こんな辺鄙な場所によく来たな。…ちびには言ってねぇよ?
ま、ものはついでだ。適当に腕試ししてってくれや(手ひら
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小屋の横に一面に広がる野原。
簡易的に作られた巻藁が置いてあったり、剣の修行が出来る。
手合わせも可能。
◆サイコロでどれだけ藁切りが上手くやれたか判定するのも可
12:完璧。切り口が綺麗
11~9:上出来。あと一歩及ばず
8~6:まぁまぁよく出来た
5:普通。斬れてはいた
4~3:斬れない。刃が浅く入った
2:絶不調。巻藁を壊した
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(手を引かれて立ち上がる。悔しそうな表情を浮かべつつも、すぐに平静を取り戻す)
……やはり、武器は使いづらい…ですね……
確かに…肩に力が入っていたようです……
(ベルラさんの短剣の握り方をまじまじと観察し、見よう見まねで短剣を構える)
……えと、短剣の握り方は……こう……でしょうか?
(少年の間合いの詰め方や、剣の握り方、動作などを観察しつつ、
我が身に刃を振り下ろそうとする彼の手首を己の左腕でまずは防ぐ。
そして此方へ向かってくる勢いを逆手に取る。
そのまま右手でぐっと引き寄せて、半回転させながら床へ一度背中から倒す)
…なるほど。Okay、わかった。狙いや構えは問題なさそうだな(手を差し出して彼を起こそうと
そしたら防御の仕方とそこから攻撃に繰り出す流れを少しやってみるか。
あと、イナホは慣れていないだろうからか、少し力を入れすぎてるようだ。肩が張っていたな。
握り方はもっとこうした方がいいぞ(自分が持っている短剣の握り方を見せ)
え、えと……それでは……遠慮なく……
(剣を構え、じっとベルラさんをみる)
いきますっ!!
(息をとめ、蹴りだして一気に間合いを詰め、剣をベルラさんに向かって突き立てようとする)
それなら良かった。今回はこれで稽古つけさせてもらうな。
片手で振るのを教えるのは久しいんだがね(彼同様にダガーを手にして軽く手首回し
イナホは体術を向上させたいとのことなので、最初に型を教えてそれに体術を組み合わせられればと思ってる。
剣を使っているが体術にも近くなると思うから、今後きっとおめぇさんの役には立つ筈だ。
準備は良さそうだな。
イナホの実力が知りたいので、まずは思うがままに来てくれ(逆手持ちで握り、構えて)
(鍛錬用のダガーを受け取り、じっとそれを見つめて)
……うん
えと……はい、これなら僕でも扱いやすそう……です
(緊張をほぐすために深く息を吸い込み)
…………ふぅ
それでは……お願いします……
(剣を構えて対峙)
ん、こちらこそ宜しく。
緊張するなと言っても難しいかもしれねぇから、程よく緊張ほぐしていってくれ。
なるほど。俺はイナホの言う通り剣が得意だな。ずっと剣でやってきたもんで。
ほう。それは願ったり叶ったりだ。剣の方がきちんと教えられるし、それでいこうかね。
ならこれを使ってくれ(オッドアイの少年に鍛錬用のダガーを手渡す。鉄製の金属ナイフに形状は近く、斬ったり刺さったりしないような加工が施されており)
長剣の方が良ければそちらにするが、おめぇさんにはこちらの方がやりやすいと思ってな。
ありがとうございます
ベルラさん……ですね……
よろしくお願い……します……(ぺこりと小さくお辞儀)
あ、はい。普段は素手……ですね……
ベルラさんは剣術がお得意ですか?
……だ、だったら、ぜひ武器を使っていただけたら……
武器をもった相手との手合せも必要かと……思うのです
あ~一応それにあたるのかね。ん、遠慮なく使ってくれ(巻藁に手置きながらへらりと笑み浮かべ
普段はあれか?室内にいることの方が多いとか。
おっと自己紹介が遅れちまったな。俺はベルラ・ガーネブラッディ。呼び方はおめぇさんに任せるよ。
イナホ、でいいんだな。分かった。じゃあそう呼ばせてもらうわ。
(少年の自己紹介に少し疑問を覚えたが特に意に介したことはなく)
ふむ、体術だね。喜んで受けよう。俺もちび以外の人と手合わせするのは久しいからな、楽しみだ。
イナホはいつもは素手で鍛えてるのかね?それならそれに合わせようと思うが。
(現れた男性にややオドオドした態度で)
えっと、ここを管理してる方……でしょうか……
ありがとうございます
お言葉に甘えて……使わせていただきます
……なかなか、体を動かす機会がなくて……
あ、そういえば、自己紹介がまだ……でしたね……
レント・イナホ……です
僕のことはイナホ……と呼んでください
(「僕のことは」をやや強調し)
……剣を使うのは……その……あまり得意でなくて……
でも、体術を向上させたいので……あの……その……
(青年をチラチラみながら遠慮がちに)
お手合わせしていただけますか?
(飯前に運動がてら軽く体を動かそうと稽古場へ向かえば、見知らぬ人影が見え)
おめぇさん、迷いひ…迷い猫かね?偶然此処に流れ着いたのかはわからんが、何はともあれ歓迎するよ。
(目の前の少年の言葉に嘘偽りないと直感で判断し
おや、風の噂でも流れているのかね。ん、自由に使ってくれて構わんさ。
もしおめぇさんが剣に興味あるなら、少しは力になれると思うが。
(キョロキョロと辺りを見回して)
あ、えっと……その……
ここで、稽古ができるって……聞いて……
少しの間、この場を使わせていただいてもいい……でしょうか