文芸部部室へようこそ。
私は暫定部長のムゲンだ。
自己紹介用トピックの方に事情は書いたから気になるなら見てくれ。
まぁいろいろゆっくり話でもしようじゃないか。
この先、本を紹介するトピックやら何やらを作るつもりだが今は人まず、部員間交流を楽しもう。
ここは部室だから誰でも好きに入ってくることができる。部員じゃない人たちもまずは体験入部だ。ここで一緒に雑談を楽しんでいってくれ。
おやすみ、花風。願わくば、その重荷が少しでも晴れますように。
……寝たかな?
(眠りに落ちたのを確認してから)
ふふ、この"呪詛"本来の役割は相手の持つ罪を背負ってあげることらしいよ。
貴方はそんなこと望まないだろうけれど、貴方が少しでも救いを得られるように、俺が貴方の罪を背負えたらいいな。
"断罪者"は最初から神の国にはいけないから。せめて貴方はいけますように。クロウディアは、行けるかな……? もしいけないなら彼の罪も背負わないとね。
よしっと、俺は花風が起きるまで本でも読んでようっと。
「私を引っ張りあげて」。
うん、あってるかもしれないね…。
わー、なんだか本格的…。
(静かに目を瞑り
…ねぇムゲン。
クロウディアは…あの人は私が理想、なんだって…。
どういう感情かわからないって、言っていたけど…。
それって、私が、好きってことかな…?
そうだと、いいのに…。
もっと、あの人に、私を好きになって貰いたい、な…。
(うつらうつらしながら呟く内に眠りにおちる。
まぁ、神父というか厳密には司祭だけどな。まぁそれとして、建前上は清廉潔白ってことになってるからな。
そうだな。でもティラミスには「私を引っ張りあげて」という意味もあるぞ。……いや、ある意味お前にぴったりか?
あぁ、いいぞ。やってやろう。その前に他の話題についての返事しておくな。
そうか? まぁ、今の俺のリサーチ力なんてたかが知れてるし、流石にお前の過去の話まではわからないけどな。いいよ、嘘を話すのは辛いだろうし、聞かない。
いいさいいさ。そういう部分で俺とアイツを区別ができてるなら別にそれで。
大丈夫。その辺はちゃんとわかってるから。俺のことを時々突き放そうとするのも俺のことを心配しているんだってことは分かってるよ。俺だって、最初の頃はアイツを突き放してたしな。
まずはろうそくを立てて、お香をたく……。む、学校内では火気厳禁か? まぁ、最悪見つからなければ良いか。
久保田先生が部室によるとか言ってた気もするけど、まぁ、来ないように祈ろう。
はい、それじゃあ目を瞑って……。
(以下、アロマセラピーなのかカウンセリングなのか催眠術なのかおまじないなのかよく分からない儀式的な何かが始まる。無事完成し、成功したならムゲンが何か言ってたり何かしたりとしている間にちょっとずつうつらうつらし始めて最後には熟睡している……はず)
神父って、なんだか不自由そうだね…。
私、ときどき無性にティラミスが食べたくなるんだよね。
ティラミスって、イタリア語で
『私を元気付けて』って意味なんでしょ?
食べたら元気がでるかなあって…。
ふふ、私は神出鬼没だからね。
うーん、じゃあお願いしてもいい?
私が効くって信じればきっと効く筈…!
