店内の内装は、喫茶店風の落ち着いた雰囲気になっており、店内に流れた音楽もそれっぽいものが流れている。
店内には、食事をしに来た人やのんびりとしに来た人など様々な理由で訪れた人がいるようです。
何やらオーナー兼店長である青年と話しているお客さんもいるご様子。
注文は、こちら(https://rakkami.com/topic/read/2114)からお選びください。
※こちらは雑談トピックとなります。
基本的にRP推奨ですが、PLによる注釈などはOKです。
他の方のキャラと仲良くなるために利用してもらえたら嬉しいです。
ただし、喧嘩や未成年キャラでの飲酒、成人キャラでの飲酒による羽目をはずしすぎた行動など
他のお客さんの迷惑になるようなRPはご遠慮ください。
そう、ここは語らねばなるまい。テーブルに並ぶ料理に視線を向け、そのまま都築は手に取ったフォークを掴みそのままローストビーフへと手を進めた。薬味にホースラディッシュ、マスタードを使っても良い。だが、先ずは肉の味を味わいたいそのままスライスしたビーフを口に入れる。
「うめぇ……」咀嚼を繰り返しながら口に広がるえも言われぬ豊かな風味に思わずもう一口肉を進めた。
蛟さんが焼くローストビーフは、丁寧に強火で焙り絶妙なタイミングで焦げ目をつけて、ジックリと弱火で気長に焼く、それが肉汁を閉じ込め口いっぱいに溢れた肉汁が食感を高めてくれるのだ。
そしてそのまま徐に視線をマカロニ・アンド・チーズに向けた。
基本のシンプルなめらかなホワイトソースを余すことなく濃厚チーズと合体させたアメリカのおふくろの味。火傷しそうな熱いマカロニをフーフー吹きながら食べるおいしさ。
まるで俺の口の中では、蒸気機関車の石炭を運ぶが如く。もう俺は止まれなくなりそうだった。
このままではオーバーヒートしてしまう。脱線するのを堪えて今度は、アイリッシュシチューを口に運ぶ。日本で言う肉じゃがに似ているこの料理を口に運ぶ。
アイリッシュシチューには羊肉が使用されている。弱火で長時間煮込んでいる丁寧さに驚かされる。タマネギ、ジャガイモの野菜の甘さが羊肉を引き上げてくれている。この職人技。
よくギネスビール(黒ビール)と合わせて食事をする大人が多いと聴くが、俺は未成年。その境地にはまだ行く必要はない。慌てるな。
――そう、慌てるのはこのシェパーズパイを食べてからでもいい。
この厚みがあるミルフィーユの様に重ねられた芸術品。マッシュポテトで重ねられた壁を越えれば、ミートソース、そしてチーズの海原へと突き進み、再びマッシュポテトの畑へ到着。
この飽きがこない口の食感。マッシュポテトの甘み、肉の旨みが波の様に交互に押し寄せてくる。外はカリッと香ばしく中はフワッと……ああ……今の俺はまるでサーファー。そう伝説のマッシュポテトサーファーだ。
マッシュポテトの波を乗り終え疲れた俺に待ち受けているのは、この優しさに溢れた、タマゴサンド。そう。我が家に帰ってきたかの如くの安心感。卵の包み込むかの様な安心感。黄色の優しい味わいが口に一杯に広がると
俺は叫ばなければいけないのか……早朝の鶏の如く生命の誕生の喜びを……!!!!