マットレスが敷かれ、保健室からお借りした敷居で区切ったマッサージ部の治療スペース
今日も日々の疲れを癒しにお客さんがちらほらと・・
PL;雑談トピックです。治療する人される人
気軽に訪ねて下さいな
(赫乃さんに笑顔で対応します)
緋紅朱赫乃さんか。変わった苗字だね。印象深くて忘れそうにないね。宜しく、緋紅朱さん
君の薔薇園で……ほう、それは興味あるね。君が構わないなら一度見せてもらいたなあ。分けてくれるなら、尚更
(緋紅朱さんに心配される日暮さんを見ながら)
……ふうん。君たち、仲が良いんだね。友達?怪我、治してもらったらどうなんだい?
(淡々と喋る日暮さんの言葉に、さも意外そうに目を瞬かせ、それでも不機嫌そうに言い返します)
ああ、そう。
悪人だろうが、構わない、だって?僕自身の言葉……今だって……(言いかけて、考える。その考えを振り払うように、早い口調でからかうように)
君に気持ちをぶつけるのか、はは、面白いなあ。八つ当たりでもしろっていうのかい?構わないけれど、きみ、変わってるって言われない?
(日暮さんが立ちあがるのを黙って、その行動の先の確認します。少し警戒している。こちらに近づこうとするから、首を竦めて嫌そうな顔を見せる。日暮さんがひざまずくその緩やかな挙動を、自分を怯えさせないものであるのだと、感じ、戸惑いを隠しきれず)
……あ。
(何をされるか予想できたので、唇を噛んでいた。日暮さんの手が、肩に触れるか触れないか、その瞬間に肩をこわばらせ、パッドが自分の身体からはがされていく間まで、声は出さずにいる事ができた)
……
(無言の溜息。肩が下がる)
ん。あ、ありがとう……
(白い顔にほのかに血の色がさし、乱れがちな呼吸が緊張を物語る。それでも気丈な振る舞いを保とうと、ぐっと息を呑んで、強い口調で返します)
本当の意味の、治療……。やっと君の手並みが拝見できるのかな。それは……楽しみだ。
構わないよ、やってごらん。別に苦痛なんか、感じないよ。治療するのに苦痛を与えるつもりかい?そんな訳ないだろう
(と言う顔は少し怯えているようだが、挑発的でもある。肩甲骨が触られているのを感じると、びくついて背中をぴんと張り、思わず声を漏らした)
……ひゃっ――
(僅かな沈黙の後……)
失礼した。……構わない、続けてくれ。苦痛は、感じて、ないから……