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■22:30 Nekoshima High School
「……やっぱり、あの子を止めておいた方が良かったかもしれないのだ」
真央は教壇の上に腰を下ろし、膝を抱えてぽつりと呟いた。
「大丈夫大丈夫、きっと生き残るさ☆」
真央の表情が翳っているのを見つけ、武道は平素と変わらぬ口調で声を掛ける。事態にそぐわないほど明るい口調ではあるが、いつも通りのそれに真央は安心したように肩の力を抜いた。
あの子、というのは天佑のことである。寝子高に避難した彼は居残り組と探索組に分ける際、自分はここから逃げると主張して教室を去っていった。
「まだ戻ってきませんが、大丈夫ですかねー。あの二人も、無事だといいんですがー」
梢は時計を見上げて呟く。あの二人、とは円とブリジットのことである。天佑とは別に、二人も脱出すると言って教室を後にしたのだった。
その言葉に、修も時計を見上げる。探索を行うにあたり、修が指定した制限時間は三十分。それまでに戻ってこなければ、バリケードを完全に封鎖する。残り十五分で戻ってくることが出来るのか――僅かな期待を胸に、修は出入り口に視線を向けた。
鈍い音がして、頭を割られたゾンビが廊下に伏せる。海斗は振り下ろしたスコップを握りなおし、周囲を見回した。辺りにゾンビの気配はない。足元に転がる、人間だったものを意図的に視界から外しながら後ろを見遣る。
天懸と露草、合流出来た二人の他に、この校舎内で生存者を見つけることは出来なかった。北校舎や体育館、部室棟は確かめていないので分からないが、そちらを見回るより先に三階の教室で合流をした方が良いだろうということで、焔と海斗、利平に天懸と露草を加えた五名は階段を上がっていた。
「神薙さん、俺の後ろにいて下さいよ。俺が守りますから」
「あなたが前を守るなら、あたしは後ろを注意してた方がいいかしらね」
早速とばかりに焔に声を掛ける天懸。しかし、焔の反応は至極冷静なものだった。
「早く戻った方がいいな。あいつらを心配させ……っ!?」
階段を上がりきり、廊下を曲がれば教室というところで、利平は気付く。廊下の角に人影が揺らめいていた。一歩先を行く露草を庇うように、利平は駆け出した。
予想通り、先にいたのはゾンビであった。飛び掛るようにしてゾンビを押さえつけようとするが、箍の外れた人間――元・人間の力に敵うはずもなく、利平とゾンビは揉みあうような体勢になる。利平の腕に、鋭い痛みが走った。
「握くん、しゃがんで!」
焔の声に反応するように利平が身を屈めた瞬間、頭上を何かが通過してゾンビが後ろによろめいた。腕を押さえていた手が外れたのをいいことに、利平は飛びのいた。見れば、消火器が転がっている。どうやら焔が投げつけたらしい。
「チッ……うぜーんだよ!」
天懸はすかさずその消火器を拾い、体勢を立て直そうとしているゾンビの頭めがけて振り下ろす。動きが止まったのを確認して、利平と露草に向き直った。
「大丈夫っスか?」
「私は大丈夫です。握さん、ありがとうございました」
「俺も……大丈夫、だ。深縹さんが無事でよかった」
利平は目を伏せて答える。鈍く痛む腕には血液が薄く滲んでいたが、悟られないように洋服の袖を伸ばし、傷を隠す。
(くっそ、噛まれたか? 引っ掻かれただけか?)
気付かれないよう、平静を装いながらも鼓動は速く、大丈夫だと自分を誤魔化して足を進めた。幸い、誰にも悟られていないようだった。
■22:30 Seaside Town
夜間のサーフィンを終えると、そこには惨状が広がっていた。
人であったものが人に歯を突き立て、命を終えたものが、仲間であった人の命を奪う――そんな光景が、七峰 亨の目に映る。
(――どういうことだ?)
少なくとも、サーフィンをしにやって来た時はこのような騒ぎなど無かったように思う。ならば、この騒ぎが起きたのはサーフィンをしている最中だろう。驚きのあまり片手に抱えたボードを落としそうになるが、腕の力が抜けたことに気付いて慌ててボードを持ち直す。
「とにかく、逃げるのが先だな……」
自分に言い聞かせるように呟き、ウェットスーツ姿のまま駆け出す。亨の存在に気付いたのか、数人のゾンビが亨の後を追って動き出した。
(学校に戻れば誰かいるかもしれねぇが、このありさまじゃとてもじゃないが無理だな。数が多すぎる……)
亨は後ろを振り返って短く舌打ちをした。相手の動きが遅いとはいえ、ボードを片手に持ったままでは機動力はどうしても劣る。ましてや、サーフィンを終えたばかり。体力も万全とは言い難い。ゾンビを振り切って学校へ向かうのは難しいだろうと判断し、目的地を海へ定める。
砂浜へ下り、真っ直ぐに海へと向かう。遠くに自分を追いかけてきたゾンビの姿が見える。距離はおよそ二百メートルといったところだろうか、追いつかれることはないだろうが、いつ
新手が来るかは分からない。
海に入り、岸からは多少離れたところで持っていたボードを浮かべる。そして、ボードの上にうつ伏せに身体を乗せて、両手で波をかき分けて進む。サーフィンでの、パドリングの要領だ。
予測通り、海の中まで追ってくることはなかった。大抵は、海に入ったところで泳げず沈んでいく。
(岸から離れるのはマズいな。あとは、体力が持つかどうか……どこかで船でも見つかりゃいいんだが)
月は、夜の海を行く亨を煌々と照らしていた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
青崎灰次
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
ホラー
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年11月06日
参加申し込みの期限
2014年11月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年11月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
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