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【遠足】ねこでんに乗って、どこ行こう?
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自然や動物にカメラを向けながら歩いていた
桐生 計都
。
ここに来るまでも仲良しな同級生たちを見て、彼は少し寂しい気持ちに浸っていた。
レンズ越しの世界は楽しそうで、自分もあそこに入ってみたいのだけれど、人見知りの性格がそれを邪魔してしまう。
(はぁ。どうすればいいのかな…)
思い切って話しかけてみたいのは本当なのだ。けれどタイミングが掴めない。
こんな自分でも、友達ってできるのかな……なんて、途方に暮れていた計都であったが。
「あ! 向こうで写真を撮ってる人がいるでありますよ! 一緒に撮ってもらいましょうよ!」
ふと耳に届いたのは女生徒の声だった。
まだまだ自分ペースでぐいぐいと
彩木 鏡花
を引っ張る
小倉 杏子
だ。
(写真を撮ってる人……)
計都はあたりを見回してみるがそれらしい人は居ない。
そうして、自分のカメラに視線を向けて、あ……と気がつくのである。
「よかったら写真を撮ってくれないでありますか?」
「あ……は、はいっ」
声は少し裏返って。
急に掛けられた声にうろたえながらも、レンズを彼女たちに向ける。
ぱしゃりと一枚。
鏡花の視線がレンズに向いた時も、もう一枚。
「出来た写真を渡すのは今度でいいのかな……?」
「はいー、有難いのでありますよー」
杏子の笑顔に計都もどこかホッとする。
「二人は仲良し、なんだね」
「そう見えるでありますか!」
「……! 離れたら面倒くさくなるから離れないだけです」
きらきらと喜ぶ杏子とぷいっとそっぽを向いてしまう鏡花。
けれど離れてしまえば杏子が悲しんでしまうから。だから離れないのは本当。
何となく正反対な二人。けれど計都の目にはやはり仲良しに写っていたのだった。
友達の話は出来なかった、でも人と話す機会はあったから。
少しだけ、少しだけ計都の自信になっていく。
動物と触れ合えると聞いて楽しみにしていた
笛吹 音花
は、視線を散らせていた。
楽しみにしていたのは本当なのだが、実は今まで動物と触れ合った経験がゼロなのである。
(ち、小さい動物なら怖くないですよね……?)
そうしてやってきた兎たちの元。
目が合えば可愛らしい瞳にきゅん。ちょっとは勇気も宿ったかもしれない。
ぎこちない手つきのまま触れようとする音花。
そんな音花の隣で
工藤 耀
も落ち着かない様子だ。
(正直、俺もふれあいコーナーに来るとは思わなかったな……)
何となく無縁な気もしていたのだけれど。予想以上に人馴れしたもふもふに抱いてみたい気持ちも。
ちょ、ちょっと抱いてみるかとその手を伸ばして。
(あ、結構触り心地いい……)
「く、工藤さん、懐かれてますね……?」
羨ましそうな音花の視線と言葉に、ハッとする耀。
「か、勝手に寄って来たんだからな!! ……ほら、あんたにやる!」
「えぇ……!?」
急に兎を差し出され音花はおろおろ。手をちょっと差し出そうとするも勇気はもう少し足りない。
「……何、触れねえの?」
「す、すみません……」
「……大丈夫だ、怖がらなくても。大人しいから」
器用な言葉は持っていないけれど、少しでも伝わればと。
その言葉に音花はそっと兎を受け取って、じっと見つめ合い。やっぱり可愛い。
そんな音花をひょいっと覗き込むのは
六月一日宮 檸檬
だった。
「うさぎとかは背中とかおでこ撫でると喜ぶぞ」
「そ……そうなんですか?」
「んでもってすくいあげるように抱っこするといいって聞いた! 膝の上とか乗っけてみ?」
お手本のようにひょいっと抱いてみる。
「な?」
「は、はい!」
見たままを真似するように音花も真似てみる。
手つきはぎこちないけれど、膝に乗せることは成功した。
大人しい兎を見ながらほんわりと和む。
「お二人とも、有難う……ございます……」
少しだけ緩む音花の表情に耀も檸檬も悪い気はしない。
そんな兎たちの楽園から見える位置には別のもふもふの聖地が存在する。
アルパカや羊、溺れんばかりのもふもふたちだ。
その方向からほんのりする三人のところへ声が届く。
「音花ちゃーん、この変な動物乗るカラ見ててー♪ よっと!」
視線を向けた先、そこには!