あー…うん…。
ムゲンになら暴かれても、まあ、いいから
私のことことなら、好きなだけ調べてくれていいよ。
この間、過去の話をきかせるって言ったけど
私の口から話すのはやっぱりちょっと無理そうだし…。
話すのが辛くて嘘ついちゃいそう。
クロウディア相手だと平気なんだけどな…
(髪を弄りながら気まずそうに視線を落とす
ありがとう。
まあ、気が向いたらお願いするよ。
だってこう…。
大好きーって思うと、どうしても
自分で自分を止められなくて…。
普段我慢している分、気持ちが溢れちゃうっていうか…。
それだけムゲンを大切に思ってるって
好意的にとって貰えたら嬉しいかな、なんて…。
(苦笑して
ティラミス……。甘いものは好きだが、実はあんまり食べたことがなくてな。
イタリアにいた頃は庶民料理くらいしか食べられなかったし、バチカンではあんまり娯楽品はなかったしな。ほら、一応神父だったし。まぁ、それを言ったらイギリスに出向していた間も神父ではあったわけだが……。
さぁ、どうだろうな。まぁ眠りたいならごゆっくりどうぞ。今メンバーの欄を見たら知らない間に部員になってたみたいだしな。
どうしても夢見が悪いなら、適当な"呪詛"でも刻んでみようか? あんまり真面目に聞いてなかったからまともに効くかはわからないけどな。
うーん、まぁ確かに何か面白いことがあってリサーチするわけではないしな。それに、それで暴かれることってたいてい隠していることなわけだから、むしろ嫌な思いをしそうだな。そこまで突っ込む気は無いが。
……? まぁ置きたくなったら声をかけてくれよ。流石に作れる自身は無いが、一度修理をしたおかげで設計図は頭に入ってる。CADで作図して技術者に依頼すれば作ってもらえるだろう。
正直、瑠璃条は呼び名よりもスキンシップの方が強烈でな。呼び名なんて最近はもう慣れた。
お前になら愛称で呼ばれても別にいいかなって気がするし。
……それにいつぞやのスキンシップはあいつ以上に強烈だったしな……。
フィッシュアンドチップス?
作れなくはないけど…。
ティラミスとかは好きじゃないの?
図書館じゃないんだし、寝ていてもいいんじゃない?
私は最近上手く寝付けない上に
眠れても夢見が悪くってもう…。
ここなら良い夢が見られるかな…。
私のことリサーチしても面白くないと思うけど…。
…いや、ミスじゃないよ?
部活名は…ほら。
思い切りって大切じゃないかなって…。
あはは…。
(笑って誤魔化し
私も廃墟の部屋に置こうかなー。
そうすれば後でまた…。
…いや、やっぱりやめよう。
ストーカーじみてる…。
照れたりしないの?
恥ずかしがってる姿が見られると思ったのに…。
食べたいもの……?
んー。パッと言われて思いつくものは特に何もないが……。
そうだなぁ……、フィッシュアンドチップスなんかはどうだろうか?
あぁ、居眠りすると他の部員に怒られそうだから俺はあいにくしたことが無いが、気持ちよさそうだな。
あぁ、俺は反対側に座るから遠慮なくどうぞ。
ふーん。そういえば前にリサーチした時に記述した気がするな、確か……(チラッっと手帳の一ページを見て)……乙女精神向上部? ……ふむ、記述ミスかな。
俺がこの島に流れ着いた時に持っていた携行品の中で一番大きいものだ。修理したは良いものの、もう家においておく必要もなさそうだから、この部室においている。なかなか便利だろ?
……そんな呼び方をするのは瑠璃条くらいだろうと思っていたが、お前も呼ぶ気か。いや、愛称で呼ばれるのは別に嫌ではないがな。
じゃあ今度何か持ってくるよ。
何か食べたいものとかある?
あったら教えて欲しいなあ。
あそこかー。
(示された席に目をやり、目を細め)
隅っこっていいよね。
暖かい日差しの中でお昼寝、最高だろうなあ。
ふふ、今度ここに遊びにきたときは
あそこに座ることにしようっと。
(無邪気に微笑んで
そうなんだ。
私も部長してたりするんだけれど
最近部室に顔を出してないなあ…。
部活を盛り上げる様な何か考えないとって
思ってはいるんだけどね…。
うーん…。
便利なものがあるんだねぇ。
(ログを覗いて)
あはは、むーたんだって。
かーわいい。
私もこれからムゲンのことを
むーたんって呼ぼうかなあ。
(おかしそうにくすくすと笑いながら
へぇ。そのうち食べてみたいものだけど。
…………まぁ、何か機会があったら、ご相伴に預かりたいな。
ん、俺のお気に入りはそこ。一番窓際のテーブルの端っこの席だよ。日が当たってあったかいし、顔を上げて少し横を見れば他の部員の様子を眺められるしな。まぁ、今みたいな暑い日は直射日光がきついのでカーテンを締めさせてもらうが。
そうだなぁ。
俺が知らないだけで割りとちょくちょく来てはいるみたいなんだが、特にいつ来るとか決めてないもんで、なかなかタイミングが合わないな。
まぁ、普段どんなやり取りをしているのか気になったらそこの会話記録装置「ブラックボックス」(メタなことを言えばログ)を確認すると良い。……すごいな、もう8ページか。
ふぅん。
私も料理得意なんだよ。
この間クッキーを作って寮生の子達に食べてもらったの。
喜んで貰えて、嬉しかった。
(思い出して微笑み
ムゲンにもお気に入りの場所があったりするの?
