抜けるような青空に、眩しい太陽が輝いている。
空の色を写したかのように海は青く、吹き抜ける風は少し冷たさを持っているが、心地よい――そんな、とある昼間の砂浜。
※雑談トピックです。ご自由にお話しください。
(メモを取る様子を見て感心しつつ)
どういたしまして。
桐生さんはマジメなのねー……。
私はお店見つけるのに情報集めるより適当にぶらぶらするだけだったりするけど。
知ってはいても入ったことないとこだってあるし……きっとまだまだいいとこがあるはずよ。
(立て続けに褒められて今度はこっちがきょとんとする番。
一瞬間が空き、それから声をあげて笑う)
あははは!桐生さんってちょっと変わってるわね?
雰囲気がやわらかくて、そのマイペースなとこがちょっと面白くて、それに女の子らしくてかわいい。
私のほうは身長のおかげでかわいいってイメージからはちょっと外れるから、桐生さんみたいなの、時々うらやましいわ。
部活でやったのは……この前の演劇フェスティバルで、うちの部は「オズの魔法使い」をやったの。
知ってるでしょ?ライオンとかかかしが出てくる話。
私がやった役はオズ。
(ひとつ咳払いし、威厳を持たせた声で)……「我こそはオズ、偉大にして恐ろしき存在である……」。
……見ての通り原作のオズとはちょっと見た目が違うけど、劇の評判は結構よかった……と思う。
桐生さんは料理もできるのね?
でもウェイトレスとかしたって、絶対お客さん呼べると思うけど。