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今日はリフレクソロジー気分
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【三ッ川様、お席へどうぞ】
「三ッ川様、いらっしゃいませ」
いつものように
三ッ川 真衣
が『壺の森』のドアをくぐると、スタッフが笑顔をみせた。
「どーもー」
「本日はいかがなさいますか? 期間限定のプランがお勧めですよ」
「キャンペーンをやるって言っていたわよね。それでお願いするわ」
「かしこまりました。では、ご案内致します」
慣れた手順で申し込みを済ませると、真衣は奥のリクライニングチェアーに腰をおろした。
「今日はお仕事はお休みですか?」
スタッフに尋ねられ、「そうなのよ」とうなずく。
「近頃少し忙しかったのよね」
「では、本日はごゆっくりこちらでお休みになってください」
「そうさせてもらうわ。よろしく頼むわね」
用意されたフットバスに足を入れると、自然と気の抜けたような吐息が漏れた。
落ち着きのある店内は品があり、ぽかぽかと血行が良くなるにつれ、眠くなってしまう。
まばたきの回数が増えてきたころ、スタッフがアイマスクの有無とオイルの種類を尋ねてきた。
「アイマスクはいらないわ。オイルはそうね……、ローズでお願いするわ」
オイルはそのときの気分で選ぶ。
他の2つも良い香りだが、今日は華やかな気分にひたることのできるローズが良い。
足を拭ってもらい、スタッフがオイルを取り出すと、ふわっと香る上品な香りに顔がほころんだ。
「とても良い香りね。ローズを選んでよかったわ」
「足の裏から順にほぐしていきますね」
リラックスして横たわりながら、スタッフの施術をぼんやり眺めた。
真衣自身、他者と触れあう仕事をしているためだろうか。こうして他者の手が丁寧な仕草でマッサージを施す姿を見るのが好きだ。
「そこ、効いてる感じがするわ」
じわっと鈍く響く程度の痛みがあり、つぶやいた。
「反射がありますね。目がお疲れのようですよ。少し意識して、休ませてあげたほうが良さそうです」
「目が……? 気がつかなかったわ。でも、そうね」
仕事柄、細かい作業が続くから、知らないうちに疲労をためこんでいたのだろう。
「肩や腰は、凝ってるのが自分でもわかっていたのだけれどね」
「同じ姿勢が続くだけで、身体はこわばりますからね」
「そうなのよ。ああ、ほら、いつものところがやっぱり痛いわ」
「肩こりのツボですね。ほぐして、血行を良くしておきましょう」
そうして施す指圧の力加減は絶妙だ。
気持ちよさに目を細め、ずっとこうしていたいような心地よさを味わった。
「冷えもみられますね。内側から温めるように心がけてあげてください」
「あー……、そうなのよねー」
「お仕事の合間に軽くストレッチするだけでも、違いますよ」
「身体を温める食材っていうのもあったわよね」
「ネギや生姜、根菜が良いらしいですよ」
そんな会話を交わしながら、施術を終えた。
「そば茶はホットでお願いね」
内側から身体を温め、席を立つと、肩の重みがとれていた。
「身体が軽いわ。また来るわね」
「お待ちしております」
スタッフに見送られて、店を出る。
「あー、スッキリしたわ。少し眠いけど、そうね、必要なものもあるし……」
このまま家に戻って、リラックスし続けるというのも捨てがたいが、せっかくの休日だ。
軽くなった足取りで、真衣は買い物に向かった。
【羽入様、お席へどうぞ】
「リフレクソロジーかぁ」
「よろしかったらいかがですか? お得なキャンペーンも行っていますよ」
羽入 癒雨
が店の前を通りかかったとき、ドアの脇の観葉植物に水をやりに出ていたスタッフと目が合った。
はきはきと受け答えするなかにも若干の緊張が見られ、初々しさに胸がときめく。
「新人さん?」
「はいっ、そうです」
「うーん、そうね。受けてみようかしら」
ひたむきな態度がかわいらしくて、こういった子にサービスを受けるのも悪くないかと、そう思った。
「ありがとうございます。では、いらっしゃいませ。問診票にご記入ください」
問診票の、『立っている時間が長い』という項目に、チェックをつける。
午後のこの時間、癒雨は既に一仕事終えてきたところだ。
家事を済ませてからの、あいた時間に、普段なら酒を飲んで寝てしまうところなのだが。
(たまには誰かに奉仕されて過ごすのもいいわよね)
「それでは、お席へご案内します」
静かな室内に設置された、リクライニングチェアーでくつろぐ。
「フットバスをお持ちしますね」
細々と働く娘を満足げに眺めて、目を細めた。
若い娘が頑張っている姿を見ているだけで、癒される。
足をひたしたお湯の温もりで、血行とともに気分の上向きになってきた。
「アイマスクはご利用になりますか?」
「いらないわ」
そんなものをつけてしまったら、かわいい彼女の顔が見えない。
「マッサージオイルの香りをお選びいただけます。どちらになさいますか」
「んーっと、そうねぇ、イランイランがいいのだけど、あるかしら?」
「申し訳ございません……」
しゅんと眉を下げた表情も、愛らしい。
「いいのよ、気にしないで。ローズでいいわ」
そっと、彼女の手を握った。柔らかで触り心地の良い手をしている。
「ありがとうございます。ローズのオイルをご用意いたしますね」
せっかく可愛らしい子と過ごすのだから、官能的な香りに包まれたかったのだけれど、ローズだって悪くはない。
「では、マッサージを始めます。痛い箇所があったら、おっしゃってくださいね」
張り切る彼女の目を見つめ、うなずいた。
オイルで濡れた彼女の手が、肌を滑って、刺激を加える。
しっとりとしてぬめりを帯びた感触が心地よい。
ぐっと指が肌を押し上げ、癒雨は声を震わせた。
「っぁん……、そこ、気持ちいい……!」
「ここですか?」
新人だというわりに、彼女は施術が上手かった。
「ゆっくりリンパを流していきますね」
「はぁ……い、んっ、あ、あぁっん!」
「痛いですか……?」
「うぅん、すごくいいわ……」
安心した様子の彼女に身も心もほぐしてもらって、施術を終えた。
「そば茶のホットをお持ちしました」
その後、お茶を持って来てくれた彼女の腕をつかんで、ささやいた。
「……ねえ、このあとヒマ? お姉さんと遊びに行かない?」
目を丸くして、薄暗いなかでもわかるほど、彼女は顔を赤らめた。
「え……っと、すみません、仕事中なので、その……」
そんなふうに生真面目に受け答えする姿もかわいかった。
「いいのよ。またね」
軽く頬をなでて立ち上がる。
なかなか充実した時間が過ごせた。
店を出て、今頃部屋にこもって研究に打ち込んでいるだろう主人に思いをはせる。
「……帰ったら、お嬢にもマッサージしてあげようかな」
自然な触れあいは、きっと心を満たしてくれる。
癒雨のほどこすマッサージを、どんな顔をして受け止めてくれるのかと考えるだけで、笑顔になった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬野 とうこ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年12月06日
参加申し込みの期限
2014年12月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年12月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
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