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ドキッ☆ 男だらけの料理教室! ~ペロリもあるよ~
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両班共に料理が完成し、目にも鮮やかな料理の数々がテーブルに並べられた。自分の班の料理は勿論、他の班の料理も食べることができる。
「みんな、美味しそうにできたんだな」
平野先生がぽよぽよと嬉しそうに跳ねる。
「先生も、手伝ったけど、みんな班の人と協力して、いい感じだったんだな。えと、冷めないうちにいただきます、なんだな」
平野先生がぺこりと頭を下げると、生徒たちは
「「「いただきます!」」」
と、元気な声をだし各々好きなものを皿に取る。野生の獣のような身のこなしでエビチリに箸を伸ばしたのは蒼志だ。山盛りの白いご飯と一緒にモリモリ食べている。顔は眠そうなのに両のほっぺがハムスターのように膨れていた。
「蒼志君、あっちの班からチャーハンおすそわけもらったけど食べるー?」
「ふぁい……ふぉへふぁいひはふ」
「オッケー☆」
陽太はA班のアンカケチャーハンを蒼志の皿に取り分け、自分の班で作った辛さ普通のエビチリをパクついた。舌の上が適度に痺れ、口の中に心地いいとろみが広がる。
「うん。おいしいおいしい。エビ、ぷりぷり」
「先輩……そっちのも、食べていいっすか。食べ始めたら、余計に腹が空いてきて……」
「いいよー。いっぱいどうぞ。オレもそっちもらっていい? 1個でいいや」
「うす」
「わーい」
陽太は蒼志の皿から真っ赤に染まったエビチリをひとつ箸でつまむ。そのまま数秒見つめ口に入れた。
(あれ? なんか、意外とダイジョブかも?)
(……)
(!?)
数秒後、涙目になった陽太が水をがぶ飲みしたのは言うまでもない。数日間飲まず食わずだった砂漠の旅人がオアシスにたどり着いたときのような見事な飲みっぷりであった。
「杏仁豆腐もうまいっすね……」
「うん……。でも、しばらく辛いのトラウマだよぅ」
刻人は陽太たちの様子を見てクスリと笑った。
「刻人さん、チャーハンもエビチリも美味しいね」
雅人に話しかけられ、刻人は人好きのする笑みを浮かべる。
「ええ。千鳥さんが作ったエビチリ、火加減がいい具合です」
「うんっ。勢いをつけすぎてエビが飛んだ時にはどうなるかと思ったけど、結果よければ全てよし……だよね、刀くん!」
「御剣さんが空中に散らばったエビを全て皿に受け止めた時は驚きました。忍者のような身のこなしでしたよ」
「あ、ああ。あの時は夢中だったから、よくは覚えていないんだけど」
「かっこよかったなー」
雅人と刻人に絶賛され、刀はごまかすようにエビチリを乗せたチャーハンをかきこむ。うん、うまい。エビってなんでこんなにうまいんだろう。甲殻類万歳。
雅人が中華鍋でアイキャンフライしたエビチリたちを加速のろっこんを使ってフライングゲットしたとは言えない刀であった。
望月は煉・麗仁とアンカケチャーハンを食べていた。お腹がペコペコなので炭水化物から手を付けている。
「チャーシューがてっぺんに飾ってあるね。チャーハンてお手軽料理の代表イメージだけど、こうしてあるとすごく豪華だ」
煉がレンゲでチャーハンをすくいながら微笑む。一口食べておいしいと感想を述べた。アンカケチャーハンの味付けは麗仁の担当だ。麗仁は煉の素直な感想にホッと胸をなでおろした。
「うまいよなー、チャーハン! 流石俺様!」
「はい。宇佐見先輩のおかげで美味しく作れました」
「いやいや。麗仁ちゃんも頑張ったよ。料理、苦手って言ってたけど十分うまいもの作れる」
「ありがとうございます。でも、まだフライパンとか包丁は苦手なので、家で練習ですね」
麗仁もチャーハンを口に入れた。米を噛むごとに貝柱や卵の優しい風味が強くなる。こんなご飯を毎日自分で作れたら楽しいだろうと考えた。
「天之川、米が炊ければ包丁が使えなくても結構いろいろ作れるよ」
「?」
煉の言葉の意味がわからず、麗仁はぱちぱちと瞬きをした。
「炊飯器って応用きくんだ。今の時期ならサンマの炊き込みご飯もうまいな。ホットケーキミックスをつかえばケーキもできる」
「ああ。便利だよなぁ、炊飯器。洗い物も楽だしさ」
「ええっ。炊飯器ってケーキ炊けるんですか?」
「炊くというか……いや、でも炊いてるのか? 望月どう思う?」
尋ねられ、望月は胸の前で豪快にバツを作った。
「俺様はわからん! あ、今日作ったものって持ち帰りできるんだよな。修ちゃん知ってる?」
「持ち帰れますよ。ご自宅へお土産ですか?」
「あ、いや。猫鳴館に持って行こうかと……」
「えー。もしかして、望月兄ちゃんの彼女へのお土産?」
葉月が無邪気を装って尋ねると、望月は反射的にイヤイヤッと首を横に振った。
「あのだな! 敵情視察しに行くんだよ! 俺様の姪っ子たぶらかしてる奴が居るからな」
「ほう。それで?」
煉が杏仁豆腐を食べながら先を促す。タラタラーと望月の額から汗が流れる。
「そいつを捜……すついでにあの子に会えないカナーなんて……」
「宇佐見先輩は嘘、向いてないな」
「だねぇ」
煉にじわじわと質問され逃げ腰状態になっている望月を見ながら、修と葉月はチャーシューの混ざったチャーハンを頬張った。塩分控えめの味付けはチャーシューの味を楽しむのに向いていた。
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あとがき
担当マスター:
相馬 円
ファンレターはマスターページから!
お世話になっています。相馬です。
中華料理美味しいですよね。
外で食べる炒飯ってなんであんなに美味しいんでしょう。
あたしとあんたの何が違うってのよ!? って感じです。
次回もよろしくお願いします。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
相馬 円
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年02月13日
参加申し込みの期限
2015年02月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年02月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
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