シナリオタイトル:
マタタビック演劇フェスティバル
担当ゲームマスター(敬称略):
墨谷幽
シナリオタイプ:
シルバーシナリオ
▼リアクション
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▼シナリオガイド
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▼参加者一覧
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▼コメントページ
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シナリオID :809
シナリオ名 :マタタビック演劇フェスティバル
キャラクター名:ネミッサ・ネモローサ
投稿日時 :2015年03月16日 23時20分36秒
◆アドリブ度
S
◆指定イラスト
コッペリア、またはオートマタの追想
http://rakkami.com/illust/detail/6394
◆プレイヤーの目的・意図
【1-A】
自分の生い立ちをモデルにした人形劇を演じ、PCの狂気性と猟奇性を際立たせたい
◆キャラクターの目的・理由
劇団名 リジー・ボーデン
演目 「チェンジリングの悲劇」
◆キャラクターの行動・手段
ステージにお人形を配置
中心に座る赤毛のお人形はネミッサ
他は両親とおじ様に見立てトーンを変えて声真似
お人形が喋る時にはスポットライトをあてる
愉快で不快なグランギニョル
ネミッサは騙り手で語り手
器用に糸を手繰りお人形を動かす
主人公は赤毛の少女
彼女は妖精眼を生まれ持ち人ならざるモノを視る特殊体質
両親は異常な言動を繰り返す娘を気味悪がりチェンジリングとして虐げた
人のカタチして人にあらず
殴られ蹴られボロボロになってくお人形
両親に疎まれ虐げられる少女の唯一の慰めは優しいおじ様
でもそれは嘘
おじ様の狙いは兄夫婦の遺産
チョコレートのような甘言で少女を誘惑し犯罪に加担させた
嵐の夜、強盗の仕業に見せかけて少女に両親を殺させたのも彼の目論見
見事後見人に収まったおじ様にとって姪は邪魔者
仕上げに姪を始末しようとして、あらら、可哀想に返り討ち
マザーグースを唄いながら両親とおじさまに見立てた人形の首を鋏で切断 放り投げる
少女はとっくに気付いていたの
おじ様に利用されてるだけだって
自分は道具でしかないって
照明で赤く染め抜かれた血の海の中
唯一生き残った少女が嬉々として叫ぶ
私はもう自由!
何にだって縛られない!
それは取り替え子の産声
鋏で糸を断ち切り、客席に向かって赤毛の人形を放り投げる
これで全て終わり
ネミッサの背からギミックで仕込んでおいた翅が生える
ワイヤーで吊られ宙を飛ぶ
そう、私は妖精の取り換え子
どこへだって飛んでいけるの