とある休日の昼下がり。
お客さん同士の雑談中は、我々はお邪魔致しません。
店員の事は気にせず、お好きにお喋りしていって下さいな!
…ずっと…外に、いたって…自覚、したら…
…凄く、喉が…渇いてきた…。
…夏は…暑いから…やっぱり、嫌い…。
(ぐったりした様子でぼやきながら入店
(やや奥まった位置の2人席。頬杖をついてぼんやりと外を眺めている。
日頃はチンピラ臭い派手な柄シャツを愛用する彼だが、この日は珍しく
淡いブルーシャツにネイビーのテーラード、タイトめの白パンツと比較的フォーマルな出で立ちである。
時折首をコキリと鳴らせば、緩く留められたループタイが胸元で微かに揺れる)
~zZzZ(さっきのはすべて寝言で言っていたようだ)
カフェで勉強ってなんとなく
イカした感じがするよな…。
(テーブル席で教科書とノート広げて
ハハハ、自慢話ってのはうんざりされる原因だからな。
自慢話は醤油差しにしろってね!
それはさて置きこの時間はまだ人が少ないな、ハハハ!
………(醤油差しに話しかけてる暗道さんにドン引き)
……見なかったことにするか
最近バイトが増えて充実した生活を送れている…
これっていわゆるリア充って奴だな!
いや~やっぱり持てあましてる自由を自分のために浪費するのは楽しいな!
新しい仕事はいい勉強にもなる人生経験の糧となる!
だがそれも永遠には続かない、限りがあるものさ。
まぁ限りがあるからこそ楽しいんだけどな!!(一人醤油さしに延々と自慢話を繰り返している)