『入館無料』の貼り紙と、開け放たれた門。
アナタは気後れしながらも門をくぐった。
青々とした芝生と季節の花に彩られた庭を進み、薔薇のアーチをくぐったアナタの前に、背丈の倍はあろうかという巨大な扉が現れる。
ゴシック調の白い外壁に負けぬ存在感を放つ、黒い観音開きの扉の前に立つと、薔薇に囲まれた獅子のノッカーの横に『入館の方はこちらを鳴らして下さい』と書かれている。
意を決したアナタが2回ソレを鳴らすと、ゆっくりと扉が開き始めた。
出迎えてくれたのは美しいオルゴールの音色、そして暖かみのあるオレンジ色の灯りだった。
館内を見渡すアナタの後ろで、扉がゆっくりと閉まっていく。
アナタの目の前には美しく、無機質で、異様な、混沌とした光景が広がっていた。
横からアナタに声が掛かる。
「お客さんですね。ようこそお越し下さいました。まずはこちらで、お茶でもいかがですか?」
・・・・・・・・・・
(こちらは雑談トピになります。)
(返ってきた敬礼に嬉しそうに微笑んで)
陽太さんこんにちは、です。
アルバイトの制服ですか…とっても似合っていますね!
(格好良いです!と小さく拍手)
歯車のループタイ(ブローチでしたらごめんなさいです)も…素敵ですっ。
勘助さんお久しぶりですっ、またお会いできて嬉しいのです
(視線に気づいてか、じーっと見返してみる)
それからもふもふさんも…!
…やっぱりかわいいです……ふわふわ、いいなぁ…。(うっとり)
あ…初めましてな方もいらっしゃいますね…!
雪乃宮は、雪乃宮 心花といいますです。
どうぞよろしくお願いします。
こんな館があったのか……知らなかった
博物館か?
(物珍しげに庭を見回しつつ歩を進め獅子のノッカーを鳴らす)
(開き行く扉の向こうの光景に眩げに目を細め)
……まさしく非日常だな
主人はどこだろう
あ、こんにちは…
(この前いた人だ…)
【雪乃宮さんをじーっと見ながら】
はい、似合います…かっこいい、です…【微笑】
実はここでバイトする事に決まってねぃ。
この服装は、バイト用の制服なんだわー。
へへー、似合うかなぁ??
心花ちゃん、こんにちはーっ
ようこそ、ドムス・エクス・マキナへ☆(つられて敬礼)
なんか不思議な気持ちになる蝶だよねぃ。
こんにちは…!
もっともっと、いろんなものが見てみたくて…また、来ちゃいました。
(『おじゃまします。』と何故か敬礼)
…!!綺麗な…蝶々っ!
近づいたら空気の流れとか変わっちゃうのかな…?
(ひらり、ふわりと舞う蝶にそっと近づこうと)
……俺も、手伝い、ましょうか……?
【作業中のオーデンさんの様子を見ながら】
あ、呉井さん、こん……にち……は……?
……その、服装、は……?【首かしげ】
遅れてすみませーん…っ
おーぅ、めっちゃキレイなてふてふ飛んでるぅ☆
オーデンさん、なんでも直せちゃいますねぃ、すっごいなぁ~。
勘助君、久しぶりだねぃ。こんにちはー♪
あ、こっちにもキラキラなわんこがいるなぁ。
いやはや、やりかけの物をいくつも放置してしまってますね。
これはもうすぐ終わるので、片付けてしまいましょうか。
(作業場へ向かう)
http://rakkami.com/topic/read/1672/7
ヤレヤレ、無事に飛んでくれましたか。
羽根をレジンにしたのが良かったかもしれませんね。
ああ、あのまま放っておいても大丈夫ですよ。
空気の流れに沿って飛ぶので、障害物があってもある程度避けて飛ぶのです。
美しいだけでなく、緻密さの詰まった作品ですよね。
あはは、また、来ちゃいました…
……え、えっと、お尻、大丈夫、です、か?
【と恐る恐る聞いてみる】
愛するものを蘇らせる、か…【ぼーっと犬を眺め】
……あ、今日も、よろしく、お願い、します、館長さん
【と頭を下げる】
(ある日の午後。館の入り口にて)
http://rakkami.com/topic/read/1672/6
昔話が過ぎましたか?
