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【身体測定】変身?普通?身体測定
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夢宮 瑠奈
が身体測定票を持って歩き出したとき、扉がちょっと開いた。
吹いてきた風のいたずらで、測定票は長瀬志保の頭上へひらひらと舞い上がる。
キャッチしようと、思い切りジャンプする瑠奈。
「よっ、やっ、にゃー!」
猫じゃらしに飛びつく猫みたいな動きだ。
はっしと掴んだ瑠奈は、勢い余って長瀬に支えられる感じで手に触ってしまった。
「だ、大丈夫……?」
「は、はいすみません……」
瑠奈は長瀬に謝り、測定に向かった。
「身長151cm……なんか減っています」
(体重もなんか減っています……)
「でも、お胸は変わってないみたいだねぇ……」ほわほわ。
(きっと逆方向に成長することもあるのね)
あっさり納得する。。
(さすがに今日まで暴れるひとはいない……よね? 男子とか、覗いてたりしない……よね?)
前回測量部に測られまいと逃げ回っていた瑠奈は、疑心暗鬼に陥ってキョロキョロしてしまって。
近くを見てなくて、鷲尾先生の胸にぶつかってしまった。
「ふあっ、すみま……く、苦しい、出れない……」
豊かな胸に顔が埋まり、バタバタ暴れる。
「鷲尾先生! ちょっと、離れてくださぃ~。鷲尾先生におイタをする方はダメですよォ~?」
添木 牡丹
が血相を変えて先生を瑠奈から引き離す。
「大丈夫?」
先生の問いに、
「ごめんなさい……」
自分の胸を見て、ちょっとヘコんだ瑠奈が謝る。
わざとではないということで、添木もどうにか納得した。
朝海 瑠歌
が小声で尋ねる。
「もしかして長瀬さん、もれいびですか……?」
「? もれいびって、何ですか……?」
長瀬はほんとうにわかっていないようだ。
「不思議な力で、周りの人の身長が伸びたりとか、胸が大きくなったりとかしてません?」
「……そんなこと、今までなかったわ」
「突然目覚めたんでしょうか……?」
◆乙女の一大事
西野町 かなえ
は張り切っていた。
「うちも高校生やし、きっと成長しとるんやろなー、楽しみや♪」
「かなえさん、伸びとるとええですね」
薄野 五月
が言う。
五月は身長、体重はあまり気にしていなかった。
前回、
自分が性転換した事実に気づかなかった
くらいである。
が、視力が少々心配だった。
(教室の一番後ろからやと裸眼で黒板が少し見づらいくらいなんですけれど……)
「わーい♪ 身長が2cm伸びとったー♪ でも、ほかはあんま変わらんなぁ……」
胸をペタペタさわってみながら、かなえが言う。
「鷲尾せんせー、おっぱいってどうしたら大きくなるん?」
「え……そうね、キャベツとか大豆とか言われているけど、バランス良く……」
「せんせー……うちん家、豆腐屋やから毎日豆腐たべとるんやけど?」
かなえが悲しそうな顔になる。
「え、えーと、それは……」
「うち……もうダメなん?」
「かなえさん、ダメなんてことはあらへんと思います……。成長期はきっとこれからです」
元気づける五月。その胸を見ながら、かなえは答える。
「そ、そやな……これからやな。頑張ろうな!」
五月の視力検査の順番がやってきた。
先生や保健委員に丁寧に「よろしくお願いします」と頭を下げる。
「右です」
「下やと思います……」
検査が終わり、五月は「ありがとうございました」と頭を下げて去る。
視力はまあまあで、一安心だったようだ。
最上 るるか
は、ちょっと悩んでいた。
(皆の前で体重計乗るのいやだよ~。う~最近お菓子買い食いばっかで太っちゃったし)
後ろに並んでいる
桃川 圭花
に念を押す。
「見ないでね? 絶対だよ? 嘘ついたらデコピンだよ?」
「み、見ないわよ」
圭花は興味ない、というように首を振るが。
「う~まだ信用できないなあ。そうだ。あっちむいてホイ!」
「?!」
ついつられて、それでも必死に逆のほうを向く圭花。
るるかはこの隙に体重計に飛び乗る。
(ふー、事なきを得たよ!)