他の人達にもあってみたいけれど
あんまり部室にはこないのかな。
(扉の方に目を向けて
愛を喜ばせるために色々していたら、こういうことばっかり得意になったりしてな。
まぁ、クッキー作りに関して言えば、うちの部員の中では折口の方がうまいんだが、今はいないしな。
本とティーセット以外は何も無いところだが、ゆっくりしていってくれ。
あ、席には指定はないから適当に座ってくれて良いぞ。まぁ、みんなお気に入りの場所があったりもするから、他の部員が来たら気を遣ってくれると嬉しいが。
まぁ、そんなことで怒る奴もいないだろうし、基本的には気にしなくて良いかな。
ムゲン、こんにちは。
(嬉しそうに笑って
クッキーと紅茶?勿論もらう!
男の子がお菓子作りしてるのみるって新鮮だなあ…。
よーし、追加でクッキーを焼き終わり。
っと、久しぶりのお客さんだな。
いらっしゃい、冴来。
クッキーと紅茶はいかがかな?
こんにちは。
…誰もいないの?
まあ、いいか…。
(勝手に椅子に座り、手に持った文庫本を開く
>折口
久しぶりだな。
怪談大会か、なるほどいいかもしれないな。さすが折口。いつもいつもありがとな。
すみません、生存確認を兼ねて…。
文芸部が活躍できる場といったら、怪談大会とか良いかもしれないですね。
今はまだ初夏ですので、ちょっと早いですけれど…。
久しぶりにブラックボックスを確認してみると、ずいぶんといろんな会話をして来たんだな、俺達。
まだ一ヶ月しか経ってないというのに。
ふふ。さて、部員でも探しに行ってみようか?
瑠璃条がまた顔を出したときにでも驚かせることが出来るかもしれんしな。
あとは、もう部員ではないが影野との再会した時にも驚かせることが出来るかもしれないな。
(ずっと一人なもんで、感傷に浸っている
まぁ、な。実際の飛行機などのブラックボックスは発見しやすいよう目立つオレンジ等の色だそうだが。
いや、一時期うちの副部長の瑠璃条が配ってくれていたチラシには「男性部員募集」の旨が記されてはいたんだがな……。
まぁ、それにこれだけ女性ばかりなら、弱点克服に役に立つかもしれないし。それにほら、一応眼福ではあるぞ、うん。
俺が読んでいる本か? 基本的にファンタジーものが多いな。
最初は純文学ばかり読んでいたんだが、周りに話題を合わせる意味もあってライトノベルにも手を出したらはまってしまった……という感じか。だが、最近はライトノベルですら読めない奴が多いな。
純文学を読むのよりも全然楽だろうに。と、これは愚痴だな。
最近読んでいた本は「少女地獄」と「桜の森の満開の下」だな。どちらも文集なので、実際は他にもいくつかの話が含まれているが。
ブラックボックス? ……これか? 本当に黒いな…。不気味だ…。
そういえば名簿も見てきたが、確かに男子部員が少ないようだな。
女子が苦手なムゲンとしては、運営が大変かもしれないが。
むしろ男子部員を募集してみるのも面白いかもしれないぞ?
どうやら女子に囲まれているほうが幸せな人種もいるらしいからな。
そうだ。ムゲン…だけでなく部員の皆に聞いてみたいのだが、いつもどのような本を読んでいるんだ?
読書部でない以上執筆専門の生徒もいるかもしれないが、よければ聞かせてくれ。
ようこそ、ユージーン。
まぁ、ご覧の通りの有様だが。そっちのブラックボックスがこの部室の会話を全て保存しているので雰囲気が知りたければ見てみるといい。(メタな話をすると過去ログのこと)