とある休日の昼下がり。
お客さん同士の雑談中は、我々はお邪魔致しません。
店員の事は気にせず、お好きにお喋りしていって下さいな!
(PL:此方こそ遅くなりまして申し訳御座いません…)
ウム(幸せそうにしっかりと咀嚼。マグロ缶を食う猫の様子に似ている…)
そんじゃー(ごくん)「簡潔に分かり易く」ゆーと(ザクっ)
鳴神楓。
オマエは(もぐ)現代に生まれた「鬼」だ。…コトによっちゃー世に憚る類いのな。
(また纏めて貫いたパンケーキを今度は1枚ずつもそもそ高速に食みながら)
ソレを見極めるためにあたしはココに居る。
まーホカにも理由あっけど今は置いといて。
なんせ伊織の爺サマの前ですらああだったかんな。ほっとくワケいかんし。
さっきも言ったがもし悪玉だったら…シジマに課される選択肢は2つっきゃねえ。
オノレの「心技体」をもって「改心」を促すか。ムリなら…………………てね。
…同類同士タマ取り合うのが「共食い」でなくてなんだ。
だから…メールで伝えた条件。もっぺん声に出して言わして貰う。
あたしに「共食い」させるな。…頼むよ。楓。
(物憂げな眼差しを空になった皿に向けて。かちゃりとフォークを置く。…が)
なーんてな(けろりと顔を上げて)
初対面で貫手かました相手のコト気ーつかってくれたカエちゃんのこった。
ンなナマグセー展開にゃーならんさ。なあ?(ニヤリ)
だって「どんな条件か知らんがゴクゴク飲んでやろうじゃねーの」つってたし最初に。
で?次いっとく?(少しぬるくなったヴィシソワーズをかぱかぱ口に運びつつ)