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【ネコミケ】行かねば。フツウに大変なネコミケ@1日目!
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◆
開場前、サークル出展ブース。
サークル参加者達が、設営に精を出している。
冴木 竜司
も、その一人。
サークル「初夢工房」の設営を行っていた。
テーブルクロスを敷き、卓上イーゼルやディスプレイスタンドを設置。
サークルカットを拡大したものを目立つ位置に配置して――
「よし! できた!」
思えば新刊10冊分のベタとか、パンツやブラジャー作りとかおっぱいマウスパッドとか、そしてこの会場設営担当丸投げとか。
(……へへっ、俺ってただの男手要員★)
額ににじみ始めた汗を拭う。途中、男手というかただの変態なものが大量に紛れてたのは、きっと何かの気のせいだ。
まあ、それはそれとして。
これからたくさんの人に自分の作品を発表できるんだと思えば、このくらいどうってことはない。
設営の具合を眺め、
鷹峰 凪
は満足気に頷いた。
設営については竜司に全部任せたけど、これは中々いい感じだ。
自分の作品の販売に熱意を燃やす竜司の背中に、凪は声をかけた。
「お疲れ様、竜司君」
竜司が振り返る。
「いやあこれくら」
「もう帰っていいわよ?」
さくっと言い放つ。
「えっ?」
竜司の顔に浮かぶのは、半笑いとでも言うべき表情。
「も、もう帰っていいって……俺の作品たちは?」
ダンボールに入った自身の作品――『スルメイカとピュアピュア!』と『まりあSOS!?』を指さす。
しかし凪は冷ややかに、そして無慈悲に言葉を返す。
「……なんで、変態と一緒に売らなきゃいけないのかしら? このド変態野郎」
かたや触手本だし、かたやちょっとHな悪戯される本だし。変態なのは否定のしようもないのは、まあ確か。
「あと、竜司君の本の告知してないし」
「凪さん! それはねーよ! というか、多分告知し忘れただけでしょ!」
二人のやりとりに、流石にあんまりだと思ったのか。
「えっと……竜司? 一緒に頑張ろうぜ!」
吉祥寺 黒子
が、竜司に一応は励ましらしい言葉をかける。
「く、黒子さん……!」
しかしそのせいで、
「――いつぞやの決着をつけてあげる! 99戦48勝48敗4引き分け……ここで見せてあげる♪ 私の本気って奴をね!」
「あ、悪いシロ。今何て?」
冴木 白虎
の挑戦の言葉を聞き逃すことになった。
「……ちゃんと聞いてなさいよ! せっかく久々なんだから!」
ずっこける白虎。
そんな姉の様子に吹き出した竜司に、ギロリと視線を向ける。
「あん? なんでここに居るんだよ、愚弟? ぶち殺されたくなかったらさっさとどっかに行けよ!」
理不尽に次ぐ理不尽。しばしぷるぷると震えていた竜司だったが、やがて――
「どいひー!? 黒子さん以外、行き遅れればいいんだー!」
捨て台詞を吐いてブースを飛び出していった。
「あ、竜司――い、行っちまった……」
サークルブースの人混みの中に消えていく竜司の背中を、黒子は「いいのかなー」という顔で見送った。
白虎と凪の方を見てみるが、欠片も心配した様子がない。
まあ、彼も小さな子供じゃあないし大丈夫だろう……多分。
「……しかし、三年前に参加した時は島の離れも離れだったのにな」
それがいつのまにか、壁サークルである。
「すげえじゃん、凪」
「凪の本はクオリティ高いもの」
と、白虎。彼女は今回、凪の本目当てにつられてきたクチだ。
すると凪は、柔らかく微笑む。
「買ってくれるお客様のおかげよ」
買ってくれる、そして読んでくれる人達あってのものなのだ。
「……そっか。……ところで、さあ」
「どうしたのクロ?」
「なんで俺がボーカロボの衣装着てんだよ!」
しかも今まで気付いてなかったが、この衣装は黒子が自分で縫っていたヤツだ。
「いいじゃないの、似合ってるんだから」
言いつつ、凪はしれっと黒子のコスプレ姿を写真に収める。
「撮ってんじゃねーよ凪!」
そんな黒子の様子が可笑しくてたまらないとばかりに、白虎が笑い出す。
「ぷっくく……そうそう、似合ってるわよクロ! ああ、可愛い可愛い……くっ、ふふっ」
かくいう白虎も、コスプレ姿なのだが。
「うるせー! つーかシロはそれ何の衣装なんだよ」
「私? 私はクローム大佐の衣装よ、どう? かっこいいでしょ」
ふふん、とすとーんと効果音がしそうな程に無い胸を張る白虎。実際、中々サマになっている。
「これでまた、私にイケメンに可愛い子が群がるわね」
……まあ、この衣装を選んだ理由は、自分のあまりの胸のなさに涙したからなのだが。
◆
(お客さん、来るかなあ)
内心割りとビクビクしながら、
桜庭 円
はブースに試遊用のボードを広げた。
円が今日持ち込んだのは、神魂効果で閃いた"美しいシステム"――後から見返すとさっぱりだったのだが――を用いたボードゲーム。
名づけて『ドリームキャット!』。
「猫と人間が一緒に遊べるボードゲーム」という珍しいにも程があるジャンルだったからなのか、見事販売スペースをゲットした……まではよかったのだが。
量産するだけして、一切の広報活動をしていなかったことに気付いたのが昨日のこと。
不安に駆られて、
「お客さん来てくれるかなー。全然うれないって事ないかなー!? どう思うにゃーくん?」
と、にゃーくんにしつこく話しかけまくっていたら。
出て行かれてしまった。
結局、今に至るまでにゃーくんは戻ってきていない。
予定では、にゃーくんと一緒に遊んでみせるつもりだったんだけど……。
(うーん、うざすぎたかなあ……)
小さなため息がこぼれた。
戻ってきてくれるだろうか、にゃーくん。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
風雅宿
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
1000人
参加キャラクター数
63人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年07月26日
参加申し込みの期限
2014年08月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年08月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
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