度手合わせしてみたいしなぁ(顎に手宛てながら
俺の得意分野はお察しの通り剣だよ。
小さい頃から俺の爺さんに叩きこまれていたんでな。
落ち着いてる風に見えてんなら、ずっとそう思われていてぇな。
(上々を言われ、借りたブロードソードを返してから、しきりに手をパタパタ振り)
あぁ、いやいやいや。剣は一応習ってはいたが…。
俺は剣より弓って方でな。ダガーなんかは常備してるが、この手の剣は常備してねぇんだわ。
(改めて周囲をぐるっと見回して振り返り)
ここは集中して稽古をするのに良い場所だな。
ベルラは、やっぱ剣が得意か?
そうかい?その割には落ち着いている風に見受けられたが。
俺は思ったままを言っただけさ(ふ、と微笑
おめぇさんにとっては使いにくいかもしれんが好きに振るってくれ。
(剣筋や巻藁の切り口を見て軽く頷き)
いやいや、久しぶりなら上々だと思うぞ。
ちなみにいつもどんな剣を使っているのかね?興味あるな。
あー…。バッサリはいかなかったな。
(まぁまぁ切れた巻藁をさする)
ありがとさん。
おう、いい名前って言ってくれるのか。
名前を褒められたのはあまりなくてな。驚いたぞ。
(ブロードソードを受け取り、軽く振って)
こっちこそすまねぇな。
んじゃ、遠慮なく。……こういう剣を扱うのは久しぶりだから、どうなるかねぇ…っと!!
(◆巻藁をバッサリ切れるか試し斬り)
いんや、おめぇさんも導かれてここに来たんだろ。歓迎するよ。
グレッグか、いい名前だ。宜しくな。
おぉ、存分に使ってくれて構わんよ。
おっとすまん。こいつを使ってくれ。
(彼の身の丈に合いそうなブロードソードを渡し、しばらく剣筋を眺めてようと
(声を掛けられて、振り返り)
ああ、悪い悪い。ブラブラしてたら、ここに辿り着いて、つい、な。
俺の名はグレッグだ。よろしくな、ベルラ。
この巻藁。使っていいのか?
んじゃ、早速……。
……すまん、剣があったら貸してくれねぇか。
ん?また別の客人かね(此方に向かって歩く褐色の男性へ目向けて
やぁ、初めて見る顔だな(雰囲気で危害を加えそうにも見えず、人当たりの良い態度で接し
俺はそこの小屋に仮住まいしてるベルラだ。おめぇさん、名前は?
あとお察しの通りここは稽古場だ。
巻藁は自由に使ってくれていいぞー。
あ?ブラブラしてたら小屋が見えてきたが…。
稽古場か、ここは。
(のろのろと巻藁に近付き、ぺたぺたと触り)
ほうほう…試し斬りによさそうだな。
こちらこそ。またいつでも稽古したくなったら来てくれ。
おや、そうだったのか。もしかして俺と話すのも無理して話してた感じかね…?(俯く彼を気遣うように
おぉ、そうだな。場所は多分迷わないと思うが…ゆっくりでいいぞ(軽く手振り
お相手ありがとうございました(ぺこり)
お、お茶ですか……?
で、でも僕人と喋るのは苦手で……(俯きつつ沈黙)
…………あ、あの……汗をかいてるので、着替えてから行きますね
(嬉しそうな表情に此方も笑み返して
いんや、礼はいらんさ。自分の中で何かが掴めるキッカケになれば幸いってもんだ。
ん、力の加減さえ間違えなきゃかなり有効手になるだろうしな。
…おっといつの間にか大分時間が経ってたか。
おめぇさんさえ良ければこの後、少し茶でもどうだ?せっかく来てくれたんだし軽く話でも。
ちょうどイナホと同じ年ぐらいの子がここに一人いてな(水車近くの簡易的なテーブル等がある方を指差し
無理にとは言わんよ。
(褒められたことがうれしかったのか、やや照れた様子で)
あ…ありがとうございます……嬉しいです。
手刀で峰打ち…ですね(ふむふむと控え目に頷き)
こ、これなら僕でもできそう……です
俺の方こそすまなかった。イナホは悪くないから謝らんでいいからな。
ん(まだ覚束ない所もあったが、自分がやった時と同じような流れが出来ており)
そうだ、出来てるぞ。筋がいいな。
今やった流れに攻撃を加えるなら、床に組み伏せた時に首の側部を狙うといい(ここな、と自分の首指差し)
俺が昔よくやってたのは持ち手の部分や手刀で峰打ちする方法だったな。
すみません……びっくりしてしまって……
(耳をピンと立ててベルラさんの説明を聞く。反芻しながら挙動を確認。ゆっくりとした動作でベルラさんに技をかける)
えっと……まず……ガード……
勢いを利用して……相手の腕を抱え込むようにして床に……
えっと……あってますでしょうか……
(自信なさげな表情でうかがいつつ)
おっと、逆におどかしちまったかね?(手を離し少し距離を取って
いいや、いいさ。ゆっくりやっていこう。
イナホの手にも馴染んでるようならよかったよ。
じゃあ早速。武器を振り下ろそうとした手首のところを左手でまずガードする。
(こんな感じで、と軽くガードの構えを実践してみて
そこから相手の勢いを利用し、右腕で相手の腕を抱え込むようにして、
そのまま床へ組み伏せられれば上出来かね。
さっき俺がイナホにやったような流れだ。今度はイナホが俺にやってみてくれ。
(肩をぽんぽんと叩かれ、びくつきつつも深呼吸)
…………ふぅ。
すみません、ありがとうございます
なるほど……です。
確かに、この持ち方のほうが……いいですね……
……防御……
は、はい。よろしく…お願いします……
最初は誰でもそうだ。徐々に慣れていけばいい。
無駄に力み過ぎちまうのはよくやりがちなんだが、要は剣が手から離れない力があれば十分ってことさ。
(一度力抜いてみー?と肩ぽんぽん叩き)
(彼の短剣の握り方を見つめ、頷いて)ん、問題ないよ。
おめぇさんにとってもやりやすいであろう逆手持ちで教えておくな。
こちらの方が攻撃に力を乗せやすくなるし、組討ちのような体勢でも相手に当てやすくなるからね。
じゃあまず防御の仕方からやっていくか。