夜歩く人達がそれぞれ自分の時間を過ごすスペースです。適当になんか呟いたりしてください。
ニャー
(ゴロゴロ)
(浮浪者が一人ふらふらと歩いて、そのままどこかに消える)
fm.
……お……。生きてた……。おかえり……。……寝子島で、休んでって……
(壁に向かって)ごめんなさい、ごめんなさい、全て僕が悪いんです。だからもう許してください。
一人でいるのはもう嫌なんです。自分からみんなと縁を切っておいて虫が良すぎると思いますが、
これ以上一人でいるのには耐えられないんです。誰に向かっても心を開けないから、誰もが幸せそうに見えて恨めしいから、ひたすら自虐と八つ当たりしかできなかったんです。お願いです、許してください。
これが泣き言だと言うのもわかっています。全部自業自得なのだから一人で抱えてそのまま死ねと言われても文句は言えません。それでもやっぱり一人は嫌なんです。お願いです。許してください。許してください…。
死んだように静かだ。
夜はこうでなければ。
ふぃー
ちと飲みすぎたかな?
まぁたまには酒におぼれて歩くのも悪くないなっと!
ハハハ!
狂は星空が綺麗だな。
…今日僕は最低な行為をしてしまった。
……独りでいたいのにぃい……
騒がしいぃい……
今夜は帰りたくねーな
女つかまえっか
か弱い女子が一人歩いてたら、ナンパとかされないものかしらね
……無理か
ん~……選挙管理委員の打ち合わせで遅くなっちまった……坂内は流石しっかりしてるよな~……
(軽く欠伸をしながらスマートフォンを何をするわけでもなくボーッと視線を向けて歩いていると、目の前の人影に気付き)
……お? あれ皆口じゃん。あいつも居残りか? おーい? 皆口ー? 帰りか~?
(視線の先の相手が皆口を解ると空いていた片手を振りながら声をかけ)
今は誰にも会いたくないな……
何処まで歩いたら……一人になれるかな……?
はぁ……バイト終わったー。
とっとと帰って寝るー……。
天国の君に、会えるなら、この身など、いつでも…♪
【自分で適当に作詞した歌を呟くように歌いながら、夜道を歩く】
……………
【この島に来て半年…地元を離れてここにやってきたことは、間違いじゃなかった
…でも、出来る事なら、生きてあの子にもここに来てほしかったな】
(夜空を眺めながら、一人心の中で呟く)
寝子高の女の子はみんな優しいから、嬉しくてつい好意を抱いてしまうがこれもやっぱり浮気性になるのかな…。もしそうなら我ながら情けない…。こんな呟き聞かれたら爆死しそうだな。
・・・(すぅすぅ
『猪が背に少年を乗せて何処かに歩いて行く』
この島は変わらないな
……いや、変わったのか
夜の闇はその変化をも優しく包み隠してくれる
……肌をなでる潮風の感触と匂いは昔のままだ
もうじき、公式戦か・・
まだ僕には2年残ってる。けど妥協はしたくない
何もかも終わってしまってから味わう後悔なんて嫌だからね
(言い終えるとフードを被りロードワーク開始)