this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
寝子島・オブ・ザ・デッド
<< もどる
1
…
16
17
18
19
20
つぎへ >>
■01:30 Old Town
急ブレーキと共にハンドルを切ると、鋭い音が辺りに響く。ねむるがペイントマーカー銃の引き金を引くと、ゾンビの視界を塞ぐことに成功した。
橋に近付くにつれ数の増えるゾンビの間を縫うようにして車を走らせる。車体に張り付くゾンビはねむるが竹刀や銃で引き剥がし、それでも剥がれないようなら壁ギリギリに車を走らせて引き剥がしにかかる。
「大橋まで、もう少し……日暮君は、大丈夫かい?」
「大丈夫。西野町さんも、気をつけて」
圭吾がいなくなったら、自分はあっという間にゾンビ達の餌食になってしまうだろう。窓の外から目を離さないまま頷いて、ねむるは銃を構えなおした。
圭吾の目に、一台の車が映る。向こうも気がついたのか、パッシングを行った。生存者だということを知らせたいのだろう。圭吾は、助手席に置いてある拡声器を手に取った。
「生存者……何か情報はあるかい? 返事は、クラクション一回でイエス、二回でノーで頼むよ」
こちらと同じく、向こうの車が拡声器を積んでいるとは限らない。圭吾の呼びかけに、記士郎はクラクションを二回鳴らした。
「すみません、メモとペンはありますか? もしあるようなら、今から私が言うことを大きく書いてもらいたいのですが……」
記士郎の申し出に露草が頷く。向こうの車に見えやすいよう、記士郎が口にしたことを記していく。
「こちらは四人、橋に向かう予定……日暮君、どうやら目的は一緒らしいよ」
記士郎がフロントガラスに掲げた紙を、どうにか圭吾は読み取ると拡声器に手をかける。
「こちらは二人、同じく橋に向かう予定だ。目的が同じなら、共に行動した方がいいと思うのだが、どうだろう?」
圭吾の問い掛けに、記士郎は振り返らず同乗している三人に問い掛ける。
「どうしますか? 皆さんにお任せします」
「ん……オラは賛成だっちゃ。向かう人は多い方がいいべな」
「私も賛成します」
「うん、それでいいんじゃないかな!」
同乗者の賛成も得られ、記士郎はクラクションを一度押した。
「じゃあ、着いて来てくれ」
圭吾は拡声器を置くと、アクセルを一気に踏み込んだ。それに続くように記士郎も加速する。
圭吾の運転についていくのは難しくはなかった。先を行く圭吾がゾンビを轢いていたり、通りやすいルートを選んで運転していたからだ。
海斗は橋が近付いてくると、スコップを持つ手に力を込めて真剣な表情を浮かべた。
■01:30 Nekoshima High School
「八神くん、新井くん、避難終わったわよ!」
利平の口から発せられる、唸り声ともつかない声と、修と天懸、二人の呼吸音だけ響く廊下に、
焔の声が響く。
「分かった、今戻る!」
「先行っていいっすよ。俺がここはなんとかするぜ!」
天懸は、修に先に戻るよう伝えると、教室から持ち出したモップを握りなおした。ゾンビを倒すのに十分な装備とは言えないが、数分しのぐだけならどうにでもなる。
修は頷くと教室に向けて駆け出した。利平から逃げているうちに、多少教室から遠ざかってしまった。修が駆け出したのを見て、天懸は利平に向き直る。せめて、動きくらいは止めなくてはならない。
「使いたくねーんだけど、仕方ねーか……」
モップを捨てると右耳から出た血液を拳に付着させ、利平に向かって駆け出す。狙いは足、利平は、向かってくる天懸に緩慢な動作で近寄る。奇しくも場所は階段前、利平が傷を負った場所。
血溜りに利平が足を踏み入れた瞬間、体勢を低くして突っ込んできた天懸の拳が利平の膝に触れる。天懸のろっこんが発動し、利平はその場に崩れ落ちた。片膝が、ガラスに変わっている。
「恨まねーでくれよ!」
膝から足へ、徐々にガラス化は広がっていく。利平は片足で何とか天懸を追いかけようともがく。血溜りの中、自由になる手足を動かす度、血液が跳ねて、水音が響く。ずるり、と腕だけで身体を動かすも、天懸に追いつくことは出来なかった。
天懸が教室に戻ると、そこには修だけが残っていた。
「俺が最後でいい。先に上ってくれ。……握はどうした?」
最後に問いかけを付け加える。天懸は言葉を濁しつつ、
「あー……動けねーようにしておいたっす。生きてはいる、って、ゾンビに言うもの変な話っすけど」
と答えた。その言葉を聞いて、修は頷いた。
修が天井裏まで上り、積んであった机を崩したのを確認すると、天懸はろっこんを解除した。修は持っていたLED懐中電灯をつけ、暗い天井裏を照らす。
「とりあえず、ここで朝まで待とう」
<< もどる
1
…
16
17
18
19
20
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
寝子島・オブ・ザ・デッド
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
青崎灰次
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
ホラー
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年11月06日
参加申し込みの期限
2014年11月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年11月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!