対の衣装を着た精巧な造りの双子人形と
人形サイズの調度品が置かれている。
誰かがここで1人遊びしているとかいないとか。
…!?にゃ、にゃにするの!
やーめーてー…。
(困った顔で
残念だなあ…。
貴方が悪い訳ではないんだけど…。
本当に、残念で仕方ないよ…。
寂しい…。寂しいよぅ…。
貴方と一緒に、穏やかに、普通の日々を過ごしていけたら
それ以上に幸せなことはないと、思うのに…。
やっぱり私は神様に嫌われているんだ…。
駄目…。また涙がででくる…。
ねぇ、優しくしてくれる人に我儘を言っていいのなら
貴方にも我儘を言っていいのかなあ…。
(じわじわと浮かぶ涙を手で拭いながら