呼んで字の如く、休憩する場所だ。
雑談でも何でも好きにしてくれてかまわねぇよ。
……まァ、あんまり騒がれても困るけどよ。
でも今は枯れたと? ハッ、冗談キツいぜ!
一度でも武術に懸けた人間が、老いた程度で足を洗えるワケが無い――んお?
(視線を追って声の主を見やる。一瞬目が合い)
へぇ……。
(“計測られた”な、と認識する。ニヤついた口角が更につり上がって)
何だい爺さん、孫か? 随分な美人さんじゃんか。
(茶化すようにそう言うと、ギラつく戦意はそのままに獅子島に向き直る)
どーも、眼鏡の素敵なおねーさん。お邪魔してるぜェ。