「し、汐崎さんがアルパカに乗ろうとしてます…!?」
そう、
汐崎 キミ
がアルパカに乗ろうとしているのである。
「はぁ!?何してんだキミ……ってこっち来んな!」
うっかりツッコミを入れてしまった耀の方へアルパカごと突っ込んで来た。
逃げる、全力で逃げる!何がなんでも逃げる! こうなったら逃げ切れ!
あわあわと慌てる音花。
そんな音花まで巻き込まれないように檸檬が盾となる。
結局どうなったかといえば――耀は逃げ切れたが、キミがアルパカに振り落とされ、地面と仲良くするハメになってしまったのだ。
「だ、大丈夫ですか……?」
「へへ、ダイジョーブ!」
覗き込む音花にいつも通りへらりと笑うキミ。
無事だったことには安心すれど、
「危ないのは駄目です……よ……?」
めっ、と少しだけ。
それでも音花の表情は心なし最初よりもふんわりとしていた。
そんなもふもふの聖地にて二人の仲良し兄妹の姿があった。
似たデザインの中華服を纏う
周 小月
と
周 小星
。
「凄いデスネー動物いっぱいデスネー! ネコ以外の動物、見れて凄く嬉しいデスっ」
普段、寝子島では猫が多く、他の動物は余り見かけないから。
小星は嬉しそうに視線を巡らせて、見つけたのはアルパカたち。
たくさんたくさんもふもふしたい小星とは、少し違う心境の小月。
実は遊牧民に憧れていた彼、これだけのもふもふが居れば実現できるのではないかと。
(まずハこの子達の一番上に立たナイとですネー)
そんな兄の心境を知らない小星は、そっとアルパカに触れて、もふもふを実感していた。
触れば触るほどふわっふわっと手をなぞる感触。
「えへへ……あの子もカワイイのデス……アタシ、今とても幸せデス……!」
そんな妹を見ながら、あたりを見回しては、楽しそうな笑みを宿す。
(ムふー、張り切っておしんと一緒ニこの子達ノ王になりまショー♪)
彼が探したのは群れの一番上の存在――つまり、ボスだ。
しかし、見る分には皆同じように見えたものだから、適当に自分の目で選んでしまう。
とってもフリーダム。
「中華まんの皮なラ食べテくれますカネー」
まずは平和的にと餌付け作戦。
アルパカはじっと小月を眺めたままだ。
「交渉決裂ですカネー」
むむっと考えた後に、にやりとまた笑顔。
「小星、とても楽し……あ、あの……兄様……?」
とても楽しそうな笑みの小月、内容までは解らずとも、兄の笑顔に嫌な予感を感じた小星。
(あの笑顔、確実に何か企んでマス……わわ、ど、どうしまショウ……)
そんな彼女の心配は直ぐに適中してしまうのであった。
彼が見せたのはそっと袖の中を見せる仕草、ろっこん――わちきのココロ。
袖を覗いた相手に3分間だけ、その相手が悪夢だと感じるリアルな幻覚を見せる事が出来る能力。
彼の考えはこうだ。
動物はヒトより本能が強い、ならば畏怖させ、此方が上だと教えようと。
すべては王の野望を叶えるため。
しかし暴力は宜しくない、それも解った上でこの方法を取ることにしたのだ。
「あ、兄様……? 何をしてるデスカ?」
小星が気がついた時には既に能力の発動後。
力が未熟な為リアリティは低い、しかし見せたアルパカを大人しくさせるには十分だった。
ぴょんっとアルパカの背に乗る小月。
「わー! 兄様やめまショウ! 降りて下サイ!」
小月を必死に止めようとする小星。
しかし非力な彼女は逆に引っ張られ何故か一緒に乗る形に。
もう小月を思うまま。
この方法で王への路を辿ろうとした――のだが、半端に能力の切れたアルパカが混乱し暴れだしてしまったのだ!
「我倒!?」
乗っていた二人も、周りもこれは想定外。
暫く辺りは大騒ぎになる。乗じて混乱し出す他のアルパカ、総動員する飼育員さん。
スピードにグロッキー状態の小星、うっかり楽しんじゃっている小月。
事態は傍目から見るととてもカオスな状態に。
――そうして。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
羽月ゆきな
メシータ
癒雨
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
125人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年02月24日
参加申し込みの期限
2013年03月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年03月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
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