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【体育祭】ネココー式借り物競争 ~白猫組サイド
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【ビフォー&アフター!】
『メイド服+ウィッグ』。ぺりりと剥がしたシールの下から現れた単語に、
伊藤 恵美
は思わず、ガッツポーズ!
「これはもう、私のためのお題と言っても過言じゃ無いわよね!」
しゅばっと愛用のスクーターに乗り込んで、目的地へと爆走! 大変な気合の入りようなのです。
見目麗しく、愛らしい恵美。しかしてその実体は、御年四……あ、いえ。お年はさておき、今でもラブラブな旦那さんと大事な愛娘をお持ちの、スーパーコスプレ主婦! あまりにも若々しい童顔を武器に、様々なイベントに出陣しては多くのファンたちを魅了する、現役のコスプレイヤーさんなのでありました。
余談ですけれど恵美さん、娘さんと並びますと、姉妹と間違われるほどだそう……何たる若作り!
そんなわけでして、
変装メイド喫茶「bonheur」
へ到着するなり、どかんと入店した彼女は、めらめらと燃えるコスプレ魂の赴くまま、高らかに言い放ったのでした。
「天が、私のコスプレ姿を望んでいるのよ! さあ、黙って差し出しなさいッ!!」
びしっ、決めポーズもバッチリ! でありました。
「それにしても、すごいのが来たもんだ……」
可愛らしいピンク色の看板と、手元へやってきた虹色のカードを見比べて。多分に諦めが入った口ぶりでつぶやいて。
目の前には、『bonheur』の文字。
新井 すばる
は、男子でありながら見事に『メイド服+ウィッグ』のお題を引き当ててしまった自分の運の無さを思ってか、ふう。ため息ひとつ。
多感な少年期に女装などさせられようものなら、心にざくりと負ってしまうであろう精神的ダメージは、それはもうきっと計り知れないもので……と、思いましたら。
「ま、いいか。せっかく出場するんだし、女装けっこう!」
そこへいくと、すばるはあっけらかんとして、なかなかに前向きだったりするのでした。
どこからともなく取り出しますのは、実家のお魚屋さんが誇る自慢の一品。そう、ちくわです。
ぱくり! パイプがわりにくわえれば、気分は名探偵! 女装もまた変装術の一環だと思えば、恥ずかしくなんて、
「……いや、恥ずかしいものは恥ずかしいけどね」
眉をひそめて苦笑い。すぱっと割り切れるというものでも無いようです。
ともあれすばるが意を決し、扉を開きますと。明るい店内に足を踏み入れれば、確かにそこには、メイド服を見事に着こなしつつお仕事中の、幾人もの女の子たちの姿がありました。
その中の一人、可愛らしいメイドさんがぱたぱたとやってきて、まばゆい笑顔を浮かべつつ、すばるへ言ってくれるのです。
お帰りなさいませ、ご主人様!
「えっと、ボクはお客では無くて。実は、寝子高体育祭の借り物競走で、メイド服を……え? もう他に来てる?」
すばるの言葉に、何やら意味ありげに微笑むメイドさん。みなまで言うなとばかり、彼女が教えてくれるのには、既に同じような参加者が、ここを訪れているというのです。
「なるほど、それはいかにもマズイ。出遅れてるってことだよね……よし、迷ってる暇は無いな。お願いします、ボクにもメイド服を……」
「話は聞いたわッ!」
だぁん! 勢い良く奥の扉が開き、姿を見せたのは……スーパーコスプレ主婦、恵美! クラシックなメイド服に身を包み、ウィッグは黒髪、二本の三つ編み。ちゃきっと伊達眼鏡もかけまして、実にキマっております。
「競走の途中だけど、若者がこうして、コスプレの世界に飛び込もうっていうんだもの。手助けしてあげなきゃね! 私が君を、立派なメイドに仕立ててあげるわ!」
何だか張り切っていらっしゃるご様子の恵美さん。同じ趣味を持つ同志? として認識されてしまったのか、目を輝かせながら、ずずいとすばるへ迫ります。
「えっあの? ボクは別に、メイド服とウィッグだけ貸してもらえれば……何ですかそのカミソリ? はっ、分かったぞ! ボクの推理によれば、それでボクの足の毛をぎゃーっ!」
しょりしょりしょりしょり!
「あー、つるつるに……」
「さあ、あなたにピッタリのメイド服とウィッグも見繕ってあげたわ。じゃーん、これよっ!」
「きわどい!? あのこれスカート短すぎません? あ、そっか、パンスト履いてガーターベルト着けるからですねなるほどなぁって、ボクが履くんですよねこれ?」
お店のメイドさんたちや恵美とはまた違った、ひらひらミニスカートの萌えもえ~なメイド服を、ずばばばっ! あっという間に着せられるすばるくん。
ちらりと眩しいふともも、魅惑の絶対領域!
ふぁさっとかぶせられたウィッグは、栗色の艶やかなロングヘア。
「仕上げはもちろん、メイクもね☆」
「いや、化粧まではさすがにぎゃーっ!」
……かくして。
ものの数分後には、未だ現役コスプレイヤー、恵美の超絶テクニックによって、一人のパーフェクト☆メイドさん。すばるちゃんが、ここに誕生したのでした。
「ああ、死ぬかと思った……」
「うんうん、カンペキよーすばるちゃん! さて、敵に塩を送るのはここまでね。じゃっまたねー!」
「あ、はい、ありがとうございました」
どどどどど、スカートを翻しながら爆走するスクーターで、恵美は走り去って行きました。
嵐のような一時でしたけれど。とにもかくにも、彼女のおかげで、こうして無事にお題をゲットすることができたのは確かです。
「……後は学校に戻って、走るだけか。よーし、ここまできたらもう、目指すはトップだ!」
何だかんだで感謝の念を抱きつつ、すばるは寝子高へ向かって駆け出しました……短いスカートをひらりひらひら、はためかせながら!
一方、恵美はと言いますと。
ふと見かけたお店の前で、きゅきゅっとスクーターを停めまして、ちょっぴり寄り道をば。
「おっとっと。あれも用意しておかなきゃね♪」
なぜか入っていったのは、ちょっと偏った商品ラインナップを誇るホビーショップ。店先には、モデルガンの広告チラシが、いくつも張り出されておりました。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
スポーツ
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年12月22日
参加申し込みの期限
2014年12月29日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年12月29日 11時00分
参加キャラクター一覧
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