柔らかな陽射しが差し込む穏やかな昼。
清んだ空気が周辺を満たしており
野生動物が時折、喉を潤しにやってくる。
ある少女は静かに語る。
「この泉には妖精達がすんでいるの。
貴方に姿が見えないだけで
ちゃんとここに存在しているのよ。」
*昼の雑談トピックです。
*独り言や探索にもどうぞ
ああ、いや。ごめんなさい。
庵さんがそう言っているって訳ではなくて
「自分達が正しければ何やっても構わない」って考えの人たちが
この世にはいるってお話しよ。
なんというか、それを思うとみんなの居場所なんて
結局何処にも無いのかもしれないって
そんな風に思ってしまうわ。
それを肯定したくはないのだけど。
そういう私も騒がしい場所は正直に言って苦手だし。
大勢で賑やかに楽しく騒ごう、とかね、駄目なのよ。
大抵の人はそれが好きなのだろうけど
私はこういう場所で静かに過ごしている方が楽でいいのよね…。
ああ、そうだった。
庵さんの目的はそれだったわよね。
珍しい植物…。んー…。
この島に来たばかりの時に見たような気はしたけど
どんな植物だったか忘れちゃったわ。