(おもむろにスケッチブックに文字を書き出す)
『あ、こ、こんにちは。ここは学校の屋上みたいですね…教室は凄く賑やかですし、ここなら少し落ち着けるかなと思いまして…。
まだ昼休みですし、街の景色を眺めながらゆっくり時間を過ごしながら交流出来たらいいなって思ってます。』
ああ、こんにちわ白衣の君。
眠いね…春眠暁を覚えずというものだよ。……ふふ。
黒髪の君(貴弘に向けて言っている)もこんにちわ。いい天気だよ。
……。(千代の変貌を見て悲しそうにびっくり、という器用な表情をする)
ええと、うん、まあ、実害はなかったから大丈夫だよ、千代君。