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寝子島高校
ある日あるとき君に壁ドン☆
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放課後。
安本 マコト
は何をするでもなく高校内をうろうろしていた。今日は皆よく壁ドンをしている。し返している姿も見る。
(俺もガツンってした壁ドン出来るようになりたいなー)
マコトの脳内には、生徒会長である茂の壁ドンが思い出されていた。
(台詞もさー、マジチョーかっけーヤツ考えたいよねー)
そのとき、偶然沙穂先生の姿が、マコトの視界に入った。
生徒のことをよく理解してくれる良い先生だ。マコトはそんな沙穂先生が先生として好きだった。
「沙穂センセー」
沙穂先生を呼んで、なぜかマコトは、壁ドンしていた。沙穂先生を、である。
放課後という時間帯も相まって、マコトの背には夕日があった。そのため、マコトの顔は影になっている。
これはマコトの理想の壁ドンである。影になっていて、少しかっこよく見えたらいいなと思うのだ。
それはそうとして、無意識の行動だとはいえ、教師に壁ドンした事実は変わらない。
「沙穂せんせー、すみません!」
マコトは姿勢を元に戻し、素直に謝る。
「でも、いい練習になりました!」
「そういうところ、安本らしいわ」
沙穂先生は怒ってはいないようで、マコトの前から立ち去っていった。
それにしても、自分の意思に関係なく壁ドンが出来たということは、つまり。
「とうとう無意識のうちに壁ドンが出来るようになった。練習の成果が出た!」
ということだろう。色々な壁ドンを見たお陰もあるに違いない。マコトは素直に喜んで、ハッとあることを思いつく。
「次は『あーん』される練習しなきゃ!」
廊下でひとり、マコトは意気込んだ。
学校の廊下の姿見鏡の前で、
椿 美咲紀
は体育祭に向けて髪型を研究していた。体育祭は走る競技が多い。ポニーテールをなびかせて駆ける自分の姿を想像する。良さそうだ。髪型を変えたら、もう少し速く走れるように見えるかもしれない。
ふと、美咲紀はツインテールにしてみた。これは同級生の
七夜 あおい
がいつもしている髪型だ。
(このツインテールもなかなか可愛いのです)
可愛いツインテールで走る姿も良さそうだ。
ふと、美咲紀は、鏡に映る
八神 修
を見かけた。修は一緒にリレーに出場する予定の、射撃部長である。
「シュー君、どう?」
「そうだな……髪はまとめた方がスッキリしていいと思う」
「このツインテも?」
「……! だからといって、ツインテはちょっと……」
「どうして?」
「どうしてって……特に理由はない」
目を逸らす修の様子を楽しみつつ、美咲紀は体育祭を思う。
美咲紀は知っている。修は運動が得意ではないということを。
(とにかく、私が頑張らねばぁ!)
美咲紀は意気込んだ。その意気込みが作用したのかどうかは分からない。美咲紀の手は、 目の前の修に対して、俗に言う壁ドンをしてしまっていた。
「修君、リレー頑張ろうね」
さらにそれを利用して、あおいの物真似をしてみる。美咲紀とあおいは、身長や体格が似たような感じである。その上、現在の美咲紀の髪型は、あおいと同じツインテール。
美咲紀は冷静にそして少し楽しみながら、修の反応をうかがった。
「あおいのマネをするな」
修は焦りながら、美咲紀に言った。
「シュー君の頭の中は、常にあおいちゃんでいっぱいですかぁ」
焦る修を見て、美咲紀は含み笑いしている。
「ワルノリもダメだ」
「修君、リレーで私を捕まえてっ」
修は制止するが、効果は残念ながらない。
美咲紀は更にあおいの口調で、上目づかいに見上げてきた。修の動揺を誘おうとしているのだろう。
(俺があおいを好きって、どこからバレたんだ……こんなに隠してるのに)
情報の出所は定かではない。が、明らかに美咲紀は知っている。知っているからこそ、こちらの焦る様子を楽しんでいるわけで。
「反撃だ」
修は美咲紀のつむじ付近を、グリグリ攻撃した。
「いた、痛いよ!」
「ここはツボの1つで百会と言うんだ」
そのまま、第二撃とばかりに、修は美咲紀と体勢を入れ替えて壁ドンした。
「シュー君、今日はノリいいね……?」
「キノセイだ」
気のせいも何も、神魂のせいである。
辺りには誰もいない。2人きりのこの場所で、壁ドンをする修とされる美咲紀。
壁ドンの姿勢から、ごく自然な流れで修は美咲紀の身体を優しく腕で包み込む。そのまま片手は頬に触れて。
「俺がお前の運命だ。もう、逃がさないよ。美咲紀」
修は美咲紀の頬に添えた手を、顎の下に移動させる。そのまま顎を持ち上げ、口付けの角度へと……。
「さ、目を閉じて……」
美咲紀が目を閉じるよう、ムードと強気で押し流す。
修に言われるままに、美咲紀が目を閉じる。修は……。
美咲紀のツインテールを、2本とも鼻の前に持ってきて、ゴムで止めた。一見すると、ほっかむりのようだ。
「ぷっ……似合うぞ」
「え? シュー君、ひどいよ!」
「ははは、怒るな怒るな。捕まえてみな」
楽しげに笑いながら、修は美咲紀から離れて距離を取った。
そのとき、突然強い風の音がした。巻き起こる風と一緒に黄砂が入ってくる。
しばらく目を閉じてそれを耐え、修と美咲紀は竜巻が来た方向を見た。
そこに立っていたのは、
骨削 瓢
である。
美咲紀はちょうどいい相手を見つけたように目を輝かせた。
「身長は小さい方が壁ドンしても萌えが足りないのよ」
美咲紀が修に壁ドンしても萌えないといいたいらしい。
今この場で、美咲紀より身長が低い者は、瓢しかいない。
神魂の影響は、美咲紀の中にはまだ残っていたようだ。
美咲紀は瓢を壁ドンするつもりらしい。
「さっきのお返しよ」
瓢は嗤った。その様子に、美咲紀は動きを止める。
「壁の裏側に地下帝国から持ってきた火薬を仕掛けておいたよぃ。壁ドンをした瞬間、壁がドーンと爆発するかもしれないねぇ」
「……仕方のない奴だな」
修は瓢を見て、和みながら呟いた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
鳴葉ゆらゆ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年12月04日
参加申し込みの期限
2014年12月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年12月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
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