対の衣装を着た精巧な造りの双子人形と
人形サイズの調度品が置かれている。
誰かがここで1人遊びしているとかいないとか。
貴方がそう言うなら、そういうことにしておきましょう。
(穏やかに笑い
うーん…。
こんなことばかり言っているから
愛が重いだとか言われちゃうんだろうなあ…。
あれ?違うの?
(不思議そうに首を傾げ
普通に…。そんなに変…?
適度な距離感って、あんまり分からない…。
好きになると、どうしても近づき過ぎるの。
そうやって迷惑をかけて嫌われるのも怖くて
離れたら今度は離れ過ぎたり…。
上手くできない…。
今だって本当にこれでいいのかな、
って思っていたりして…。
貴方は忙しい、でしょう?
なのに私、こんな話に貴方を付き合わせてしまってて…。
本当に、ごめんなさい。