10月も後半になる中、ガラス工房ではハロウィンに向けて変わった飾り付けがなされていた
工房の前には様々なハロウィングッズが飾られ、硝子で作られたジャック・オー・ランタンが静かに出迎えてくれる
お菓子を貰いにくるもよし、店主と雑談するもよし
今日もまったりガラス工房は営業中です
職人さんですねえ。一所懸命つくてもろたらガラスさんも本望ですやろねえ
作てくだはるんです?ほやけど、気の毒ですわあ。他の人のでお忙しゅうないんです?
かまへんですの。有難いわあ。ホンマ、きずつない(申し訳ない)ですぅ
(ぺこりと高須さんにお辞儀して)
火ですか、、、ちょっとおっかないですね、気ぃ付けます。
(用意されたガラス棒をまじまじと見て)
へえ、こんなんですの。これだけでもキレイですねえ
(高須さんにお勧めされたグラスを見せてもらって、ほーっと感心したように)
えっらい、丁寧に作ってはるんですねえ……小さい悪魔さんいてはるわ。
(かぼちゃのグラスを見て)
ああ、ほうですねえ……このかぼちゃさんの……可愛いですぅ。丁度小さい子にハロウィンの何か贈れたら思てたんです。喜んでくれはるやろか、るいりさん。
ほな、このかぼちゃさんのおひとつ頂けます?あとこの悪魔さんのもお願いできますか?
(エリーゼさんの元気な声に虚を突かれ、たじろぐ。一方ワサビの方は飼い主を心配そうに尻尾を振って見上げるだけで特に何もしない)
わあ……元気な子やねえ……(若干びくびく)
(咳払いからのハロウィンの挨拶に、緊張もほぐれははと笑い)
お菓子、持ってへんですわ。どないしましょ……勘忍してくださいな
(申し訳なさそうな顔を向けてぺこぺこします)