対の衣装を着た精巧な造りの双子人形と
人形サイズの調度品が置かれている。
誰かがここで1人遊びしているとかいないとか。
…私もね、離れなくちゃって思ってはいるんだよ?
でも、駄目なんだ…。
上手くできない…。
ずっと一緒にはいられなくても
今だけでも、一緒にいられないかなって、思ってしまうの。
貴方と過ごす時間は誰と過ごす時間より心地がよくて…。
後をひいて、やめられない…。
まるで、麻薬のようだよ。
うん…。
まだ死んでは、いけないよね…。
頑張らなくちゃ…。
こんな話ばかりをしたいわけではないのだけれど
つい弱音をはきたくなってしまうよ…。