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【駄菓子と紳士の関係性】
旧市街に軒を構える、駄菓子屋の老舗『きらく屋』。その看板娘が、
折口 ゆづき
です。
祖母の経営するお店で、いつもは制服の上にエプロンを身につけお手伝いに、訪れる子供たちのお相手にと、ゆづきは大忙し。時に彼らの溢れる笑顔の源となり、時に沈み込んだ子供たちの話を親身に聞いてやっては、その拠り所となり。
そんなゆづきが、おなじみのエプロンを脱ぎ捨て、可憐な水着姿へと転身!
「カキ氷はいかがですか? 駄菓子店『きらく屋』の、特製カキ氷。いかがですかー?」
浜辺の屋台で売り出す祖母の特製カキ氷は、この暑さも手伝って、行き交う人々にすこぶる好評でありました。
と、そんなところへ。
「コンテストに……私が出場、するんですか?」
やってきた実行委員が、ゆづきに出場を要請したのです。
これには、駄菓子屋の常連客たちこと子供たちも、大喜び。こぞって応援に行くのだと息巻いていますし、祖母はちょっぴり、大事な孫娘のことを心配しながらも……頑張っておいで。と、笑顔で送り出してくれました。
「……分かりました。少し恥ずかしいですけれど……指名されたからには、旧市街の皆さんを代表するつもりで、頑張りますねっ」
●エントリーNo.20
折口 ゆづき
「続きましてはー、エントリーナンバー20番のこの方! 張り切ってどーぞっ!」
ステージへと上がったゆづきは、静かな足取りで歩を進めます。
「これはーっ、この清楚な佇まいは! 正統派・美少女っ! 目にも優しい爽やかなライトグリーンのワンピース、胸元の優美な白い花飾り! 綺麗なストレートロングの黒髪は、いわゆる姫カットってやつよねーこれ、まさに! 浜辺へお忍びで遊びにやってきた、ビーチのお姫様! ってなカンジかしらん、アクセサリーのチョイスや、フットネイルのオシャレも見逃せないっ」
(あ、あらためてそんな風に言われると、恥ずかしいですね……)
手放しで褒めてくれる司会者に照れながらも、ゆっくり、しずしずと。その優しげな面持ち、纏う柔らかい空気に、会場は和やかムードです。
中央へ到達すると、ゆづきはくるりと一回転。慣れない状況に少しばかりよろめきながらも、ぺこりと一礼してから口を開き、
「えっと……初めましての方も、お馴染みさんの方も、こんにちは」
こんにちはーっ、と声の上がったほうを見れば、そこには子供たちの楽しそうな笑顔が、まぶしく輝いています。
ゆづきは微笑みを返してから、
「旧市街のほうで、『きらく屋』という駄菓子店のお手伝いをしています、寝子高1年生の、
折口 ゆづき
です。よろしくお願いしますね」
にこやかに手を振りつつ見回すと、あちこちに見知った顔。どうやら旧市街の顔なじみたちも、応援に駆けつけてくれたようです。
見学していた
森 蓮
が、
「私は、女性がみだりに肌を見せるのはどうかと思いますので。このくらいのほうが、好ましいと感じますね」
なんてことを言えば、彼の周囲に陣取っているおじさん連中が、そうだよその通り、兄ちゃん分かってるじゃねーか! と、大いに同意してくれるのでした。
ゆづきのパフォーマンスは、お店の売り物を使った、子供たちにはいつも大好評の、この特技。
「今日はこの風船を使って、どうぶつさんを作ってみたいと思います」
いわゆる、バルーンアートというやつです。細長い風船をぷくーっと膨らませて、きゅきゅっ、きゅきゅきゅきゅ!
折り曲げたり捻ったり、いくつもの風船をねじって組み合わせたり。その手並みは、これがなかなか、お見事! でありまして。
やがて出来上がったそれを、ゆづきは両手に抱え、会場へと見せました。
「はいっ、可愛いどうぶつさんができましたー」
おおおお……? 慣れた手さばき、明らかに出来の良い代物……ではあったのですが。観客たちは、ちょっと、んん? と首を捻ります。
「えーっと、ゆづきちゃん、ごめんね? お姉さんちょっと分かんなくって……それって、何の動物なの?」
人々を代弁するハルさんの問いに、ゆづきは眉を寄せ、困り顔。
「あの、それが……私にも、分からないんです。思ったとおりに作れたわけでは無いので……」
なんて、控えめに答えましたら……途端、あたりには、どっと明るい笑い声が巻き起こりました。
風船は何だか良く分からない、どうぶつ? になってしまったものの。そんなところもまた、彼女の愛嬌だと受け止められたようです。
(……良かったです。皆が笑ってくれて)
人々に笑顔をあげることができて、ゆづきはほっと一安心。胸を撫で下ろしました。
ゆづきが伝えたい『アツい主張』と言えば、もうこれしかありません。
「今日はビーチで、祖母と一緒に、カキ氷の屋台を出しているんです。小さいお友達も、大きいお友達も。皆さん、食べに来て下さると嬉しいです。どうもありがとうございました」
ぺこり、最後にもう一度、深々と一礼。大きな拍手に微笑んでから、ゆづきは退場しました。
この後の『きらく屋』は、きっとこの夏一番の売り上げを記録することでしょう。だって浜辺の屋台へと足を運べば、優しい笑顔の看板娘さんが、にっこり。みんなを出迎えてくれるのですから!