「体重の増減は乙女の一大事だもん。特にほら、あたしってばモデルだし?
3サイズの秘密は厳重に死守しないとね!」
無事体重を隠せたるるかは鷲尾先生の胸に注目する。
「せんせー、何食べたらそんなに胸でかくなるのォ? エクササイズとかやってるの? 秘訣があったら教えてちょーだい」
「秘訣は特にないわ……でも」
「でも?」
かなえとるるかが身を乗り出す。
「バランス良い食事、適度な運動、睡眠、どれも大事だと思うわ。あとはきっと、時間が解決してくれるわ。みんな可能性の塊なのよ」
成長という解決も、諦めという解決もあるのかもしれないが。
「それに」
鷲尾先生は優しく続けた。
「大事なのは胸の大きさじゃないわ。その胸に、あなたのどんな思いが詰まっているかなのよ」
桃川 圭花
の身長は、173cmに伸びていた。
いよいよ次は体重。
硬い表情に緊張を隠し、拳を軋むほど強く握りしめ、体重計をじっと見つめている……
ふぅ―――と長い息を吐いた圭花は。
「よし。大丈夫よ。準備できたわ、先生。………あ、待って。やっぱり、眼鏡外すわ。…………えっと、ヘアゴムを外しても?」
と、体重計に乗るまでいろいろ往生際が悪かった。
計り終えて数字が出る。
(59kg?!)
「やった!背が伸び出してから減ったことなかったのに!」
よほど嬉しいのか、顔を赤くして喜んでいる。
「よかったな~」
かなえやるるか、鷲尾先生も微笑ましく見守っている。
「ヘアゴムと眼鏡、忘れないでね?」
慌てて受け取りつつ、体重計から離れる足取りも、食堂内の他の生徒に見せつけるかのように得意気だった。
(そういえば、トライアスロンの時は、私ずいぶん運動したわ。そうよ、特訓と言ったっていい)
結果は断トツのビリで最低だったけど……こうして一度落ち着いてみると思い出す。
「頑張って無駄じゃないこともあるってことかしら」
……そりゃ確かに、胸の方はまだいまいちだけど。
(背がまだ伸びてんだから、こっちもきっと成長するわ、うん)
◆コミュニケーションにトライする人たち
身体測定に来てみたら、衝立がいっぱいで死角が結構ある……
桜庭 円
の頭に、ある考えが浮かんだ。
(またあれに挑戦できるかも!)
そこへ、
「とっとと終わらせてしまおうか」
といいながら
伊賀 解理
が入ってきた。
(周りが騒がしいが気にせず測定を続けよう)
今更どの数字が変わろうと一喜一憂するような年でもなかろう、と思っている。
「それに、僕は成長しようがしまいが関係ない! 身長が低ければロリキャラとして確立されるし、小食だから体重の増減など起きないしね!」
「そうだね、僕もあまり成長には関心ないや」
円が同意した。
「そういえば君も似たような背格好だな。まあ、目はチョッピリよくなってほしいとは思っている」
と解理は言う。
最近眼鏡を外すと前以上に視界がぼやけて困るのだ。
(このままじゃいつの日か眼鏡取れただけで「あぁ、目が……目がぁぁぁ!」と情けなく叫びながら眼鏡を探すような事態になりかねない!)
「という事で目薬とか使って目に潤いを持たせてちょっとでも視力がよくなるよう細工しよう。ほら、こういう結果がいいと身体にも変化が出そうと思わないかい?」
「……さっき言った事と矛盾してない?」
円の突っ込みに、
「……知らんなぁ。あ、僕の番のようだ」
測定票を長瀬に渡した途端、解理ははじかれたように手を離した。
「ビリっときたぁ!」
(えっ、もしやあれが噂の変化?)
解理の様子に目を瞠った円は、戻るのを待ちかねて聞いてみた。
「僕もそうかと……思ったけど、静電気だった。紛らわしい」
視力は、目薬の甲斐なくいまいちであったようだ。
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担当ゲームマスター
天村花海
シナリオタイプ(らっポ)
イエローシナリオ(50)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
神話・伝説
定員
1000人
参加キャラクター数
69人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年02月02日
参加申し込みの期限
2013年02月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年02月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
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