シナリオタイトル:
幼き日の君へ
担当ゲームマスター(敬称略):
青崎灰次
シナリオタイプ:
ブロンズシナリオ
▼リアクション
http://rakkami.com/scenario/reaction/823
▼シナリオガイド
http://rakkami.com/scenario/guide/823
▼参加者一覧
http://rakkami.com/scenario/chara-list/823
▼コメント
http://rakkami.com/scenario/comment/823
シナリオID :823
シナリオ名 :幼き日の君へ
キャラクター名:斑鳩 遙
投稿日時 :2015年03月01日 02時15分07秒
◆アドリブ度
S
◆プレイヤーの目的・意図
PCの過去を描写してほしい
子供の頃の自分と関西弁で対話
◆キャラクターの目的・理由
子供は嫌い……というか苦手だ
でも過去の自分となら話せるかもな
容姿
眼鏡をかけた賢そうな7.8歳の少年
◆キャラクターの行動・手段
ここはイリュージョンランドじゃない
子供の頃一度だけ連れてこられた遊園地
青い風船を手に歩く子供の頃の俺
俺の両親は互いにも子供にも無関心
それでも人並みに世間を真似てみようと思い立ってか
子連れで遊園地に来たはいいもののそこからどうしたらいいかわからず、帰りの集合時間を決めて各々好きな所へ行こうという流れになった
両親が別々に去った後
一人歩く少年を見つけ、楽しいかと聞く
「別に」
淡泊な返事 退屈そうな表情
両親は好きかと聞けば「……ようわからへん」と眉を潜めて返される
そうだ、この頃は関西弁を喋っていた
俺も故郷の言葉……関西弁に戻って対話をする
大人が一人で遊園地に来るのかと聞かれ、大人だって迷子になるさと曖昧に濁す
突然、少年の手から風船が離れて空高くへ飛び去っていく
当時はその場に立ち尽くし見送るだけだった
大人になった今と同じ、どう足掻いても手が届かないと最初から諦めて
咄嗟に手を伸ばし紐を掴む
何故そんな事をしたのか
ただただ純粋に、この何事にも動じない冷めた少年の反応が知りたかったのか
風船を渡せば、少年がほんの僅かはにかんで律儀に礼を述べる
「おおきに」
…もう少し嬉しそうにすればええのに
可愛げないな、ほんま