大抵が寝静まっただろう時間。しかしこの店は開いていた。
※ちょっとだけ黒い虚さんがいます。 裏っぽい人やダークな設定の方ら推奨。
※それ以外は普通の交流トピックです。
>冴来ちゃん
ふふ、……きっと喜んでくれるわ。だって、他でもない貴方からのプレゼントだもの……。
この二体も姉妹ね。
……その絆はどこまでいっても切れることなくつながっているわ。
そう、貴方がどこまで堕ちてもね(にっこり)
>ゼシカさん
あら、まぁ。こんな夜更けにイケナイシスターさんね(まるで甘噛みするかのような窘めの口調で、その間も冴来ちゃんの頭を撫でながら)
ようこそ、【Hollow Ataraxia】へ。私は常闇虚よ。その容姿と名前からしてヨーロッパ、ドイツあたりの出身かしらね。
悩みを相談するほどの徳も無ければ経験もないけれど、いいわ。聞いてあげる。
(悩み云々を聞いて)
ふふ、そう。なかなか素晴らしい……尊い志と思うわ。
けどあなたのいう『全員』とはどの範囲をいうのかしら? 今私達がこうして語り合う間にも、地球の裏側では人が人を殺めているかもしれないというのに……♪
思うに私は”世界”というのは私が知る範囲、目が届き、手の及ぶモノの領域。(そっと腕を大きく広げてみせて)
そんな小さな手でしか覆えないのが貴方の世界なのよ。それ以上を望むのは……ちょっとばかり傲慢じゃないかしら?(にんまぁり)
まずはあなたの”世界”から嘆きや悲劇を救いなさいな。
あなたの及ばないところは、同じ思いを抱く誰かに頼りなさい。傘はその範囲しか覆えなくても、集まったら広い面積を覆うことができる……でしょ?(天使の微笑みに悪魔の甘い囁き声で)
これはあくまで私の持論。貴方の悩みの解決にどれだけ寄与できたか解らないけれど……満足していただけたかしら?
ごきげんよう
……なんだか背徳的な雰囲気のお店ですこと。いいえ、退廃的、と評すべきでしょうか。
タナトスを恋い慕い闇夜の灯に群がる毒蛾のように自然と吸い寄せられてしまいました
気付けば布教に夢中で時間が過ぎるのも忘れていて……
このお店に辿り着いたのも主のお導きですね。感謝を(十字を切る)
私星ヶ丘教会にてシスターを務めております、ゼシカ・M・ホーエンハイムと申します
何卒お見知りおきを
>(虚さん)
貴方がご店主ですか?……見た所人生相談をやっているようですわね
こうして出会えたのも主のお導き、私の悩みも聞いては頂けないでしょうか
私の悩み……
どうすればより多くの不幸な人々を、この世を充たす嘆きや悲劇から救うことができるでしょうか
全員を救うには私の手はあまりに小さく、主の声は届かない
小さく弱い己が歯痒くも口惜しい……
初対面の方にこんな話をして、驚かせてしまったら申し訳ありません
可愛い子達…。
この子達も姉妹なのかしら。
そういえばあの子に人の姿をしたものを贈るのははじめてね…。
あの子、一体どんな顔をするかしら。
喜んでくれると、いいけれど。
あら、まぁ……そうですね。(妻に送る~という言葉に対し)
無難な所でいえば奥方様が好きなものがいいでしょう。
奥方様がどのような好みがわかれば品選びもしやすいかと。
と、義眼ですか……意外と需要がありますね。(箱入りのを勧めつつ)
なんでしたら後日迄におふた方の為に特注でお作りしますわ。
ふふ、プレゼントね……いい考えだと思うわ。
(いいながらカウンター机の引き出しから何かを取り出して)
こんなのはいかがかしら?
(取り出したのは可愛らしい50センチ程の女の子の人形が2体、ペアと解るようにデザインが対照になっている)
…ありがとう、虚様…。
あの子がいなくならない世界を、私は望むわ…。
自分の心すら制御できないこんな世界。
大嫌い、壊してしまいたい…。
今晩わ、叔父様。
愛しい人への贈物…。
私もあの子にまた何か、贈ってあげましょうか…。
想いを込めれば少しは私を、
忘れないでいてくれるかしら…?
(視線に気付いて微笑み返し)
よう、にーさん。御機嫌良う。
…ははん、お前さんも片目かい?
へェ、良く出来た目玉だなァ…(箱の中の義眼をしげしげと眺め
んー…、ん?
あァ、店長さんかい?(軽く会釈し
いや、妻へプレゼントでも贈ろうかと思ってよ。
アクセサリーにしようと思ってンだけども、店長さんのオススメ、教えてくンねェかね。
っと、ついでに俺にも良い『目』を見繕ってくれるとありがてェかな。(緩く笑んで
お、こんな時間でも繁盛してンだな、此処は。
(花風とエメリヤノフを見やり
あら、こんな夜更けに♪ いらっしゃい……何かお探しかしら?(暖簾さんに)
人形の眼球のほうね。……あら、お洋服もだったのかしら。男性物?女性物?
ロベルト君はこんばんは。……ふふ、お人形さんが欲しいのかしら
あ、開いてるじゃん(入ってくる)
こっちの時間に来ればよかったかな。
いやまさか同級生が追いかけてくるなんて思いもしなかったから……
お、悪いね…
注文それは目玉のほうかい?それとも衣服の方か?
