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●
のどかな昼下がり。
桜川の河川敷で、瞬平は魚を焼く準備をしていた。
野外用の炭火コンロと簡易テーブル、そしてまな板。
旧市街で購入したばかりの新鮮な鯖を、瞬平は手馴れた手つきで捌く。
もちろん万能包丁は使わず、刺身包丁だ。
細く、長い刀身を鯖の身に合わせてスッと引くと、見事な切れ味。
曇り一つない刃は、彼が毎日のように研ぎ、手入れをしている証拠だろう。
「……よし、そろそろ炭火に白い灰がつき始めたな」
簡易テーブルの横で、予め火をつけておいたコンロの備長炭が、白くなり始めている。
割れ目の隙間からは、赤い炎がじんわりと灯っているのが見えた。
焼き頃だろう。
瞬平は網の上に、たった今下ろしたばかりの鯖の切り身を均等に並べる。
強い火力は家庭用のガスコンロとは比べ物にならない。
煙が多く出るのが難点だが、そこはこんな風に野外に出れば済む話。
川沿いなら火事の心配もない。
均等に炭を並べるのはプロの技。
バラバラに置くよりも、きちんとびっしりと敷き詰めたほうが火力が安定するのだ。
そして、瞬平は腰に挿した団扇を手に取り、コンロを扇ぐ。
瞬平が扇ぐたび、白い灰が舞い、大量の煙と、そして炎が揺らめく。
(たまらない。これだから料理はやめられないな)
体中に汗をびっしょりとかきながら、瞬平は額の汗を拭う。
楽しくて仕方がないのだ。
鯖から漂いだす香ばしさに、サングラスの奥の薄紅色の瞳を細めた。
香りは、瞬平が扇ぐ度に辺りに漂い、強さを増して。
「よし……この鯖はイイ感じに焼けたな……やはり炭火はガスとは違う」
最高の焼き加減に、瞬平はうんうんと満足げに頷く。
その時だ。
何処からか、猫の声が聞こえたのは。
「良い天気です……」
小鳥のさえずりに頬を綻ばせながら、
御巫 時子
は木漏れ日に目を細める。
彼女は、公園のベンチに腰掛けていた。
周囲には、沢山の小鳥と野良猫達。
この公園では、心優しい人たちがエサをあげている為か、それとも寝子島の猫の気風なのか。
野良猫達は小鳥を襲うこともなく、いたる所でのんびりとお昼寝していることが殆どだった。
てくてくてく。
公園に、時子の見慣れない猫が入ってくる。
日当たりの良い場所を求めているのだろうか?
黒い猫は、暖かそうな陽だまりに立ち止まり、ふわぁっと欠伸をした。
その足は、靴下を履いたように白くなっている。
とても可愛らしい姿に、時子は手招きしてみる。
「一緒にお昼寝しましょう……」
時子が優しく微笑むと、黒猫は素直にその膝に乗ってくる。
ゴロゴロと嬉しそうに喉を鳴らして、眠る黒猫。
「ふふっ……」
時子も、陽だまりの中ですっうっと眠気に身をゆだねた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
霜月零
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
コメディ
動物・自然
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年01月25日
参加申し込みの期限
2013年02月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年02月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
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