古今東西の様々な古書がずらっと並べられた本棚がひしめきある狭い店内。
飲食スペースに設けられたカウンターには、店主らしき男が一人。
「いらっしゃい。良い本に巡りあえるといいね」
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雑談トピックです。
お友達同士でおしゃべりしたり、本を探す、読むなどのRPにお使いください。
喧嘩・確定RPにご注意ください。
本を読むだけならお代はいただきません。また、小中学生は無料で飲食が可能です。
ただし、お家の人が心配するので暗くなったら帰ること。
「夜は大人の時間だよ」
注文などは甥の直治にしていただければ、店主へと取り次いでくれるでしょう。
確かに迷う。まぁ誰がどこに居るかは特に気にした事はねぇからいいんだが。
お前はふらふら探索などしていそうだな。
…その間はなんだ。あんまり信用ならねぇ。
朝に弱いのを知ってるから言ってるんだ。現に今も休みがちなんだろ。油断してると足元掬われるぜ。
そうか、なら見なくていい。
響きとかそういう問題じゃねぇ。おい、ちゃんと聞いてるのか?てめ…(舌打ち
その曲の難易度は高いが、その分練習すればいいだけの話だ。
…!違う。そこまでコイツとは仲良くはねぇ(無理矢理楽譜を六花の方へ押し退けて、違う楽譜を眺め
それはそうとこんなに楽譜があるとは思っていなかった。店主も楽器はやってなかったのか?
1つ目は「犬のためのぶよぶよした前奏曲」サティの作品の中でも一際奇妙な題名だと思うぜ。
だが曲は至って普通…ということはないが、落ち着いた曲調だな。
2つ目は…色々な名前があるな。「失われた小銭への怒り」正式名称は「奇想曲的なハンガリー風のロンド」
ベートーヴェン死後に発表された曲だ。ほぼ無休動のリズムが特徴だな。
即興曲な要素が強く、勢いが感じられて自分は割と好みだ。
3つ目は…(楽譜を見て暫し無言