では、改めまして。
ようこそ、ドムス・エクス・マキナへ。
今日もお茶を用意してますので、それまで展示でも眺めていて下さい。
(再開です)
お菓子は『Raton』というお店の物だそうです。
では皆さん、またのお越しをお待ちしています。
…もう、そんな時間…。
…名残惜しい、けど…帰らなくちゃ…。
(残念そうに席を立ち
…オーデンさん、ありがとう…。
…また、来ます…。
…みんなも…またね…。
(微笑み手を振って退出
お、もう閉館の時間かぁ。
時が経つのは早いねぃ。
オーデンさん、お邪魔しました。
また来まっす。
みんな、また会ったらよろしくねー☆
シーサイドダウンで……あの、もし、よろしければ、ですが……
今度、その、お店、教えて、くれます、か?【恐る恐る聞いてみる】
もう、あっという間に……
…………【ちらり、と今いる人達を見ながら】
…………えっと、今日は、ありがとう、ございました…………
今度、また、あったら……よろしく、おねがい、します【と小さく、手を振って、立ち去る】
報われぬ恋だからこそ、形に残した。
少し哀しくもありますね。
(使用人に耳うちされ)
お菓子はシーサイドタウンで買った物らしいですね。
美味しいと評判の店だそうです。
確かに素晴らしい出来です。
さて、止まらぬ時間は楽しいほど早く過ぎるモノ。
残念ですが、まもなく閉館の時間です。
今度は夏らしいケーキでも用意させておきましょう。
また、来て下さいね。
(展示の都合で一旦区切って、翌日から再開となります)
ああ、なるほど…たしかに、かわいかった、です
【ふふ、と笑う】
…ほんとうに、姉妹、ですね
彼女も、あなたのことを、自慢の姉だと、言ってました…
…ッ
【頭触れられた瞬間、ピクッとするが】
【撫でられて落ち着いたのか、段々花風さんの身長に合わせるように頭を下げる】
…時間は止まってくれない、か…
…楽しい時まですぎてしまうのは、切ない、ですね
…俺が食べたことがないから、とも思ってましたが…
……このおやつって、手作り、ですか?【オーデンさんに向けて】
恋、か……【ボーッ】
…苗字なら…多分、妹、かな…。
…可愛い子、だったでしょ…?
…私の、自慢の…妹、なんだよ…。
(もふもふに顔を埋める様子を見てくすくすと笑い)
…照れ屋さん…貴方は、可愛いね…。
(勘助さんの頭に手を伸ばし、よしよしと優しく撫でる)
…時は止まって、くれない、もんね…。
…楽しい、時間のまま…
…ずっと止まって、くれたら、いいのに…。
(人形との踊りを見て感嘆の息をつき)
…本当に…生きてる、みたい…。
…私も、一緒に…踊って、みたいな…。
…貴方と、私の、出会いにも…
…きっと何か、意味が、あるんじゃ、ないかな…。
(陽太さんを見て微笑み)
…複雑に、思う人も…いるん、だろうけど…
…私も…こういう、恋の形が…
…あってもいいと、思う…。
…肖像画の、中の二人…凄く、幸せそうだし…。
全ての出会いに意味がある、かぁ…。
…そうだといいな、本当に。
オレも初めてピスタチオのお菓子食べた時、変わった風味だなって思ったなぁ。
うはぁ…コレが人形?
よく出来てるなぁ、……あ、目の部分の光の入り具合に職人の本気を感じる…。
こりゃ、生きてますって言われたら頷いちゃいますねぇ。
ん、オレはこーいう形の恋もアリだと思いますわ。
(お茶の時間が終わり、パチンと指を鳴らすと、星空は消え、天球儀はその動きを止める)
星空は私も大好きですし、ずっと眺めて居たいのですが、時を忘れてしまいますからね。
世の時間は我々を追い、残念ながら止まる事を許してくれないのですよ。
さて、次は自動人形でもいかがですか?
オルゴールのモノよりも、より大きく、精巧なモノです。
http://rakkami.com/topic/read/1672/5
恋にも、色々な形が有るモノですね。
へええ…俺は、海外の知識乏しいから…
…でも、カワイイお菓子、ですね
【マカロン一個つまみながら】
星の海…一生眺めたい、です…
できることなら、みんなと一緒に…
甘いものは、大丈夫です
【もぎゅもぎゅ】
……ただ、この味、味わったことないかも
あ、は、はい、そ、そうです!
苗字です!
すみません、とんでもない間違いを…
はい、是非!
……って、いや、あの、今のは全然違う……ッ!
【もふもふに自分の顔を深く突っ込む】