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【遠足】ねこでんに乗って、どこ行こう?
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●千葉までミニ船旅inフェリー
きらきらと太陽が微笑むのを水面が映して、光は視界に散りばめられる。
視界もきらきら、天気は良好、風が運ぶ潮の香りが鼻先を擽って行く。
んでもってフェリーはデカい! 皆の視線を集めてやまない。
まさに遠足日和である。
「今回は遠足だが、島の外だということを自覚し、くれぐれもハメを外しすぎて他者に迷惑を掛けることは……」
「桐島先生、固すぎて誰も聞いてないですよ」
高野 有紀
先生から
桐島 義弘
先生への早速のツッコミ。
なにっと、横を向く桐島先生。光る眼鏡の向こうに焦りの瞳がみえている。
どっと笑う生徒たちは、よりほんわりと和む。
「今回は三人もいるし大丈夫じゃないですかね」
浅井 幸太
先生が桐島先生の肩を叩く。
「ではくれぐれも、節度ある……」
「うぉぉ! フェリーキタぁぁぁぁァーッ!」
この光景に同じく目を輝かせ、待ちきれずにいたのは
風雲児 轟
。
身体に溜め込めない分はそのまま声で響かせて。
船乗る機会など滅多に無い。だから全力で楽しもうと決めてきた彼は、突撃のような勢いで、一番乗りでその一歩を踏み出す。
「いった側から……っ!」
遠足テンションの生徒は誰にも止められません。
その様子と船体を眺めながら、
影臣 澄子
は胸を躍らせていた。
なにぶん初めての船旅だ、期待が膨らむのも仕方のない話だろう。
わくわくしてみたり、景色を頭に描いてみたり、きっと優雅に揺れて楽しいんだろうな、なんて。
走って行った轟の背中を見ながら、また期待を胸に宿す。
「いい制作日和だ」
満足そうに頷いて、
旅鴉 月詠
はフェリーの写真を撮っていた。
勿論これだって被写体のひとつ。
手に持ったスケッチブックに素描するのは一息ついてからと決めている。
それまではふらふらと被写体を小さな箱に収めていこう。
「えっと……バッテリーの残量は」
その月詠の近くで手に携えたデジタルカメラを、まじまじと覗き込む
初島 優
は最終チェック中。
「……うん、これなら大丈夫そうだねー」
様々な場所で動画撮影するために用意した、予備のメモリーとバッテリー。
これがあれば早々切れてしまうことはないだろう。
場面を留める絵と写真と、時間の流れも刻む映像。想い出はたくさんになりそうだ。
「チョーイオーイ。船だ、シダはじめて」
船が初めてなのは一人だけではない。
シダ 美穂戸
もその一人。
「いい天気で良かったね もこもこ」
きらきらとした視線のまま、友人の
緑野 毬藻仔
へ笑えば毬藻仔も頷く。
そして今日はもう一人。
「初めまして、だねっ。よろしくなんだよ~!」
チャームポイントのアホ毛もぴょこんと揺らして
千鳥 雅人
がお辞儀をする。
「シンチャオ、シダだよ。よろしくね」
聞きなれない響き。
シンチャオ――それは、こんにちはと挨拶を告げる言葉。
雅人にも何となく伝わればへにゃりと笑みに変わる。
友達が増えたよーとぴこぴこ動くアホ毛が、喜びを余すこと無く示して。
「二人とも足元気を付けてねーっ!」
一足先にフェリーへ駆けた毬藻仔の視界には、みゃあみゃあと空で鳴くカモメ達の姿。
可愛いなぁ、なんてほっこりしながら。
「置いてくよーっ!」
シダと雅人を手招きして。
二人は視線を一度だけ合わせて、同じ速さで毬藻仔を追った。
船の上は安定した動きに、ゆるりと波の揺れが少しだけ混ざる。
加えて時折上がる水しぶきに、あちこちから「おぉぉぉ!!」と元気な声がちらほら。
そんな中にさっそく女の子に声をかけていたのは
八城 昌也
。
実は女性と二人になることが苦手な彼は確りとグループを狙って。
「さぁ! いざ行かん千葉! 煌めく海はキミの瞳のようで揺れる船はキミに出逢った僕の気持ちっ!」
振りまくイケメンオーラ!
…………。
おかしい、思った以上に視線が痛いぞ?