とりあえず今後も贔屓にさせてもらうさ。
っと新しいお客さんが来たみたいだな。(入ってきた人をまじまじと眺める)
(暫く外から店内を眺め、静かに戸を開けてするりと入り)
…まだ開いてるみてェだな。
へェ、アイツの好きそうな雰囲気じゃねェか…。
(片方だけの手を腰に当てて店内を見渡した後、三人の邪魔をしないよう小物類を眺め始め)
(人形の目を見繕っていく闇道さんをみて)
んふふ、お褒めに預かり恐縮の至り、といったところかしらね。
材料費ぐらいもらえればいいわ……今回はサービスよ。
そうね、次があるなら注文を聞いておくわよ?
そう、そんなに妹さんが好きなのね。
(穏やかな笑みで頭を撫でて)
それなら頑張って妹さんを守らないといけないわね?
けどもし……その妹さんが貴方の傍からいなくなっても心配しなくていいわ。
私はここに居るわ。貴方が望むなら、いつでもてを差し伸べてあげる(にこりと
同族嫌悪…。
…わかるわ。
でも、私…。
あの子にも傍にいて欲しくなってしまうの…。
私と妹も、血は繋がっていないのよ。
…あの子の大切な人達を奪って
私だけがあの子の家族になって…
それでもまだまだ、足りないのね…。
離れたくないわ…。
だって、あの子だけが私の唯一の家族なのだもの…。
可愛い…私の、私だけの…。
私を?私を、愛してくれるの…?
(虚様の瞳を不安と期待が混じった
とろりとした瞳で見つめ返し)
でも、でもだめ…。
そうしたらあの子を守れないわ…。
私の、大切な妹なんだもの。
私がずっと、守ってあげなくては…。
だって、だって嫌なのだもの…。
あの子の為に私がいて、私の為にあの子がいるの。
ずっとそうして、二人で生きてきたのに…。
あの子の存在が、私の支え、だったのに…。
おぉ~こいつはなかなか…
だが大きさも形も悪くないし何とかなるかもしれないな、うん!
これとそれと…あとそっちの奴いただけるかな?
おや、邪魔して悪かったね。
ずいぶんと仲がよさそうじゃないか。(二人の様子を見て)
ぺろりと食べられないようになっ。
俺が見るに色々な意味で結構いい趣味してそうだしな。
まぁ、そういうの嫌いじゃないがね。(ふっと笑いながら視線を目玉の方に戻す)
それと兄離れ姉離れは仕方がない事じゃないか?
可愛いからって構い過ぎるとそのうち痛い目に遭うぜ。
身体的にも精神的にもな…(目玉コロコロ)
お譲さんの場合結構依存してるっぽいしな。
何かを支えにするのは悪いことじゃない、支えがあれば人間ってのは何ぼでも強くなれる
だが、逆にその支えが崩れた時の人間ってのは脆いそして容易い…
脆くなった部分を狙われないようにな。(今度は帽子を眺め始める)
同族嫌悪って知っているかしら? 多分その子が抱いている感情はそれじゃないかしら。
ほら、楽しみは独占したくなるの……わかるでしょう?
私は博愛主義者だから、誰でもアイしてあげるけどね
ふふ、そんなに可愛い妹さんがいるのね……私もいるわ、義理だけどね(くすり、と微笑み)
そうねぇ、妹ちゃんのことは二つ方法があるわ。
一つは、その妹ちゃんをしっかりと捕まえちゃうの♪ もちろん無理やりじゃなくて。言葉で縛り、巧に、自分以外にその子に帰る場所がないことを教えてあげるの。……離れたくないのでしょ?
だって、お姉ちゃんだもんねぇ?
(甘い言葉でそそのかせようとする様その様子はまさに魔女のそれで)
もう一つは……。
(忍さんにみせつけるように、冴来ちゃんの顎にそっと片手を添え、こちらをむかせ)
私があなたの不安を取り除いてあげるということ。 アイしてあげる。あなたが辛さを忘れることができるぐらいに。私以外を見ることができないぐらいに……(底なし沼のような瞳が彼女を見つめ)
貴方が望むなら、ね……
ありがとう、虚様。
迷っているのは…色々なのだけど…。
誰より可愛い、私の妹…。
最近楽しそうなのはいいのだけれど
私から離れて行くようで…。
其れが、少し、不安なの…。
それとは別に、とっても愛しい子がいるのだけれど
あの子は私が嫌いみたい。
この間は一緒に遊んでくれたのだけど。
あの子と私は同種なはずなのに
どうして嫌われちゃうのかしらね…。
ふふふ……可愛いわ冴来ちゃん
いいわよ? イケナイことでもお付き合いしてあげる。
(そしてふと考えて)
そうね、立ち話もなんだし……こちらにどうぞ♪ (いいながらふたりをテーブルのあるところまで案内)
人形用の眼……だったかしら。
今在庫だとこんなのがあるわよぉ?
(どこからか取り出した匣から、ごろごろと目玉が……見た目がすごく生々しくて本物と一瞬見間違うぐらいで)
用向き、そうね…。
誰かに会いたくて。話したくて。
じゃ、だめかしら。
私は少し、迷っているのよ…。
あら、こんばんわ。
私と虚様とのひと時を邪魔するだなんて…。
こりゃ丁寧にどうも…
俺は暗道忍だ。
普段つけてる義眼じゃ仕事ができなさそうだから探して歩いてここにたどり着いたわけさ。
物によっては人形の眼球で代用してもいいんだけどな。
あら、こんな夜更けに誰かしら……?
(冴来ちゃんの肩を持って、振り返りながら)
いらっしゃい。私はこの店の店主をしている常闇虚よ。
流石に義眼はないわね。人形用の眼球ならあるけれど(くすり、と微笑み)
アンティーク人形があるってことは義眼も取り扱ってるかもしれないと思ってきては見たが…
う~ん、周りはゴシックな衣類ばかりだな。