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装飾譚:パジャマ「スリーピングローズ」
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碧南は身長180センチとかなり背の高い女子だ。所属するバスケ部では高身長を生かして活躍しているが、服装については着たいものと似合うものに差があることが常だった。
何かのきっかけで見つけたネグリジェに一目ぼれして、スリーピングローズを訪れたものの、サイズに対してあまり期待はしていなかった。
モフモフモフモフモフ
モフモフモフモフモフ
モフモフモフモフモフ
モフモフモフモフモフ
「すご……やわらか…………………」
碧南は店内でモコモコ素材のパジャマを真顔でモフッている少女・
千歳飴 楓子
を見つけた。楓子はそれはもう無心でモフモフしていて、なぜか碧南はベテランのパン職人が生地をこねている姿を想像してしまった。
(何をしているんだろう……)
風変わりな楓子の様子がつい気になっていると、楓子は突然動きを止め
「似合うか似合わないかで言えば、似合わないな。これが着れるのは可愛い女の子だ……」
と呟いて、そっとパジャマを元あった場所に戻した。
碧南がハッとした表情になる。
(も、もしかしてこの子、私と同じ悩みを抱えているんじゃ……!)
楓子の身長が167センチ。碧南ほどではないが背は高い方だ。先ほど楓子がいじっていたパジャマは羊をイメージしたデザインのもので、いかにも小柄な女子に似合いそうである。
そこに考えが至ったところで、碧南は無意識に楓子の肩に手をぽんと置いていた。
「え。どちらさま」
「……はっ! なんか親近感が湧いてつい! さっきその、呟きが聞こえちゃって」
「……!(察し)」
目と目が合って楓子は状況を理解した。この背の高い少女は、きっと自身が可愛いものが似合わないと考えているのだろう。いや、そもそも日本人のサイズだと選べるほど服が無いかもしれない。
「いきなり話しかけてびっくりさせちゃったよね。私、
羽生 碧南
」
「自分は
千歳飴 楓子
だ。……碧南氏は身長でお困りなのか?」
率直に尋ねると、碧南は「うん」と首を縦に振った。
「なかなかいいのが見つからなくて、普段はロングTシャツワンピースやジャージで寝ているよ。ここに来れば、いいのが見つかると思ったんだけど……楓子ちゃんは?」
「楓子もパジャマ探しだ。
先日楓子のアクロバティックな寝相にパジャマが耐え切れず、尻の所が盛大に破れてしまったんだよ」
「淡々と言ってるけど結構大惨事ね。
あ、そうだ。私、探しているネグリジェがあったんだった!」
「おお、そうだったのか。では店の人に聞いてみるとしよう」
ふたりは店員に広告のネグリジェの場所まで案内してもらった。碧南が探していたものはサイズが合わず、実際に着てもみたがちぐはぐな印象になってしまった。
「はぁー。やっぱり、私にかわいいパジャマなんて無理なのかなぁ」
落ち込む碧南の背中を楓子がぽんぽんと叩く。
「好きな服を着ればいいとは思うがサイズの問題は致し方ないな。
楓子も体質ゆえにパジャマの尻が破れてしまうから選べるものは限られている。一緒にいい感じのネグリジェを探そうじゃないか」
「うう、ありがとう。でも、どんなのがいいのかなあ……」
「ふーむ。楓子はこれが気になる」
そう言って楓子は黒に濃紺の差し色が入ったネグリジェを手に取った。セクシーなデザインだが、楓子の雰囲気にはよく似合っている。
「色は好みだが今の時期にはまだ寒いだろうか」
「羽織れば大丈夫じゃないかな。それ、よく似合ってるよ!」
「碧南氏に太鼓判をもらったなら安心だな。これなら破れた尻から女子力が漏れる心配もなさそうだ」
楓子が眠たげな瞳を碧南に向ける。
「次は、碧南氏のコーデだな。よければ、私に任せてもらえないだろうか」
「えっ! い、いいの?」
碧南の驚いた表情に、楓子は親指を立てた。
「ああ、お着換えコーデRPGでカリスマスタイリストの称号を得ている。大船に乗ったつもりで構わない」
「その理論で行くと乙女ゲームファンの私は恋愛の達人ということになるのだけど……。
い、いや! ここは自分に素直になろう!
人に服を選んでもらえる機会なんて滅多にないし、楓子ちゃんはおしゃれさんだもん。よろしくお願いします!」
「その心意気やよし。ミラクル起こすぞー(拳ぐっ」
「おー!(ぐっ」
プチ決起集会開催後、楓子は碧南に着せるパジャマを何点か見繕った。
「碧南氏は顔がかわいい系だから、春色の姫系コーデを考えてみた」
スタイリスト・楓子が提案する春コーデはふたつ。
ひとつめは、レモンイエローの丈の長いネグリジェ。大きくあいた胸元には大人っぽさがあるが、袖口や襟ぐりを飾るレースには少女らしさが漂う。花模様の刺繍が付いたルームシューズも添えてあった。
ふたつめは、アイスブルーのネグリジェで胸の下に細いリボンが結ばれている。袖が透ける素材でできており、春らしい。大きなリボンが付いたルームシューズ付きだ。
「か、かわいすぎる……!」
瞳をキラキラさせる碧南の反応に楓子はまんざらでもなさそうだ。
ふたりの少女は楽しそうに話しながら試着室に向かった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
相馬 円
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年01月30日
参加申し込みの期限
2017年02月06日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年02月06日 11時00分
参加キャラクター一覧
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