対の衣装を着た精巧な造りの双子人形と
人形サイズの調度品が置かれている。
誰かがここで1人遊びしているとかいないとか。
>冴来
友達じゃなければなんだっていうんだよ。
(苦笑して
ま、お前にとっちゃ俺は下僕なのかもしれんが
俺からしたらお前は友達なんだ。
そうか?
妹思いでなんだかんだ、
面倒見がいいとも聞くし
充分良いやつだと思うけどな。
分かった。邪魔してごめんな。
怖がらせてるつもりとか全然無くてさ。
というか、優しすぎるから嫌だとか怖いとか
言われんのは初めてだからなあ…。
今度来る時はお前を怖がせない様な何かを
考えてくることにするよ。
…でもほんと、どうすりゃいいんだ…。
うまくいかんもんだなあ…。
(困った顔で頭をかいて
>クロウディアさん
いやいやいや…。
明らかに真実と異なってるよな?
いや、俺が間違ってんのか…?
子供か…成る程なあ…。
人見知りみたいなもんなのかね…。
まあ…とりあえず、今日はもう行くよ。
冴来、またな。
クロウディアさん、なんか後始末任せるみたい感じで
申し訳ないんだが、そいつのことをよろしく頼む。
(クロウディアさんに軽く頭を下げ
その場から歩み去る。