「やあ、素敵なレディがここにも!」
きらきらきら。控え室へ戻ってきたゆづきを出迎える、一人の紳士。
いつものごとくに、見かけたレディには声をかけるが紳士の義務! を標榜する、そう。
八十八旗 信彦
くんです。
「ここで君のような素晴らしい女性に出会えたことを、運命の女神に感謝しつつ。俺とそこの出店で、お茶でもしなーいっ?」
「え、あの、私……」
紳士と言いつつ、チャラ彦呼ばわりされることも多い信彦くんです。いささか気の弱いゆづきは、その押しの強さに、たじたじ。
「あ、それともお腹減ってる感じ? 美味いお好み焼き屋があってねー、今ちょうどそこで屋台を出してるんだけど、これが絶品なんだよね、良かったら一緒に……」
八十八旗さーん? と、信彦を呼ぶ司会者の声が。
「おっと残念、時間切れかー。ごめんよ、もう行かないと。君との一時は、またの機会に……」
圧倒されながらも、優しいゆづきは、駆けていく信彦の背中へ控えめに声をかけました。
「あの。そちらも、頑張ってくださいね?」
「ありがとう! 行ってくるよ、君のためにっ!」
ちゃっ、と二本指を立てて笑う信彦。ゆづきに見送られながら、いざステージへ!
●エントリーNo.21
八十八旗 信彦
「
八十八旗 信彦
さーん? あっれ、いないのかしら……ああ来たみたい、良かった! エントリーナンバー21ばーんっ! どうぞっ!」
「やあ、会場のレディたち♪ それに、司会者のオネーサンも。会えて光栄だよー」
にこやかな笑みをたたえながらの登場、信彦くん。ひらひらと女性たちへ手を振りながら、中央へ。
ブレない彼は、やっぱり壇上においても変わらず。早速いつもの調子で、例のやつを始めます。
「綺麗なオネーサン、その底抜けに明るい笑顔が、眩しいね! これ終わったら、俺と一緒にカキ氷でも食べにいかなーい?」
「あら嬉し、ハルさんと呼んで♪ お姉さんイケメンくんには弱いから、思わずノッちゃいそう……ってーのは良いとして、あのー八十八旗さん?」
司会業もほっぽってデレそうになりつつも、ハルさん、信彦の服装をついっと指差します。
「いちおーこれ、水着コンテストなのよね?」
確かに彼は、学校でも見慣れた格好。コンテストの壇上にありながら、いつもの制服を着ておりました。
ただこれ、彼には予定通り。この後のパフォーマンスのための、必要な準備に過ぎないのです。
「ふっ……レディたち、とくと見ていてくれたまえ。これが俺のパフォーマンス!」
ぐ、とシャツの襟元に手をかける信彦……と、その瞬間!
「
トリエンナーレの覇者
、神速脱ぎのブドーにも負けない脱ぎっぷりを、見せてくれようッ!」
ずばばばッ!
「いやーん、うっそーーー!?」
きゃーっ、なんて黄色い声が響きつつ、信彦の一瞬の早脱ぎ!
後に、神速脱ぎのブドー、光速脱ぎのノブと並び称えられることに……なったかどうかはさておき、信彦のパフォーマンスには、主に会場の女性たち、大興奮の大喝采! 大変にウケが良いようでありました。
という、信彦の主張なのですが。
「俺の主張はもちろん、この会場で、俺を応援してくれてる全てのレディたちへ…………? おおっ!?」
唐突にそんな声を上げた彼、遠目に何かを見つけたようなのですが。
「あれは……あそこを行くは、
あの時
のミステリアスなレディッ!! 今度こそ、紳士の名に懸けて、声をかけてみせるよ!」
知っている顔でも見かけたのでしょうか。すたたたたっ、とステージを駆け出した信彦!
「信彦、いっきまーーーす!!」
躊躇無く、観客席めがけてダイブッ!
人並みに紛れた彼、そのまま、フェードアウト。
「え、あれ。あのー、八十八旗さん? 信彦くん……?」
ぽかんとする人々を置き去りに、どこかへ行ってしまいました。
「さ、さーって! ここで再び、ゲスト審査員さんにお話を伺ってみたいと思いますー。ええとね、何とか言うテレビ番組の司会者さん……なんだって、あははーごめんね、お姉さん不勉強で良く知らないんだけど、この方でーす!」
「(にちゃり)……んふふっ。水着コンテスト、とっても楽しい雰囲気ですね。わたくしもついつい、ふらりとやってきてしまいました。
折口 ゆづき
さん。風船でお作りになったのは、きっとチュパカブラではないでしょうか? 可愛らしく、お優しそうな方でしたけれど、んふふ。ぜひ、わたくしの番組に出演していただきたいところですね。どんなお顔を見せていただけるのでしょう……?
八十八旗 信彦
さんは、いつも賑やかで楽しい方ですね。わたくしには、いつお声をかけていただけるのかしらって、楽しみにしているんですよ? パフォーマンスもお見事でした。一瞬の早脱ぎでしたけれど、あの情熱的な、赤。わたくし、ばっちり見てしまいました。んふふふ!」
「なるほどーありがとうございました、胡乱路さ……あれ? い、いない? もう行っちゃった? 何だか置いてけぼりを喰らってばかりで、お姉さん寂しいです……でも大丈夫、このギラギラした太陽が、心をあたためてくれるから! めげずに、次! いってみましょーっ!」
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シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
1000人
参加キャラクター数
92人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年08月16日
参加申し込みの期限
2014年08月23日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年08月23日 11時00分
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