this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
寝子島少年探偵にゃん!
<< もどる
1
…
18
19
20
21
22
つぎへ >>
ざわついていた町役場が、勝治郎の叫びにしんと静まり返る。
(やっべ、これ、やっちまったか?)
見た目は高校生、中身は子供の勝治郎。
冷や汗がつぅーっと流れ落ちる。
「君、静かにしたまえ」
恰幅のよい男性が、勝治郎に注意を促す。
町役場の職員だろうか?
「あ、はい、すみません……」
学生帽をぎゅうっと、顔を隠すように引き下げ、勝治郎は2、3歩後ずさる。
とんっ。
誰かにぶつかった。
「あっ、すみません……って、サンマさん?!」
後ずさった勝治郎がぶつかった相手。
それは、サンマさんだった。
着ぐるみのサンマさんは、今日はよくわからない踊りを踊っていた。
勝治郎は駄目もとで聞いてみる。
「このあたりにさ? 靴をくわえた猫、みなかったか? 探してるんだ」
……サンマさん、踊りに夢中で気づかない。
(だよなー。……っと?)
苦笑気味の勝治郎の横を、デブ猫が通り過ぎた。
口には、靴をくわえたまま。
「おいこらまておまえっ!」
勝治郎の叫びをよそに、デブ猫はすたこらさっさと逃げていった。
「ちっくしょー、おれは必ず捕まえてやるんだぜっ!!!」
「あーれー……ここは、町役場だっけー……?」
何個目かのマンホールからの出現の果てに、要は町役場にたどり着いていた。
マンホールから顔を出す要に気づかずに、デブ猫と勝治郎が走り去ってゆく。
「んー……? いま猫が靴をくわえていたような? きのせいかなぁー……?」
ふにふにと、要はあたりを見渡す。
(あれは、大きなお魚さん?)
空を見上げて踊るサンマさんを見つけ、要はマンホールを這い上がる。
(このお魚はきっとあれね。どこかすごい川のすごい神様なの。だから、こんなに大きくて、二足歩行で、きっと、空も飛べちゃうんだ)
わくわくと、要はイメージするままに、町役場の地面にサンマさんを描いていく。
いつも持ち歩いているクレパスは、要の思いのまま、サンマさんが着流しを着て、悪者を退治するさまをやすやすと描いてゆく。
「あっ!」
いつのまにか、サンマさんが要の傍に来ていた。
(目があった、よね? むしろ、僕をみてるんだよ)
どきどきどき。
要は胸の高鳴りがとまらない。
ついでに妄想も止まらない。
(このまま僕を川の神様の弟子にしてくれる気かもしれないんだよ。そして二人で大空を川のように泳いで、そしてそして僕も着物を着るんだよ)
じーっ。
サンマさんと見つめあう要。
いつまでもいつまでも、ずっとみつめあう。
その横を、錆猫が靴をくわえて歩き去っていった。
<< もどる
1
…
18
19
20
21
22
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
寝子島少年探偵にゃん!
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
霜月零
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
推理・サスペンス
動物・自然
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年09月18日
参加申し込みの期限
2014年09月25日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年09月25日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!