「……ごほん。えー皆! 何かあったら1年5組の学級委員である俺に任せてくれたまえ!」
謎の自信の上に不思議な決めポーズ。
ホスト部の部長は今日も元気です。
船が順調に進む中、いつも以上におろおろとする
笛吹 音花
は
汐崎 キミ
に視線を向ける。
「あれ? ドシタの音花ちゃん?」
「……め、メンバーが男性だけなんて聞いてません、聞いてませんよ汐崎さん……!?」
気持ち小声で音花は焦りを伝えるけれど、当人のキミはけろっとしている。
「おい、キミ。アンタ……まさか、俺らのこと言ってねぇの?」
呆れた様子の
工藤 耀
は、まるでこの逆ハーレムみたいな状態に置かれた音花をみる。
『……気になるだろうな』と気遣う心はあるのだけど。
(あのキミが女子連れてくるなんてね)
ニヤリと笑んだ先、好奇心も働いて。
「まぁ、今日は宜しく」と多くは語らずに挨拶を。
隣に居た
六月一日宮 檸檬
も、元気に自己紹介。
「笛吹とは初めましてだなー! 宜しくっ! 俺の事は好きに呼んでくれ!」
そんな彼。男3、女1の逆ハーレムと聞いてなかなか眠れなかったとか何だとか。
けれど一番は
サッカー部
の面々と遠足に行けること。
「く、工藤さんはお花見でご一緒して以来……ですね」
音花の言葉に耀は頷いて。
「ほ、六月一日宮さんは初めまして……ですね……。よ、よろしくお願いします……」
ぺこりと音花がお辞儀をすると、宜しくーともう一度返る檸檬の言葉。
この緊張は緩むだろうか――ドキドキでいっぱいの音花。
そんな様子をキミは隣で見ながら、遠足の先を思い描いていたのだった。
はしゃぐ生徒たちの面々を見守る先生達。
そんな先生に魔の手――では無くて、自慢の手を差し伸べるのは
尾鎌 蛇那伊
だ。
「先生方、マッサージなんてどうかしらねぇ?」
折角の生徒からの申し出と快く受けた二人と、若干躊躇った眼鏡一人。
(これでもマッサージには自信があるのよ)
大柄な外見からは予想もつかない柔らかい手先。それは至福を呼ぶ。
到着前に寝てしまいそうな気もしつつ、いやいやいや。早い早いと言い聞かせる教師三名であった。
彼の指先は他にも何かを見せてくれそうである。
そんな彼らの場所にふらふらと、覚束ない足取りで現れた澄子。
「おろろろろろ……」
期待とは裏腹、彼女に訪れたのはラスボス――船酔いのようで。
ふらりふらりと、危なかっしく揺れる。
「ぅ、ぁぅ……イメージと全然違うじゃないか……」
今にも倒れそうな澄子。
「あら、君大丈夫?」
「き……気持ち悪っ」
今、澄子に揺れが持ってくるのは断じて優雅さなどでは無い。
結構危ない、大分危ない。真っ青だ。
先生たちが吐き袋などの準備に動いてる間、誰よりも漢前に受け止めたのは、世話好きな蛇那伊、その人。
何これカッコイイと周りから視線を集めたのは言うまでもない。
フェリーの甲板で風に当たっていた月詠も、その騒動を見ていた一人だ。
海の上を行くフェリーを想像し、そのスケッチブックに描いていたのだが、視線の先には妙に惹かれる被写体。
月詠が描きたかったのは某映画に出てくるような船先の男女の遣り取りだったのだが、断然こっちの方が面白いと、
つい描いてしまっていたのは内緒の話。
遠くで騒ぎが聞こえる中、
綾辻 綾花
は初めてのフェリーの上でドキドキと視線を巡らせていた。
寝子島から出るのは初めてのこと。まだ出発したばかりだというのに、世界がとても広く感じて。
「今日はいっぱい楽しもうね!」
隣の
七夜 あおい
に笑いかければ、「うん!」と笑顔が返る。
仲良しのあおいが要るから、綾花に怖い気持ちはない。
逸れないようにだけ、繋いでていい? と聞いた手も快く繋がったから。
きっと楽しい一日になる、そんな予感で胸は一杯。
「あわわわわわ!」
そんな声に二人が振り向けば、船から落ちかけている
不破 ふわり
がじたばた。
「た、大変……!」
大慌てで、あおいと綾花がふわりを支える。
「だ……大丈夫ですか?」
心配そうな声で綾花が尋ねれば、
「良くある事なのでぇ、ドンマイさんですよーぅ♪」
なんとものんきでふんわりとしたふわりの声が返ってくる。
そんな声に心配なんて吹っ飛んでしまうのであった。
(……はやくぅ、着かないかなぁ……)
ぽんやりと海を眺めるふわり。
ふら~り、ふらりもう少し旅は続くのである。
こんな船旅から、彼らの遠足は始まるのだった。
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担当ゲームマスター
羽月ゆきな
メシータ
癒雨
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
125人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年02月24日
参加申し込みの期限
2013年03月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年03月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
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