対の衣装を着た精巧な造りの双子人形と
人形サイズの調度品が置かれている。
誰かがここで1人遊びしているとかいないとか。
『hum……むしろ私が貴方に飽きられるのでは、と恐々しているところです』(おどけつつ)
『貴方は私に、私は貴方に、それぞれ与え続ける……こうすれば互いにギブアンドテイクな関係が続けられるのではないかと』
(離れられつつも、目線だけはそらさず)
『その傷つけたい対象は、好きな方なのでしょうか? それとも嫌いな方でしょうか?』
(慰めなんていらない に対して)
『これは失敬。……いたらぬ私をお許しください』